Archive
 PU逆位相接続問題をクリアーして、本来の出音となったVestax BV-Ⅴですが、ここからは私好みの音になる様に少し手を加えました。どちらかというと、弦のテンション感が強くて、出音が硬く感じたのを改善する為です。



IMG_8652_20141128185520499.jpg ブリッジは弦高やオクターブピッチを調整した後に可動部をビスを締め付ける事によってロック出来るのですが、この締め付け具合を調整しました。具体的にはサドルをロックするビスと、ブリッジプレートをボディーに固定するビスを少し緩めました。これまで、キンキンと硬いハイが聞こえていたのが少し和らいで、耳に優しくなっています。




 ヘッドのペグポストにこれまでは5弦が3巻き、他の弦は4巻きしていたのですが、これを全て3巻きにする事で弦1本分程ナットからの折れ角度が緩くなったことで、弦のテンション感が低くなり弾き易くなっています。

IMG_8765.jpg        IMG_8777.jpg




 次回は別途作製したパーツを装着して、弾き易さの改善を図ったエントリーです。
スポンサーサイト
 まさかの逆位相接続がされていたピックアップの問題を解消したので、仕切り直してVestax BV-Ⅴの出音のインプレです(汗)。一言で言ったら、これまで弾き馴染んでいたFenderでもGibsonでもないベースとなります。

IMG_8664.jpg


 振動系を説明すると、ボディーとネックの剛性が高く、セットネックでもあり、さらに重量級の4.9kgの重さからか、ボディーやネックの“鳴り”を多く感じる事はありません。 かなりの割合で“弦の音”を感じます。この感触はいつかあったな?と思い出したのは、かなり昔に持っていたフェルナンデスのALEMBICモデルでした。

 アンプからの出音は低域から高域までクリアーなものです。ただし軽さを覚える事は無くて、擬音で表現すると“ゴッキィーン”という締め固まった感じの出音です。参加する大所帯のラテンバンドでこれまで使っていたFreedomの5弦が、アルダーボディーのファットなローでバンドの底辺を支えていたのなら、VestaxのBV-Ⅴはバンドの音の隙間をこじ開けて表に出てくるって感じです。

 BV-Ⅴはアクティヴ回路搭載なのですが、それほどにアクティヴ臭さを感じる事はありません。ハイエンドのベースでは、弦を弾いて音を出すというよりも弦がスイッチとなって音が出るって感じで、ダイナミクスを付け辛く感じる事があるのですが、このBV-Ⅴでは弦を強く弾くと、ちゃんとズボッと沈んでくれます。この辺りはウォルナットボディーの味付けなのかも知れません。

 両ピックアップ単体でも使える出音ですが、現状はピックアップバランサーをセンターにして使っています。2バンドEQはローをセンター、ハイはセンターからヌケ具合を聞きながら少し絞る使い方をしています。極端なセッティングをせずに気に入った出音となってくれるのは有難い事です。
 さて、これからがこのVestax BV-Vを入手してからの1番の問題点のエントリーです。

 前回、ピックアップの高さの調整がスムーズに出来るようにピックアップキャビティー内を加工したのですが、これを行ったのには訳がありました。入手後にアンプからの出音をチェックした際、2つのピックアップをそれぞれで鳴らすと、単体で十分に使える音だったのですが、両ピックアップをバランサーでミックスすると音量が下がるのです。バランサーをセンターにすると幾らかの音は出ているのですが、フロントピックアップを多めに混ぜると、あるポイントで音量がグッと下がりました。

 これは、ピックアップの高さの調整不足によって弦振動を拾う量にバラつきがある為かな?と考えて、先ずはピックアップの高さ調整がスムーズに行なえるようにしたのでした。しかしピックアップの高さ調整を行い、両ピックアップからの出音量を同一にしたら、今度はピックアップバランサーがセンターの位置で全体の音量が下がりました。

 これって、何故??音量は下がるし、音質は鼻を摘まんだようになるし・・・??えっ、鼻を摘まんだ・・・。もしかして、フェイズトーン??そうです!この出音が両ピックアップを逆位相に接続した際のフェイズトーンに感じられたのです。

 このBV-Vには、これまでのオーナーが内部の回路に手を加えた形跡は見受けられませんし、そもそもフェイズトーンが好みだからという理由で入手後にわざわざ改造するオーナーなどいる筈は無いですし・・・?とは言っても疑問のままで放置は出来ないので、チェックしてみました。

