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 広島市内の中央部を東西に走る平和大通りに面したビルの地下1階にこの日(8月27日)のライヴの会場の【音魂】がありました。

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 仕事の都合でライヴの開演時間に遅れて会場入りした私ですが、既に【音魂】内は多くのお客さんと熱気を帯びたバンド演奏で盛りあがりを見せていました。

IMG_2773.jpg こちらのバンドのVo. & Gt.が今回のライヴの中心人物のコータローくんです。彼が知り合いのバンドに声掛けして、この日の出演者を募ったのですが、以前からの付き合いのある私達のバンドもお誘いを受けた次第です。




The All Your Love Blues Band
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 この日はThe All Your Love Blues Bandで出演しました。このバンドは2000年の結成ですが最近はメンバーの都合で年一くらいのペースでライヴ出演を行っている状態です。

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IMG_2790_20160829191958341.jpg Vo.のミッチとトモチは数年前にバンド加入した後、現在は結婚→子育て奮闘中のママさん達なのですが、この日は都合をつけてライヴに参加してくれました。事前練習では「久しぶりなので声が出ない」と嘆いていたのですが、本番では以前と変わらずの元気一杯のパフォーマンスをみせてくれました。


 Gt.のアキラさんは昨年の自宅火災で燃えかけた63ストラトを久しぶりにプレイしました。ギターが復活し、自宅も再建築となり、楽しげにプレイしているアキラさんが見られて私も嬉しかったです(笑)。

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 私も久しぶりの持ち出しとなる61JBをプレイしました。このバンドではVo.もMCもこなしているので、あまりベースの事を考えたくないのですが(汗)、フレットを擦り直ししてストレスフリーとなっているので、その要望に十分に応えてくれました。

 セッティングはいつもの通りで、ベース側のコントローラーは全てフルアップ、ノンエフェクターで、アンプがHartkeの10インチ×2発だったのでアンプのトレブルを少し絞った程度です。ベース本体から好みの音が出ているので、バンド入れ替え時のセッティングは早くて楽です。



 久しぶりの広島へのお出掛けライヴだったのですが、メンバー一同十分に楽しめました。コータローくんや以前からの顔見知りのバンドメンバー、多くのお客さん、更に私達の広島ライヴには必ずお越しいただいているご夫妻には、演奏中に盛り上げていただきありがとうございました。そして【音魂】の藤丸オーナー、お世話になりました。又、お伺いします。
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 Gibson 64Thunderbird revers Ⅳは現在ギターメーカーでフレット打ち替えを行っています。その間イジるベースが無くなり手持無沙汰状態となっていたので、何か未完成でイジる事ができるブツがないものかとあれこれ物色していたのですが、ありました!好物件が(笑)

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 この一見するとヴィンテージと思しきThunderbird Ⅳは、実は国産ESP製なのですが、それを前オーナーがこだわりを持ってヴィンテージ風味に仕上げられたものです。その現状をサクッと見てみましょう。



 ボディー形状
IMG_2231_20160823202643ca6.jpg ボディー4弦側が“いかり肩”なのはヴィンテージThunderbirdをそっくりコピーしています。76年の建国記念モデルやEpiphone-Japanは“なで肩”なので、これらは私の頭の中では「ちょっと違う」となってしまいます。


 塗装
IMG_2232.jpg 塗装は、ラッカー仕上げのヴィンテージThunderbirdとは異なりウレタンなので、塗膜は硬く感じられるのですが、既にびっしりとウェザークラックが発生しており、ヴィンテージ感は十分に出ています。


 ピックアップ
IMG_2235_20160823202710122.jpg ESPオリジナルのピックアップはヴィンテージよりも高出力ですが、現行USAやEpiphone-Japan程にブーミーな音色ではないように思います。メタルのピックアップリングが付いています。


 ピックガード
IMG_2236.jpg 私が入手時には既に各所のパーツが交換されていたこのベースで、最もお金が掛かっていると思われるパーツがこのピックガードです。何と60年前半の本物のGibson Thunderbird reversのヴィンテージ・ピックガードです。


