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 先日紹介した自宅での練習用機材に一つ小物を加えました。それは下のROWIN(ローウィン)のBASS EQという製品で5バンドのグラフィック・イコライザーです。

IMG_8786.jpg 自宅での練習時、ベースをPAミキサーに繋いでモニターする事があるのですが、その際はPAミキサー付属の3バンドEQでは音質の調整代に物足りなさを感じた為です。このROWIN/BASS EQの私のセッティングは最低域の62.5Hzを少し下げて、次の125Hzを少し上げています。この2つのバンドのコントロールだけなので、バンドのBASS EQで必要十分です。3,000円を切る製品価格も魅力的です(笑)。


IMG_8778.jpg ただし、エフェクターボードに組み込みして使っていると、気になる点がありました。EQコントロールの際にBASS EQの切替えスイッチやアルミケースに指が触れるとジーというノイズがアンプから聞こえたのです。


 テスターで調べてみると、予想通りにBASS EQのケースはアースに落ちていなかったです。内部回路をチェックすると元々がこの仕様のようで、いくら安価なEQでもこれは問題ありと感じたのですが、クレームをつけてもメーカーからは「これは手ではなくて、靴で踏んで切替えるエフェクターなので問題無し」との返事がきそうなので(汗)、自分で対応してみました。

IMG_8797a.jpg 導電塗料を塗布しての対応も考えられたのですが、もっと確実な方法をとりました。内部基板のアース部にリード線を半田付けして、その端をリング状にして、ケースの止めネジに通して、ネジを締め込みました。これでケース全体がアースに落ちたのでタッチノイズレスになっていて、外来ノイズを防ぐ電磁シールド効果も得られます。


 問題はこれだけで、小型・軽量の躯体、5つの周波数帯域の適切な割振りやスライド抵抗での操作性の良さ、エフェクター・オン時のインジケーター兼用の出力レベル調整ツマミの視認性の良さ等々、値段以上のパフォーマンスを持つ製品と感じました。

 細かく述べると、スライド抵抗はブースト・カット側にそれぞれ3本のラインがあるのですが、±0を中心に2番目のラインまでは変化が少な目で、細かなEQコントロールとなります。2~3番目のラインで急激な変化となるのですが私は極端なEQセッティングをしないので、この仕様が使い易く感じます。

 そして出力レベル調整がスライドバーではなくて回転ツマミなのも良いです。EQオン時に緑に光るツマミを回してのレベル調整は、ライブの暗いステージで使う際には素早い操作へのアドバンテージになると思います。



 2018年の私のblogはこの小ネタで終了します。今年もご覧いただき、ありがとうございました。来年も今回のような小ネタしか無いと思いますが、お付き合いをお願いいたします。
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IMG_8859.jpg 世間はクリスマス・ムードなのですが、私のところにも国際宅急便でクリスマスプレゼントが届きました。


IMG_8860.jpg その中身はこちらです。以前、68Thunderbird non-reversのオリジナル・ノブを探しているという記事をアップしていたのですが、遂に入手したのです。


 これは1960年代後期から1970年代にかけてGibsonで採用されていたノブで、日本国内ではソンブレロ(メキシコの麦わら帽子)ノブと呼ばれる事が多いのですが、国外ではWitch Hat(ウイッチハット=魔女帽子) Knobとの呼称となっています。

 そのWitch Hat Knobには黒樹脂の成型で、彫り込み数字とトッププレートがシルバーとゴールドの2種類の仕様があるのですが、私のイメージではあるもののゴールド仕様がこの68TBノンリバには似合うとの思いで長年探していたのでした。

 しかしシルバー仕様はe-Bayで幾つか出品されているのですが、ゴールド仕様の出品は少なくて、あったとしてもやはりビンテージ・パーツなので高額です。知る限りで国内では北九州市のショップがこのゴールドを2セット在庫しているのですが、これはe-Bayよりも更に高額だったので全く手が出なかったのです。

 そんな最中、いつものようにネット・パトロール中にe-Bayでこのゴールド仕様が出品されているのを見掛けました。それはアメリカではなくてイギリスからでした。その商品説明によると、スペア―パーツとして長年ストックされていたもののようで、状態の良さは商品画像からも窺い知る事ができました。

 状態が良く、しかもここが一番のポイントですが入札開始価格がアメリカでの出品相場の半額だったので入札に臨み、他に入札があったものの大きく金額がアップする事無く落札できて、この度国際宅急便で自宅に届いたという次第です。

 話が前後しますが、入札前には下記の如くこのノブが間違いなくGibsonのビンテージノブである事を確認しています。

 下の画像の左はこの度入手したビンテージノブ、右は現行のリプレースメント・ノブなのですが、右の現行ノブは、文字フォントが丸くて膨らみがあり、裏面に文字の彫り込みがある等の違いがあります。

IMG_8869.jpg         IMG_8863.jpg




 考えてみると、このノブは60年代後期にアメリカで生産された後にイギリスに渡り、生産から50年を経て日本に届いたという事になります。うーん、こんな小さなノブなのですが世界を巡って今ここにあるとなると感慨深いですね。

IMG_8864.jpg と、ひとしきり感慨に浸った後、68TBノンリバにこれまで取り付けていた国産のシルバー仕様のノブを取り外して・・・、


IMG_8865.jpg 入手したゴールド仕様のWitch Hat Knobを取り付けました。ノブとポットは共にインチ規格なので問題無くジャストフィットしました。やはりイメージしていた通り、彫り文字とトップがゴールドなのでゴージャス感があり、ノブの存在感がグッとアップしています。


