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IMG_8315.jpg これまでBaby bassの音量・音質を決めてきたのですが、私が参加するラテンジャズバンドでは、もう1本5弦のエレキベースも使っていて、この2本を切り替えるシステムが必要となります。そこで現在はMarkbassのヘッドアンプLMK の持つ2chの入力切り替え機能を利用しています。


IMG_8332.jpg エフェクトボードの全体です。


IMG_8321.jpg ボード内の上左は前エントリーで説明した、Baby bassの2つのピックアップをブレンドする、BOSSのLS-2をPedalogicがベース専用にモディファイしたLS-2Bです。


IMG_8327.jpg ボード内の上右はエレキベース用で、持ち替えするBaby bassの“低音番長”的な出音に対応すべく、EBSのMulti-Compを繋いで音に太さを加えています。Multi-Compは常時ONです。


IMG_8352.jpg 上記2個のペダルからは、それぞれのシールドでヘッドアンプLMKの2chのインプットに入力します。このLMKの2つのインプットには出音の音質に差があります。上のinput Bは下のinput Aと比べて少しブーストがかった音質なので、ここにエレキベースを繋いで音の太さを更に稼いでいます。input AにはBaby bassです。EQは両インプット共にフラットを基本とした上でベースに応じた微妙なコントロールを行っています。


IMG_8337.jpg LMKのリアパネルにはインプットセレクタースイッチとチューナーアウトの端子があるので、ここに2本のケーブルを接続しています。インプットセレクターの方は2芯ケーブルが必要です。


IMG_8330.jpg LMKからの2本のケーブルはBOSSのフットスイッチFS-6とKORGのチューナーPitch blackに接続しています。FS-6でBaby bassとエレキベースとの持ち替え時のインプット切り替え、そしてPitch blackでチューニングを行うのですが、Pitch blackにはFS-6の選択したインプットとは関係無しでLMKから常時2本のベースからのチューニング用の信号が入っているので、どんな状態でもチューニングが可能です。


IMG_8350.jpg スピーカーキャビネットは最近入手したtc electronic BC212で、持ち替えする2本のベースのキャラクターの違いにも塩梅良く対応してくれています。




 余談です。Mark bassのスピーカーは軽量化の為に全てネオジウム磁石を使っているのですが、ネオジウム・スピーカーの出音はローの押し出し感が弱くなるので、Mark bassのヘッドアンプはEQフラットでも少しローが太くなるセッティングとなっているそうです。都市伝説かもしれませんが、私も同様に感じています。

 これまでの私のblogのエントリーにあるように、Mark bassのヘッドアンプは使いつつも、スピーカーは一般的なマグネットのものを私が好んで使っているのも自然な成り行きと言えます。
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 デフォルトのダイアフラム・ピックアップ1つの時はベースアンプにダイレクトインして音量・音質調整を行っていたのですが、ピエゾ・ピックアップを追加したので2つのピックアップからの信号をブレンドする回路が必要となりました。

IMG_8321.jpg ブレンド回路は手持ちの様々なプリアンプやミキサーをチェックして、時間が掛かったのですが最終的に決めたのがこちらBOSSのラインセレクターLS-2です。このLS-2はノーマルではなくてPedalogicでベース専用にチューニングを受けたLS-2Bで、ノーマルのLS-2で感じた“音痩せ感”が払拭される以上に押し出し感がアップした出音となるペダルです。


IMG_7951.jpg そのLS-2Bへの接続をBaby bass側から説明します。Baby bassのアウトプットジャックは入手時には既にステレオタイプに交換されていたので、これに2つのピックアップからのリード線を繋ぎました。お気に入りのシールドのBelden8412は2芯なので、L型ステレオプラグを取付けました。これでBaby bassからは、シールド1本出しとなります。


 さてLS-2Bへの接続ですが、これには工夫が必要でした。LS-2Bへのインプットは2チャンネルなので、2芯シールドを通ってきた2つの信号を2つのプラグに振り分ける必要があるのです。