 フロントピックアップを取り出して、結線具合をチェックしました。ピックアップには3つの端子があって、X、E、Yとアルファベットがプリントしてあります。Eにはシールド線の網がハンダ付けされているので、Earth(アース)ですね。ということはXとY端子がホットとコールドになるので、そこに繋がっている赤白の2本の線を繋ぎ換えました。

IMG_8561.jpg          IMG_8568.jpg


IMG_8660_20141106221404f00.jpg これで、アンプからの出音をチェックすると、これまでの鼻摘み音は何だったの!?と驚くようなヌケの良い音が飛び出してきました。これが本当の“目から鱗が落ちる”ですね。バランサーがセンターで、ローからハイまで澱みの無いアタック感満載の出音となりました。


 やはりピックアップが逆位相に接続されていたのですね。全くもって何故こうなっていたのかは不明ですが、上述したようにこれまで手が加わった形跡は無いので、元々から?という疑問が強くなります。

 ネットにアップされていた他のVestaxのベースのアクティヴ回路の画像をチェックしたら、赤と白に色分けされたリード線の接続には間違いがなさそうです。ピックアップへの結線もリード線が色分けされているのでミスは無いと思われます。となるとモールドされていて内部構造が分らないピックアップ内のコイルと配線端子との結線に間違いがあったのかな?となります。そして更に出荷時の検品漏れが重ならないとこうはなっていない筈ですが・・・?(以上、あくまで私の推測です。メーカーの製造時にミスがあったと断定しているのではありません。)

 以前、所有していたMusicman Sabre bassにはピックアップの位相切替えスイッチがあってフェイズトーンが出せたのですが、これは特異な例ですし、位相を切替えてノーマルにも戻せます。このBV-Vにもこのような切替えスイッチが無いものかと調べたのですが、コントロールポットを含む回路内には無かったです。

 このBV-Vの入手時には、20数年前に製造されたベースとしては痛みも少なくてあまり弾き込まれてきた感がしなかったのですが、両ピックアップを混ぜるとフェイズトーンとなるベースなんぞ、これまでのオーナーにとっては積極的に使う気がしなかったからかな?と推測します。となれば、これでやっと“本来の音”となったこのBV-Vは私が“ファーストオーナー”とも言えますね(笑)。

 入手したのも知り合いのspan21さんからですし、私が入手しなければ今後も“本来の音”が出せない不遇なベースのままだったのかもしれないので、なんらかの“ご縁”で私の手元に(来るべくして)来たこのBV-Vを今後大切にして弾き込んでいこうと考えています。
 さてボチボチ本題に近付きます。



IMG_8534.jpg JBスタイルのピックアップ(以下PU)はVestaxのロゴが入ったオリジナルで、ポールピースが見えないタイプです。


 アンプから音出しをした際にPUの高さ調整を行おうとしたのですが、PUは上にも下にもビクとも動きません。PUキャビティーがタイト過ぎるようです。4本のPU固定ビスを抜いて、滑り止めの付いた軍手をはめてPUを摘まみ出そうとしたのですがガチガチに硬くて、1個のPUにつき20分位の格闘の後、取り出ししました。

IMG_8535.jpg PUはモールドタイプでコイルを取り外せないので中身は推測するしかないのですが、表面を磁石でチェックしたところ、ポールピースはバータイプではなくて、一般的な各弦に対して2個のポールピースが取付いていました。PUキャビティー内にシールドは施されていなかったので、PU本体にシールドがなされているものと思われます。


 ハイのEQをフルブーストしてもアンプからはヒスノイズが出ないので、ハムバッキング構造になっている筈なので、2つのPUの着磁状態をチェックしたら、表側の着磁は同じでした。2つのPUを逆磁性・コイルの逆巻きにしてのハムバッキング構造では無いようです。PU単体でチェックしてもノイズが無かった事から、PU単体でハムバッキング構造となっているものと推測します。



IMG_8538.jpg このまま再びPUを押し込む訳にはいかないので、電動ドリルにビットを取付けて、PUキャビティーを少し広げました。


IMG_8543.jpg 取り付けビスの4ヶ所の半円とキャビティーの短辺を特に広げています。


IMG_8554.jpg 広げたキャビティー内にクリアーラッカーを塗り、キャビティー底のスポンジは劣化して固まっていたので新品に交換し、PUを戻しました。


IMG_8660.jpg PUはスムーズに上下して、好みの弦との距離にセットが可能となっています。各弦の出音の音量バランスは、PUの低音弦側をボディーに沈めた(弦から離した)状態で良好となっています。