 資料によると、Thunderbirdのreversモデルは1963年~65年の間に約1,000本が製造されているので、ピックガードも同じく1,000枚あるという事になるのですが、その1,000枚の内で今リペアに出している64ThunderbirdとこのESP Thunderbirdに付いている2枚のピックガードを私が持っているという事です。

 上記のように、このピックガードを単体で見つける事はとても困難で、仮にe-Bay等で見つけたとしても今回このベースを入手した程の価格になると思います。ピックガードに汚れ・割れ・欠けがある事で、このベース本体の製造年をグーンと引き下げて見せる効果があります。サムレストは前オーナーの手製のようです。

 ブリッジ
IMG_2238_20160823202712410.jpg ESPのデフォルトの3点支持のブリッジが、テールピースとブリッジのセパレートタイプに交換してあります。テールピースはヴィンテージと同形状のコピー品ですが、ブリッジはオクターブピッチ調整シロの少ないヴィンテージ・ブリッジの弱点を解消する為に、サドルの可動範囲が大きくなった対策品です。これは米国でセット販売されているものを輸入したものと思われます。良く見ると元のゴールドメッキを落してニッケルメッキに見せています。


 ブリッジとリアピックアップ間に弦ミュートのスポンジを貼りつける銅板のプレートがありますが、これも前オーナーの手製のようです。

 ボディー裏面
IMG_2240.jpg ボディー裏面の塗装は、表面と同じサンバーストではなくて、濃いシースルーブラウンなので分り辛いのですが、ヴィンテージThunderbirdと同様にネックヘッドからボディーエンドまでを積層材が貫くスルーネック構造となっています。木材は当然、マホガニーが使用されています。


IMG_2239.jpg 塗膜が硬いウレタンなので、光の当たり方によって引っ掻き傷が白く目立ちます。


 ヴィンテージThunderbirdには4弦側のボディー裏にコンターカットがあるのですが、このベースにはありません。他の箇所は良くコピーしているのですが、ここは残念なところです。

 ネックヘッド表
IMG_2242.jpg トラスロッドカバーが、これも米国で入手可能なGibson金ロゴのカバーに交換されています。


 ネックヘッド裏
IMG_2251.jpg Thunderbirdの“勲章”と呼ばれ、10本に8本の割合で見られるという噂 (嘘です・・・笑) のクラック補修跡があります。クラックの左右で段差があり、こってりとボンドが盛られたアバウトな補修跡は、(日本国内の補修ですが)アメリカンな仕事に見えて、これはこれでOKとします(苦笑)。補修後にクラックが進行しているようには見えないのと、ヘッド表側にはクラックが及んでいないので、ひとまず安心はしています。


 ヘッド裏のシリアルナンバーからこのESP Thunderbird Ⅳの製造年は1992年と推測しました。

 ペグ
IMG_2252_20160823202814c1c.jpg ESP出荷時のデフォルトのペグからヴィンテージと同デザインの逆巻ペグへと交換されています。歯車固定ビスはヴィンテージThunderbirdと同様のマイナス頭に交換されているのですが、青いユニクロメッキなのは気になるところです。国内のホームセンター等で入手できるネジ類のメッキは、殆どが青く光るユニクロメッキで、ニッケルメッキは少ないです。


 コントロール部
IMG_2260_20160823202906845.jpg コントロール・キャビティー内部のパーツをチェックしてみました。


 2個のヴォリュームポットには304 7336の刻印があり、これはスタッポール社の1973年第36週目生産のポットなのですが、この年にはESPは未だ設立されていないので(75年設立)、前オーナーがデフォルトの国産ポットをUSA製の古いポットに交換したものとみています。この73年のポットもいざ入手するには高額となります。

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IMG_2266.jpg トーンポットにはCTS FN8446の刻印がありCTS社1984年46週目の生産と分ります。これもシリアルナンバーから推測した製造年の1992年よりも古いので、交換されたものでしょう。


IMG_2271_2016082320291988f.jpg ジャックは無刻印ですが、国産品と思われます。アース線以外の配線材は全てシールド線なのですが、ハンダ付け具合からみてオリジナルでは無さそうです。