 下画像の左側に置いた64TB reversはゴールドのリフレクター・ノブなのですが、見栄えは同等で見劣りしません。今回入手したノブはe-Bayでの商品説明通りのデッドストックもので綺麗過ぎるので、そのように見える感は否めませんが、これは今後使っていく間に落ち着いてくる事でしょう。

IMG_8884.jpg

 
 そして本当に長年求め続けてきたものだったので、大満足のクリスマスプレゼントとなりました。サンタさん、ありがとうございます(笑)。

 今年は、同様に長年探していた66JB用のホワイト・ピックガードも入手できているので、来年からはe-Bayでのネット・パトロールの頻度が減りそうです。
 68Thunderbird non-reverseをメンテナンスしました。チューニングの際に1弦のペグポストが貫通するペグブッシュに浮きがあるのを見つけたのです。その浮きには1mm厚の金属スケールも入ってしまいます。

IMG_7773.jpg         IMG_7774.jpg


 この68TBはヘッド落ち対策で重いオリジナルペグをGotohの軽量ペグGBR640に交換しているのですが、このGotohのペグは取付けベースプレートとポストの接合に遊びがあり、弦のテンションが掛かるとポストがナット方向に傾き、それにつられてペグブッシュに浮きが発生するケースが多いです。

IMG_7775_20181206104257324.jpg 演奏性を優先する為に元のペグには戻せないので、ペグブッシュを接着剤にて再固定しておきました。今後も様子を見ながら使っていきます。




IMG_7785a.jpg そして、モディファイも行いました。モディファイと言えば大げさになるのですが、これまでは右手親指の固定の為にアクリルクリアー板を両ピックアップ間の4弦側に貼り付けていたのですが、昨今ハイエンドベース等で見受けられるピックアップ間のフィンガーランプにしてみたのです。


IMG_7819a.jpg クリアー板なので見た目には目立たずに、これはイケるかな?と思ったのは数秒でした。私は指でもピックでも弦に深く引掛けてガッツリと弾くタイプなのですが、ランプがあると指掛かりが浅くなり全然弾けなかったです。ピックでもランプに当たるコツコツ音が気になってダメでした(泣)。


IMG_7843a.jpg 直ぐに取り外して、元のサムレストに戻しました。これで十分です。
 あまり弾く機会のないGibson 65EB-3をたまにはという事で、ケースから取り出して弾いてみました。

IMG_8773.jpg


 タイプの異なる2つのハムバッキング・ピックアップと複雑な回路の組み合わせで、良く言えば“ワン&オンリー”、悪く言うと“汎用性の無い”出音のベースです。ネット上にあるEB-3の回路図を参考にして、ロータリースイッチの各ポジション時の配線を描きました。実線に信号が流れていて、破線はオフになっています。

img-Y24081956-0001a.jpg


 分かり辛いので、破線を消去して活きている回路だけにしてみました。少し回路が読み取り易くなっていて、ポジション①はコンデンサーでハイカットされたフロントPU、ポジション②はリアPU、ポジション③は抵抗とコンデンサーとコイルで構成されるバンドパスフィルターによりローとハイがカットされたフロントPU+リアPU、ポジション④はバンドパスフィルター経由のフロントPUとなります。

img-Y24081956-0002a.jpg


 という事はどのポジションでもフロントPUの素の音は出なくて、ポジション①では音程が分からない程のモーモーとした音、ポジション③と④はフロントPUからの信号とは思えない程にペキンペキンに硬くてかつ音量はグッと下がります。現状(デフォルト)ではこのような出音なので、フロントPUに繋がるコイル、コンデンサー、抵抗を直ぐにでも取り外したい欲望にかられるのですが、このEB-3はフルオリジナルなので手を加えられないです(汗)。

 実はこの回路図を描いたのは、ポジション③~④の間に現れるローとハイが混ざったナイスで使える出音の際の回路を解析する為だったのですが、これは電気的というよりもロータリースイッチの機械的で微妙な接触具合によるものだったので、解析不能でした(汗)。ストラトギターのハーフトーンのようなシンプルなものではなかったのです。
 


 そんなEB-3をアンプに繋いで演奏していると、特にE弦を強く弾いてボディーが振動した際にアンプからチリチリというノイズが聞こえてきました。どうもフロント・ピックアップからのようで、そのメタルカバーに指が触れてもチリチリ音がしました。

IMG_8472.jpg フロント・ピックアップのメタルカバーがアースに完全に落ちていない気がしたので、テスターで弦(ブリッジを介してアースに落ちている)との直流抵抗値を測定すると「0.L(導通無し)」の表示でしたので、やはりアース落ちしていないのが分かりました。


IMG_8473.jpg カバーを取り外してフロント・ピックアップのシャーシと弦との抵抗値は「0Ω」で導通があるので、この結果、ピックアップのシャーシとメタルカバーが触れるか触れないかの状態で、メタルカバーがアースにキッチリと落ちていなくて、逆にノイズを拾うアンテナになっているのが分かりました。


IMG_8494.jpg これはフロント・ピックアップの下に敷いたウレタンスポンジがへたって、ピックアップをメタルカバーに押しつける力が減少したのが原因なので、より厚いウレタンスポンジと交換しました。


IMG_8499.jpg この対策後はメタルカバーがアースに落ちていてノイズは消えていました。恒久的な対策としてはメタルカバーのネジをアースに落とした銅板に捻じ込むなどの方法があるのですが、前述の理由でこのEB-3には新たな加工はせずに、又ウレタンスポンジがへたったら再度交換で対応します。そうそう、数年前に私の手元にきた後に一回交換しているのを思い出しました。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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