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 先日のメンテで完調となったはずのAmpeg V4BHですが、使っているとある日突然にバリバリという異音がスピーカーキャビから聞こえてきました。「未だ治っていないのかよ~」と困惑しながらも原因を追求するためにワクワクしながら(笑)、アンプヘッドからシャーシを取り出した私です。

IMG_5879.jpg チェックするとプリ基板とシャーシの接触は前回のメンテ処理で解決しているのに、基板をドライバーで軽く叩くと再びノイズが発生していました。ノイズの発生個所を絞っていくと、プリの初段の真空管が取り付けられているソケット周りに辿り着いたので、真空管を外して目視でチェックしたのですが、何ら問題は無さそうです。


IMG_5880.jpg そこでプリ基板を逆さにしてみました。画像センターの円形の半田付け箇所が真空管のソケットの裏側です。


IMG_5883.jpg パッと見には問題が無さそうだったのですがズームアップすると、「あれっ?」の3箇所でソケットの足と半田盛りとの間にクラックがあるように見えたので、裏側からソケットを押すと左下の箇所では半田盛りからソケット足がゴソゴソと動くのが確認できました。


 ここしばらくの間悩んでいたアンプのノイズの元凶はここだったのですね。過去に何回か真空管を抜き差しした事があるので、ソケットの動きの為に足の半田付け箇所が金属疲労して接触不良となっていたのですね。


IMG_5885.jpg その3箇所は再度の半田付けを行いました。半田のクラックは無くなっています。


IMG_5849.jpg この処理後にアンプの出音をチェックしたらノイズの発生は無くなっていました。これでやっとの事トラブル解決ですかね?


IMG_5895.jpg このまま何事も無く新年が迎えられたらなと思いながら何気なくアンプを裏側から眺めると、4本あるパワー管の内の1本にヒーターの明かりが灯っていないのが目に入ってきました。このアンプ、持ち主をどこまで楽しませてくれるんだ!年明けにやる事が決まりましたね(笑)。


 という事で皆さま良い年をお迎えください。
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IMG_5841.jpg これまでベースのメンテナンスをする際にはこのワークベンチを使っているのですが、天板の横幅は60cmでベースのボディーしか乗らずに、ネックはベンチ外にはみ出ていました。何かの時にはベース本体がベンチから落ちる事も懸念されたので、作業環境の改善を図りました。


IMG_5837.jpg と言っても、もう一台大きなテーブルを私の部屋内に据え置くのは避けたかったので、既存のワークベンチを活用しようと考え、厚手(18mm)のコンパネを1200mm×600mmにカットして、裏側には600mm×105mm×30mmの角材をビスで取り付けしました。


 この板をワークベンチに乗せて、裏の角材をベンチの天板に咥えさせて固定するとメンテナンス・テーブルとなります。テーブルを使わない時はベンチから外して立て掛けて保管できます。板に比べてワークベンチが小さく見えるのですが、ぐらつかずにしっかりと安定しています。

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IMG_5829.jpg この上に新たに購入したHOSCOのワークマットH-LWM1を敷きました。このマットはなかなかの好製品です。ビニールレザーの表皮はベースを置いても滑りにくく安定します。コンパネに触れる裏面も滑りにくい材質なのでマットとテーブルの間にズレが発生しません。マット自体にはクッション性がありベースを優しくホールドしてくれます。


IMG_5824.jpg マットの前側には60mmの“前垂れ”があり、ベースがテーブルの前の角に当たって傷が付くのを防いでくれます。又、表皮がビニールレザーなので、汚れが染み込まずにウエスでサッと拭き取れます。そして黒色なので置いた小さなパーツが迷子になりにくく感じます。


 更にマット奥側の両サイドのクリップの形が白で印刷された箇所には内部にネオジウム磁石が仕込まれており、鉄製パーツがくっ付きます。私は小さな鉄皿を置いてそこにビス等を入れています。

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IMG_5819.jpg そしてもう1アイテム、ネックサポート台を購入しました。これはJIM DUNLOP NC65 FORMULA 65 NEK CRADLEという長い名前の製品です。これも好製品と感じました。


 角度が自在のネックサポート部と大き目の土台の効果で、置いたネックがとても安定します。V型のサポートをひっくり返すとフラットな面となり、ベースの裏側のメンテにも対応できます。

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IMG_5817.jpg 土台部周囲には立ち上がりがあり、ピック等の小物を置けます。


IMG_5814.jpg このネックサポート台はアコギの箱ボディーにも対応していて高さがあるのですが、その分ネックヘッドがテーブルよりも離れるので、ネックヘッドにアングルが付いたThunderbirdでも支障無しでペグワインダーが使用できます。




IMG_5807.jpg 以上でベースメンテの環境が出来上がりました。正月休みはこのテーブルの前にいる時間が長くなりそうです。
 2ヵ月前に真空管の状態をチェックして出音へのノイズが消えていたAmpegの真空管ベースアンプV4BHですが、最近再びノイズが発生してきました。

 その症状は以前と変わらずで、アンプを鳴らしていたら時折「ガサガサ」というノイズが聞こえ、アンプ天板を手で叩くと「バリバリ」と大きな音がします。どうやら前回でチェックした真空管はトラブルの元凶ではなかったみたいです。

IMG_5766.jpg そこで再びアンプケースからシャーシを取り外して目視でのチェックを行うと・・・、


IMG_5769.jpg 「ん?」プリアンプ基板の印の箇所で、シャーシとのクリアランスがほぼゼロとなっていました。


IMG_5771.jpg 本来ならばプリアンプ基板は、シャーシに3本のビスで固定されている箇所に噛まされたスペーサーで浮いていて、シャーシとの間にクリアランスがあるはずなのですが、画像のようにマイナスドライバーを挿し込まないとクリアランスが確保できない状況でした。そして基板のこの箇所を指で押すと「バリバリ」とノイズが聞こえてきました。


IMG_5777.jpg ここがノイズの発生元と特定できたので、シャーシからプリアンプ基板を取り外し裏返してチェックすると、シャーシ側(画像上側)に大きく反りが発生していました。長年に亘る使用期間中に真空管の熱による影響で反りが発生したものと推測します。この反りの為にシャーシとのクリアランスが無くなっていて、何かのきっかけでプリアンプ基板裏に半田付けされた各パーツの足がシャーシに触れるとアースに短絡されてノイズが発生したのです。


 アンプの電源投入時には問題が無いのだけれど、キャビネットを鳴らすと振動がキャビ上に置かれたアンプに伝わり、アンプ内部のプリアンプ基板が揺れてシャーシと触れてノイズとなっていたのですね。アンプの天板を手で叩いても当然同じ事になります。

IMG_5798.jpg トラブルの原因が判明するとその対策は簡単です。プリアンプ基板の反っている部分の3箇所に5mm厚のウレタンスポンジを貼り付けてスペーサーとし、シャーシとの短絡を防ぐ処置を行いました。


 処置済のプリアンプ基板をアンプに戻してのチェックでは、大きな音でキャビネットを鳴らしても、強くアンプの天板を手で叩いてもこれまでのようなノイズは発生しなくなっていました。

IMG_5370.jpg トラブルレスとなり、ますますこのV4BHに愛着が増していて、自宅練習やライブへの持ち出しでフル活用しています。

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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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