IMG_7950.jpg インサーション・ケーブルと呼ばれるY型ケーブルを持っていたので当初はこれの使用を考えたのですが、このY型ケーブルは結構かさばって配線がゴチャゴチャになるので、エフェクターボード上には収まりそうにありません。


IMG_7948.jpg もっとスッキリと収まる方法がないかな?と考えたのがこちらです。ステレオジャックを持っていたのでこれを利用して、そこからGeorge L’s(ジョージ・エルス)の細いシールド線2本に信号を分岐させました。当然2ケのL型プラグはGeorge L’s専用のものです。


 これをエフェクトボードにマジックテープで貼り付けしました。そのステレオジャックにBaby bassからのBelden8412のステレオプラグを挿して接続終了です。話が逸れるのですが、LS-2Bの入力側にあるもう1つのインプットには、George L’sのプラグのみを挿しています。このLS-2B個体に限らず、別に持っているノーマルのLS-2もそうなのですが、電源投入時に時々原因不明でフットスイッチでの機能の切り替えが出来なくなる事があります。空のプラグをここに挿しておくとそのトラブルは発生しません。

IMG_8324.jpg LS-2Bの操作ですが、機能の切り替えツマミはA、Bの両チャンネルが同時にオン/オフとなる様にしています。そして左の緑のツマミでダイアフラム、右の赤いツマミでピエゾ・ピックアップの音量バランスを行っています。通常はツマミがセンターの位置でエフェクターバイパス時と音量が揃うのですが、ダイアフラム・ピックアップはバンドで併用するエレキベースと比べてかなり出力が小さいので、センターを超えて右に回して出力をアップしています。


 緑のツマミでダイアフラム・ピックアップの音量をエレキベースに合わせた後に、赤いツマミを左いっぱい絞り(0)から右に徐々に回してピエゾ・ピックアップからの信号を加えていきます。出音に立ち上がり感が加わった所でツマミ回しは終わりです。ピエゾを加え過ぎるとキンキンとした超高域が目立ってベースらしさがなくなりますので。

 以前はこの後でグラフィックイコライザーでの音質補正が必要だったのですが、Baby bassの各所のセッティングが進んだ為にイコライザーは不要となっています。
 ダイアフラム・ピックアップをデフォルトから逆位相に接続して、もうこれ以上ダイアフラム・ピックアップそのものからは良い出音を求める事は出来ないという状態までセットアップを追い込んだのですが、その出音は(当然の事)旧き良き時代的感覚のものです。低域の押し出し感は十分なのですが、高域の成分が全くなくて、バンドの中ではかなり強くピッキングをして音が“ヌケル”状態にせざるを得なかったです。そこでもう少し楽なピッキングで“ヌケル”ようにするには、やはり高域の成分を別のピックアップで補うしかないな?と考えてやってみました。

 これまで何度もピエゾ・ピックアップをブリッジ部に取り付けてチェックしてはいたのですが、その時はまだダイアフラム(振動板)のセッティングが決まっていなかったので、トータルで好みの音とはならなかったのでした。

IMG_7957.jpg 以前はピエゾ・ピックアップをブリッジの足部というかボディー寄りの位置に取り付けしてボディー鳴りも拾うとしたのですが、その際はダイアフラムの残響的な振動を拾ってしまい、切れの悪い出音となったのを思い出して、この度は弦の振動のみを拾うべくブリッジ上部の弦の近くにピエゾ・ピックアップのセンサーを両面テープで張り付けしました。


IMG_7926.jpg この2ピックアップの状態で出音をチェックすると、良い塩梅でピエゾ・ピックアップからの高音が加わって、ベースラインが“立って”聞こえます。ダイアフラムをセットアップして安定した低域が聞こえるようになると、全てが良い方に向かってくれるみたいです。


 そして前回のエントリーでダイアフラム・ピックアップの位相を逆転したのも功を奏しています。以前はダイアフラム・ピックアップからの音が深く沈み過ぎていて超高域のピエゾ・ピックアップの出音とは混ざり難かったのが、位相を逆転してダイアフラムの出音が立ってきたのでピエゾとの音域の差が狭まって、両ピックアップの音が混ざり易くなったものと思われます。当初の“月とスッポン”状態からスッポンが立ち上って、月に近付いたと言うか・・・(笑)

 次回はこの2つのピックアップからの信号をブレンドするプリアンプについてのエントリーです。
 仮設テントのステージ上から見た景色は、先日の長門市でのイベント“やきとリンピック”でのものと似ているのですが・・・?