 さて、次回がこのVestax BV-Vを入手してからの1番の問題点のエントリーとなります。これまで経験した事の無い、あり得ない問題が潜んでいたのです。次回をお楽しみに・・・(笑)
IMG_8643.jpg コントロールはマスターボリューム、PUバランサー、ロー&ハイEQの4個のツマミで行います。ツマミ部がえぐれて“クレーター”になっているのは、シンプルなボディーデザイン上でのアクセントとなっています。


 コントロールツマミを操作すると、ツマミの軸がブレて動いていたので、ツマミを外してポットのナットを増し締めしました。その際に全部のツマミを固定するビスをプレイヤー側に向けて、ツマミの回し具合が判別出来るようにしました。ただしツマミの配置が悪くて、プレイヤーの目線からではハイEQツマミがバランサーツマミに半分隠れてしまいます。後年のタイプではツマミの配置が変更となり改善されています。

IMG_8646.jpg アウトプットはサイドジャックとなっています。個人的にはプラグが挿し辛いと感じています。




IMG_8649.jpg ブリッジはGTOHO製でしょうか(メーカーロゴ無し)、オクターブや弦高の調整後に可動部全てをロックする機能が付いたタイプです。計量は行っていませんが、バダスのように重たくはなくて、軽量な合金製です。パーツはバラして磨きました。金メッキなので、磨きは程々にですが・・・。


 弦間ピッチは17mmで、永年Fenderの19~20mmの弦間に慣れた指にとっては少々弾き辛く感じるのですが、これには時間を掛けて慣れるしかありませんね。

IMG_8652.jpg 4弦と5弦の2本はブリッジプレートに穴が開いており、ボディー裏からの“裏通し”で弦を張ることによってテンション感をアップする事も出来ます。


IMG_8657.jpg チェックの結果、私は5弦のみを“裏通し”にしています。


IMG_8656.jpg5弦は前に説明したヘッド部分での“折れ”との相乗効果によって、他の5弦ベースで感じる「5弦のみのユルユル振動」は無くて、しっかりとした揺れを感じます。弾き心地はとても良好です。


 チェック時に4弦を“裏通し”にしたらテンション感がアップし過ぎて、他の弦との弾き心地に違和感を覚えたので、通常の張り方に戻しました。

 入手時に張ってあった弦はダダリオのニッケルで、5弦が0.130だったのですが、これでは5弦の音量が大き過ぎたのと、出音がきらびやか過ぎたので、R.coccoの5弦が0.125の物に張り替えています。裏通し”の為に、弦はスーパーロングスケールが必要となります。
 地元のトロンボーン奏者だけで構成されているグループBom ? Toroが結成10周年となったのを記念するライブが催されました。

Bom ? Toro
IMG_8882.jpg


 画像右半分のアロハシャツがBom ? Toroで、左の黒シャツは県内他地区で活動しているThe Ladeのメンバーです。

IMG_8877.jpg 私も2曲でエレべを弾いてサポートしたのですが、他にもビートルズのコピーバンドとのコラボ等を含めて、大勢のお客さんに飽きがこないようにステージ構成の工夫がなされていました。


 Bom ? Toroはメンバーを入れ替えつつ10周年を迎えたのですが、アマチュアのグループ維持の大変さを分かっている私なので、「良く頑張っているね」と祝福し、今後の活躍にエールを送りながらサポートをいたしました。
 BV-Vをアンプに繋いで出音のチェックをしたら、何か全体的にボヤッとした出音で、特にローB弦を弾いたらグズグズに崩れた音がします。こんな時にはバッテリーのチェックです。

IMG_8572.jpg バッテリーキャビティーを開けると、006P電池が2個入っていました。18V仕様なのですね。そしてよく見ると2個の電池のメーカーが異なっています。これは怪しいなと電圧をチェックしたら、1個は満タンの9Vだったのですが、他の1ケは0Vで既に死んでいました。


IMG_8575.jpg バッテリースナップの口金が緩んで噛み合わせが弱いのも分ったので、ラジオペンチで掴んで少しタイトにしておきました。


IMG_8576.jpg バッテリーキャビティーや蓋裏に貼ってあったバッテリーのガタつきを抑えるスポンジが劣化していたのでやりかえた後に、新品バッテリー2個を収めました。