 以上、サクッと見ただけでも各所に手が加わっていて、パーツも入手が難しいものが奢られているのが分るのですが、このままの状態で満足する私では(当然の事)ありませんので、今後じっくりと時間を掛けて満足できるものに仕上げていこうと考えています。未だ何も手を加えてはいないのですが、既に私の頭はモディファイのシミュレーションでフル稼働しています(笑)。
 入手した後に各種の調整を行い、もう手を加える所は無いと思われたBestax BV-Ⅴですが、もう一点こだわってみました。

IMG_2762.jpg それはフロント~リア・ピックアップの5弦側に取付けていたサムレストです。ピックガードと同様にアクリルのクリア板で自作していたのですが、どうもその無機質で固いアクリル板に右手親指を置くのに違和感を覚えてきたので、木製で作リ換える事にしたのでした。


IMG_2751.jpg その木の材料を何にしようか?と考えた時にタイミング良く目に付いたのがこちらです。これはウチの食卓の上にあった箸置きです(笑)。材質は花梨でしょうか?何個かの箸置きから選定した一番のトラ杢が素敵です。


IMG_2757_20160817184722786.jpg なかなかに目の詰まった材料だったので、ノコギリでのカットやサンドペーパーでの削りに苦労したのですが整形が終りました。仕上げは親指の爪が当たる事を考慮して、被膜を作るラッカー塗装等ではなくて、オイルを塗り込んでいます。一見、サシの入ったロース肉のようです(笑)


IMG_2767.jpg 出来上がったサムレストをBV-Ⅴに両面テープで貼り付けました。これまでのセッティングで決まっていたフロントとリアのピックアップの高さを採寸して、サムレストの厚みをそれに合わせているので、フロントピックアップ⇔フィンガーレスト⇔リアピックアップの天端で右手親指を動かしても引っ掛かりはありません。


IMG_2763.jpg サムレストの幅はピックアップ端から5弦下までとなります。ここに隙間があると、5弦に親指を掛けた際に親指先端が落ち込んでしまい支障となりますので・・・。


 そして何よりもこの木製サムレストを作成した目的の『指で触った際の違和感の解消』はクリアできています。やはり人間の指って少しの触感の違いも分かるのですね。サムレストの材料の花梨はかなり固い材質なのですが、アクリル板の固さとの差は感じ取られて、触り心地(=弾き心地)は良好となっています。
 8月14日の午後、ラテンジャズバンドの熱狂楽団TAPASCONが、お隣の町の島根県浜田市三隅町で催されたイベント<パサール満月祭 2016>のステージで演奏してきました。画像多目のエントリーです。

 右下画像の『商い中』の文字が見えなければ、タイかどこかの国の片田舎の風景に見えるここが<パサール満月海岸>の通常の入口です。

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 8月12日~21日の<パサール満月祭 2016>の間は下のテントが出入り口となっていて、ライヴの出演者一覧がボードに書いてありました。

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 会場に入ると「ここはどこの国?」感が更に増してきます。敷地には多くのテントが張られて、期間中は全国からの多くの方が滞在されている様子でした。多くの物販店のテントもあり、ショッピングも楽しめそうです。

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 そしてここがライヴ会場です。左の大きなテント(と呼んでよいのでしょうか?)がステージとなっています。どこかのロックフェスのステージのようにスチールの仮設資材で組まれたものではなくて、竹と木(流木)と布を材料に全て手作りされたステージです。

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 ステージの後ろは東シナ海ではなくてフツーの日本海です(笑)。一帯は海水浴場となっていて、イベント会場にいらっしゃったお客さん、スタッフも男性はほぼ上半身裸でした。

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熱狂楽団TAPASCON
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 この日の最高気温の34度となった14時から、我ら熱狂楽団TAPASCONのステージが始まりました。ラテンバンドが「暑い」なんて言ったらバチが当たります(笑)。気温以上の熱いステージを行いました。ステージの背景は空と海で、水平線が見えます。

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IMG_2747.jpg TAPASCONの次はシタールのバンドのステージが行われていて、会場の雰囲気に良くマッチしていました。私は自分達の演奏後には会場を後にしたのですが、海に夕日が沈む頃にはもっとロマンチックなシチュエーションになった事でしょう。




 さて、海と言えば、日本海はどこでも上の画像のようなロケーションが見る事ができるのですが、先月ドライブして訪れた山口県下関市の角島大橋近辺の海は別物で、「ここは沖縄?」と思うほどのエメラルドグリーンの海が広がっていました。

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 2000年に離島(角島)と本土を結ぶ橋が架けられたのですが、生活用の橋としてではなく、『絶景』だとして観光客が多く訪れることで有名になっています。機会があれば訪れてみられては如何でしょうか?