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 これは島根県浜田市にある【しまね海洋館アクアス】で9月13日~15日に催されたイベント“瓦ぬご縁でBBQフェスタ in アクアス”の15日(月・祝)に出演した、私たち熱狂楽団TAPASCONのステージ上からの画像です。セッティング時に撮影しました。

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  “やきとリンピック”は2日間で75,000人という膨大な入場者数だったのですが、ここアクアスでのイベントはもっと小規模ではあったものの、3日間で14,000人の来館者で賑わいました。
 
IMG_8292.jpg  物販のテントではBBQ(バーベキュー)のコーナーもあり、“やきとリンピック”での焼き鳥の煙同様に、アクアス前広場のイベント会場は焼き肉の美味しそうな煙に包まれていました。


 石見神楽やヒップホップダンス、そしてアカペラグループのステージ後に大所帯バンド熱狂楽団TAPASCONのステージが始まりました。

熱狂楽団 TAPASCON
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IMG_8302.jpg 私たちがお誘いしたお客さんが何人かはいらっしゃったのですが、殆どは水族館(白イルカの赤ちゃん、冷凍大王イカの展示もありました)もしくはBBQ目当てのお客さんです。しかしTAPASCONの演奏が始まると大勢の方が焼き肉の箸を持つ手でリズムを刻んでいらっしゃいました(笑)

 
IMG_8291.jpg  このところずっと、TAPASCONが野外で演奏する際は雨が降るか、風が吹くかの悪天候で“嵐を呼ぶバンド”となっていたのですが、この日は雲があったものの無事に30分のステージをこなす事が出来ました。

 左は国道を跨ぐ歩道橋をワイヤーで吊っている、アクアスのシンボルマークの“ハッシータワー”です。


IMG_8295.jpg アクアスでの半年毎のイベントには昨年来3回連続での出演となり、“イベント盛り上げバンド”のイメージが定着してきました。そして今年の夏は7~8月の3ヶ月で計4つの各地でのイベントに参加して“夏バンド”としてのキャラも確立されてきました。


 続けての秋のイベントへの参加依頼もあったのですが、これは都合でお断りしました。秋から冬にかけては新規メンバーとの音合わせやレパートリーを増やすなど、来年に向かってのバンドの基礎体力のアップに励もうと考えています。



 どなたかが、TAPASCONの演奏をYouTubeにアップされていたので、張り付けておきます。(問題があれば削除します)





 こちらは私のSONY HDR-MV1で撮った動画です。



 画質・音質共にこちらが良いですね。ただHDR-MV1はズームイン・アウトが出来なくて、広角のズームのみです。狭い部屋内なら良いのですが、このような広いステージではステージ前3mの位置にHDR-MV1をセットしてもこれだけ広く撮れます。という事はステージ両サイドのPAスピーカーからはかなり離れてしまい、本当の出音のバランスは分からないですね。せめて2通りでも良いのでズームの切り替え機能が欲しいところです。

 この日は風があまり吹いていなかったので、ウインドジャマーは取り外して録画しました。演奏終了後に風切音が聞こえるのですが、演奏中は気にならないレベルです。 
 おかげさまで、この夏はラテンバンドの熱狂楽団TAPASCONのイベント参加が続きます。昨年来、半年に一度のサイクルで出演している“しまね海洋館アクアス”のイベントステージのご案内です。

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イベント名 / 瓦ぬご縁でBBQフェスタ in アクアス (アクアスのある浜田市~江津市界隈は石州“瓦”の産地で、出雲大社の“ご縁”にも掛けたイベントのネーミングですね)

日にち / イベントは9月13日・14日・15日の3日間で、10:00~15:00の開催です。

場所 / 島根県浜田市久代町1117番地2
       島根県立しまね海洋館 アクアス前中央広場

■ TAPASCONの出演日時 / 9月15日(月・祝) 13:30~

 イベントでは、地元産のお肉・お魚・野菜がたくさん食べられるそうです。詳しくはこちらから。ライブもBBQもお楽しみに!