IMG_8530.jpg コントロールキャビティー内です。アクティヴ回路は1つの基板に集約されたものではなくて、ボリュームやEQポット毎にそこで必要な回路が取り付けられています。ポット交換は面倒そうですが、今のところガリなどは無くて問題はありません。アクティヴ回路はハンドメイドのようですが、各配線の収まりは綺麗なので、しっかりとした技量のある職人が組込みした事が推測できます。
 広島の“癒し系オリジナルバンド”こゆみこのライブが11月11日に地元のカフェで催されました。

こゆみこ
IMG_8788.jpg


 以前のCDアルバム《ことのは》の再リリース記念ツワーの一環です。私個人もこのCDが好きなので、ライブでの各曲の演奏を楽しませていただきました。

IMG_8795.jpg          IMG_8793.jpg


 こゆみこのメンバーはそれぞれが広島地区内外で活動されているプロのミュージシャンなのですが、こゆみこではバンドアンサンブル重視でオリジナル曲をプレイされています。ただ時折キラリと光るプレイがあるのは「流石!」と思わせるところです。

IMG_8796.jpg 2ステージ目では、地元出身のボーカリスト岸田妙子さんが登場して、レトロ歌謡風のオリジナル曲を披露されました。




 さて、こゆみこが来られた際の毎回のお楽しみです。ベーシストの前田順三さんに私のベースをお渡しして「プロベーシストに自分のベースを弾いていただき、客席でその音を聴く」という贅沢なコーナー(?)です。コーナーというか、今回は持ち込んだ2本のベースを全編で使っていただきました。順三さんは自分のベースをケースから出す事もなかったです(笑)

IMG_8797.jpg 1ステージ目は穏やかな曲が多かったので、Ampeg Baby bassをプレイされました。曲調に合わせてピッキングは優しくて、この60年代前期タイプのBaby bassの持ち味のロングサスティーンがとてもマッチしていました。Jazzでウッドベースを弾かれる順三さんからは、「最初はボディーが薄くて構えがぎこちなかったけど直ぐに慣れた。ボディー鳴りが無いのにアンプからはウッドの音がする。」とのコメントをいただきました。


IMG_8832.jpg 2ステージ目では、最近入手してセッティングが終わったばかりのVestax BV-Vを弾いていただきました。私が弾くと硬質な出音となるのですが、順三さんのプレイを客席で聴くとローが深い出音で、時折高音弦でアクセントを入れるとキレが出るって具合でした。


 それにしても毎回思うのですが、順三さんはどんなベースを差し出しても直ぐに順応してサラリと弾きこなされます。しかも自分の音色で・・・。ここはやはりプロに脱帽って感じです。順三さんは「F-nieさんのセッティングが私の好みと同じなので弾き易いから・・・」と、おっしゃられていますが、基本能力に差があるのは明白ですね(汗)。

 この日のライブは動画に撮っているので、近々ネットにアップする予定です。
IMG_8584.jpg ボディーはマホガニーに見えるのですが、調べてみるとウォルナットでした。


IMG_8589.jpg ボディー裏を良く見ると、2ピースのウォルナットがセンターで継がれているのが分ります。良質な材と感じているのですが、特に5弦側は大きな材が必要となるので、このBV-Vの製造時(80年代終わり?)はともかく、現在では入手し難い材なのでは?と思います。


 ピックアップ回路がアクティヴなので、ボディー&ネック材の出音への影響は分り難いところですが、中低域がしっかりと出ているのですが決してモコっておらずキレとパンチが感じられる出音です。


 ボディー裏の半艶消し塗装は衣服との擦れで、ところどころ艶が出ていますが、打痕などは少なくて綺麗な状態です。


IMG_8630.jpg ボディーデザインは個人的には好みです。アイ・キャッチャーになっている5弦側ホーンの“コブ”や1弦側ホーンの“逆反り”は恰好良いと感じます。


 ストラップピンは、5弦ホーン部裏側と、ボディーエンド部は中心から少し離れたところに位置しています。どちらもストラップが外れ易いので、ストラップのロックは必需です。

IMG_8635.jpg          IMG_8640.jpg


IMG_8658.jpg ボディー総重量は体重計の計測で4.9kgでした。その重量故に幅広のComfort strapを使用しています。ボディーがどっしりと重たく、小振りなヘッド、軽量ペグなので、ベースを吊った際のバランスは良好です。久しぶりに5kgに近いベースを吊ったので、左肩が凝りますが・・・(汗)
IMG_8614.jpg 指板はローズウッドで、フレットはローポジションをメインに1度擦り合わせが行われているようです。フレットは入手後に磨きました。