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 久しぶりのライブ2本の案内です。



イベント名 / パサール満月祭
日時 / 8月12日 ~ 21日
  ラテンバンドの熱狂楽団TAPASCONは8月14日(日)14時~のステージです。
場所 / 島根県浜田市三隅町湊浦270 パサール満月海岸
入場料 / カンパ+4,000円(10日間有効)
サイト / パサール満月祭

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イベント名 / 音魂カバーバンドNIGHT
日時 / 8月27日 18:00 ~ 22:30
  久しぶりのお出掛けライブのThe All Your Love Blues Bandは20時~のステージです。
場所 / 広島県広島市中区富士見町1番1号
入場料 / 1,000円(2ドリンク付)
サイト / 音魂(おんたま)広島

ontama 2014-8-27
 こちらも久々のFullertoneのJAY-BEE(以下JB)のエントリーです。

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 “本妻”Fender 61JBの陰に隠れている感はあるのですが、61JBのローポジのフレットが減ってきた時には、こちらのFullertone JBの方がノンストレスで弾けていて“本妻”の足元を脅かす存在でもありました。今はフレットを摺り合わせした61JBが“本妻”に復権していますが・・・(笑)

 数年前の入手時以降、“お試し台”として様々なパーツを交換して、私としても多くのノウハウを得る事ができています。家の場合、元が脆弱な地盤の上に増改築を繰り返すと耐震性能に劣る建物になるのですが、このFullertone JBのボディーとネックはベース(土台)として文句をつける所がないので、交換パーツの良し悪しが直ぐに判断できていました。

 そのFullertone JBの現状です。3点ほどデフォルトのパーツを交換しています。1点はピックアップで、元のリンディー・フレーリンをセイモアダンカン・カスタムショップのAntiquityに換えています。リンディーは明るめの音色なのですが、私の好みはもっと深みのあるものなので、そのような音色を得られるAntiquityをチョイスしています。

IMG_2673_20160804232058c10.jpg 次の交換パーツはペグです。最初にFullertone JBを試奏した時にネックが軽やかに振動したのに驚いたのですが、入手後にチェックすると、そのネックの振動具合の一番の要因は軽量ペグによるものと判断しました。(勿論、板目取りのネック材の良さも要因にありますが)


 デフォルトの軽量ペグでは軽やかにネックが振動して、明るく開放的な出音を得られるのですが、私は弦を弾いた瞬間にグッとコンプが掛かり、“ドン”とした重ためのアタック感が得られるのが好みなので、Gotohの軽量ペグを同メーカーの重たいペグに交換しています。

 現在GotohはFenderタイプとしては軽量ペグしか製造していなくて、重たいペグは中古を探す必要があります。今回取付けしたペグは他の古いベースから取り外したもので、くすんだメッキがFullertone JBのラステド(エイジド)処理にマッチしています。

IMG_2671.jpg もう1点の交換パーツはピックガードです。デフォルトのピックガードはエッジの面取りが立っていて60年代前期のイメージにそぐわないのと、エイジド加工も大雑把だったので、エッジの面取りがなだらかでエイジドの雰囲気も良い交換パーツへと取替えしています。


 以上の3点のパーツ交換で、Fullertone JBは私の好みのベースとなっています。前回のエントリーの61JBと比べると、弾き心地と出音は61JBがしっとりと落ち着いた感があり、Fullertone JBはよりパワーがあり元気良い感があります。どちらが良いというよりも「今日はどちらを弾きたい気分かな?」というところで選びたいところなのですが、61JBはフレットの更なる減りが気になるので、いつもはFullertone JBがギタースタンドに立て掛けてあります。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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