 上のHP内ではTAPASCONの出演時間が12:30~となっていますが、13:30~に変更となっています。
 ここはフジロックフェスティバルの会場か?と見間違う程の見渡す限りの人・人・人です。おそらくは数千人(!)の方がここにいらっしゃいます。

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 これは8月30日~31日にかけて山口県長門市仙崎で行われた、“第8回 全国やきとリンピックin長門&川辺の音楽祭 2014”に31日に出演した私のバンド熱狂楽団TAPASCONのステージ上からのパノラマ画像です。

 全国10都道府県から15の有名な焼き鳥店が出店するという事で、2日間合計で7万5千人の来場者があり、ピークには2時間以上の待ちとなり、十万本以上の串が売れたそうです(驚)

 ステージから見て、手前は椅子に腰かけてこちらを向いているお客さん、その後方は焼き鳥購入待ちの行列です。どちらにも演奏の音は届くという事で、31日のトップバッターのTAPASCONも気合十分でステージに上がりました。入念なサウンドチェックの後、午後3時から“川辺の音楽祭”のスタートです。

熱狂楽団 TAPASCON
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 お客さんの中には先月の長門市油谷でのライブでお会いした方や、山口県内そして遠く島根・広島からのTAPASCONのファンの方のお顔も拝見できて、大きなステージではあったものの楽しんで演奏する事ができました。

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IMG_8162.jpg 上の2枚の遠方からの写真ではステージが霞んで見えます。実はこれは焼き鳥を焼く際の“煙”です!海からの風で煙がステージ一円を包んでいました。演奏しながら、とてもお腹が空いてきたメンバーでした(笑)


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 ステージ後には多くの方から声を掛けていただき、ライブへのお誘いもいただきました。これ程の大きなイベントに参加をさせていただくのは初めてで、メンバー一同良い経験をさせていただき感謝しています。関係者の皆さま、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。来年も“川辺の音楽祭”に参加させていただきます。

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 機材の事なのですが、これまで自分なりに工夫して好みの音が出るようになったと自負しているBaby bassを含むエレキベースやアンプセットを持ち込んだのですが、ヘッドアンプのMarkbass LMKのDIアウトからの出力をPAシステムに送り、ステージ上のモニタースピーカーに帰った音は「えっ?」と思う程にカリカリで高域が立った音でした。

 モニター同様の音質の音がメインスピーカーから客席に向かって放出されている筈なので、ささっとベース側のトーンとアンプのLMKのEQのハイを絞って対応しました。ワンマンライブでない限り外音の音質をPAオペさんと打ち合わせして調整する事は難しいので、ラインアウトまでの音質は自己責任において作っておく必要性を強く感じました。そしてプロのベーシストがAVALON U5をDIに使って外音をファットな音質に変えている理由が分ったような気がします。

 ライブ前にモコモコのウインドジャマーを取り付けたHDR-MV1で録画したビデオでチェックしたところ、ベースの出音は程良い音質となっていたのが確認できました。ただし広い会場に鳴り響かす必要性の為か、ステージ直前にセットしたHDR-MV1での録音を聴くと、ベースのミックス具合がかなり大き目でした。

 そしてそのウインドジャマーの効果の程ですが、波止場に面した会場で海風が強く吹いていたのですが、HDR-MV1本体のマイクの風切音は気にならなかったです。ただし、管楽器用に持ち込みしたコンデンサーマイクがかなりの風切音を拾っていて、PAスピーカーから聞こえるノイズが気になりました。今月15日も海辺のライブイベントに参加するので、それにはスポンジのマイクカバーを装着します。毎回、毎回が勉強となりますね。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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