IMG_8615.jpg ネック材はマホガニー系と思われます。良く見ると7プライの積層となっていて、剛性はかなり高く感じます。塗装仕上げは半艶消しなのですが、ネック裏は左手の移動で擦れて艶が出ています。


IMG_8587.jpg ネックとボディーとの接続はセットネックとなっています。


IMG_8619.jpg ネック接続部裏の曲線は流麗で、22フレットまでのハイポジでの演奏性も良好です。ネックとボディーで色合いと木目が変わっています。ボディー材は調べでウォルナットと分かっていて、ネック材はそれとは異なるのでマホガニー系と推測しました。
 そろそろ年末なので振り返ってみると、今年入手したベースはこれ1本ですね。(昨今、これは是非とも欲しいというブツに当たらないものですから・・・。)ネタ不足なので、細切れにしてエントリーの数を増やします(笑) 



 入手したVestax BV-Vをチェックしてみました。先ずは上の方から・・・。

IMG_8594.jpg どこか中世ヨーロッパを連想してしまうヘッドのデザイン (ビザールっぽくもあります) です。5弦なので3対2のペグ配置ですが、6弦の場合は同デザインで3対3となります。


IMG_8604.jpg ペグは軽量・小振りの(おそらく)GOTHO製で、動作はスムーズです。3対2のペグ配置ですが、ペグは全て同じで、1・2弦用ペグを回す前に頭で回転方向を考える必要があります。


IMG_8608.jpg ヘッドはネックに対してアングルが付いています。この為に弾き慣れているFenderよりも強いテンション感となっています。ナットと1フレットの中程からヘッドに向かって、アングル付きヘッドの補強の為の膨らみが始まっています。


IMG_8611.jpg 5弦(ローB)は他の弦と比較してナットからペグに向かっての角度がより大きく付いていて、5弦の更なるテンション感アップに貢献しています。


IMG_8549.jpg ナット部を真正面から見ると、ナットがB弦の方に少しズレていて、B弦の指板サイドからの離れが殆ど無くなっていました。


IMG_8551.jpg ナット周囲にはみ出ていた接着剤をチェックすると柔らかかったので、速乾ボンドと判断して、ヘアドライヤーで熱を加えてボンドをより柔らかくしてナットを外しました。


IMG_8552.jpg 適正な位置にナットを今度は少量の瞬間接着剤で固定して、5弦と指板サイドとの離れを広げました。


 おそらく元のナットの接着が弱くて(メーカーでは将来のナット交換を踏まえて、あまりガチガチにナットを固定していません)、ナットが外れたのを以前のオーナーが速乾ボンドで接着していたものが、5弦ペグ側に折れ曲がっている弦の張力でナットが横にズレていたのだと推測します。
 先般、上京している折に新たなベースを入手しました。といっても、東京の楽器屋ではなくて、ヤフオクで見つけました(笑)。スマホでヤフオクをチェックしていたら、気になったベースが出品されていたのです。既に製造中止になっているモデルですが、状態はなかなか良さそうでした。

 ネックの具合を問い合わせしてみようかと出品者のお名前を見るとspan21さんとなっていました。「あっ、これは広島ベース会で2回程お会いした事のある香川のspan21さんだ!」という事で、直接連絡して取引をさせていただき、届いたベースがこちらです。

IMG_8581.jpg


 国産VestaxのBV-Vという5弦モデルです。上京している最中のやり取りだったので訪れた【バーチーズ】のチバさんにヤフオクでの出品画像を見せると、チバさんも以前4弦のBV-Ⅳをお持ちだったようで、「おそらく88年頃の製品」との事でした。

DSCF0333.jpg 何故このベースが気になったのか?という理由ですが、単純な事です。バンドでコピーしている熱帯JAZZ楽団のベーシスト高橋ゲタ夫氏が以前からお使いのベースがVestaxなのです。

 氏のVestaxは綺麗な木目の木材をふんだんに使ったゴージャスなモデルなのですが、私が入手したのはボディーがウォルナットの落ち着いた外観を持つモデルです。


 さて、好きなプレイヤーが使っているという理由だけで入手したこのVestax BV-Vは、私にとって気に入ったものになったのでしょうか?今後のエントリーで詳細をアップしていきます。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム