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 11月24日は、70年代のデビュー当時からの大ファンのボズ・スキャッグスの広島公演に出かけてきました。広島の知り合いからの「良い席がとれた」とのお誘いで出かけたのですが、前から2番目の特上席に座ってライブを楽しむ事が出来ました。下画像はウィキからのものですが、丁度こんなアングルで観れました。

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 ボズのギターのカッティングで始まる“Jojo”からライブがスタートしました。その後、新アルバム「Memphis」からの数曲が続きました。

 ボズは顎の下に肉が付いた風貌になっていましたが、声の方はハイトーンも出て声量も充分にある様子です。歌いまわしがオリジナルと同様で、あまり変えていなかったのは、古くからのファンにとってはありがたい事です。西海岸のスタジオミュージシャンを集めたバックバンドの演奏もオリジナルのアレンジに忠実でした。2人のキーボーディストはどちらもギターを弾き、1人はサックスも吹くマルチプレイヤーで“原音再生”に貢献していました。さすがに“Lowdown”のバッキングのフルートはシンセでしたけど・・・。

 実は“生”ボズは初めてだったのですが、ボズって意外とギターを弾くのですね。ブルージーな曲ではサポートギタリストではなく、ボズのギターソロを聴く事ができました。足元のエフェクターボードでサウンドを切替えながらのプレイはとても69歳とは思えないほどに“ギタリスト”していました。

 ベーシストはリチャード・パターソンという方で、私は詳しくはなかったのですが後で調べると、デビッド・サンボーンやマイルスもサポートしていたようです。Moonの5弦ベースとエレクトリック・アップライトを曲によって使い分けていたのですが、そのプレイは「先ずはボーカルありき」といったもので、とても好感が持てました。“Lowdown”の1弦プルも心地良かったです。

 新曲を数曲披露した後は、「待っていました!」、ヒット曲のオンパレード(古い~汗)です。1曲目の“Jojo”や“Miss Sun”、“Lowdown”、“Lido Shuffle”等70年代にボズとTOTOが築き上げたサウンドは今聞いてもとても新鮮に感じられました。ただ無いものネダリになるのですが、やはりこれらの曲のオリジナルグルーヴはTOTOの亡きドラマー ジェフ・ポーカロでないと出せないのだなと感じたのも事実です。

 バラードの名曲も聴いた後の1回目のアンコールの2曲目は、もうこれを聴かなきゃ帰れない“We're All Alone”です。この曲だけはギターを肩から外して歌い始めたボズでした。私のカラオケでの十八番なので(笑)、You-Tubeでチェックしていてオリジナルレコーディング時よりも現在は4音下げて歌っているのは知っていたのですが、その通りの低い声での歌い始めは、高い声が出ないからというよりも年齢を積み重ねてきたボズの重さを感じさせるものでした。

 さて最後に以外だったのは、2回目のアンコールの2曲目に「じゃあ、もう1曲ブルースをやるよ」と言ってスタートしたのが、ブルースの名曲“Loan Me A Dime”だったことです。もっとボズのオリジナル曲を聴きたかったのに、外されたなぁ~(泣)と一瞬思ったのですが、曲が進むにつれ、これは凄いぞと感じてきました。ギターソロでは遅い3連からリズムをシャッフルに変えてグイグイと盛り上っていきます。“キメ”もビシッと揃い、とても壮大なブルースになったと感じたのは私だけではなかったと思います。曲中ではボズのギターソロもあり、「オレのルーツはここにあるのだよ」と言わんばかりの最後の演奏曲でした。

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 新たなベースの購入予定は無くて、ベース本体以外のblogネタばかりとなっている昨今ですが、今回も同様でケースについてのエントリーです。しかもThunderbird用のケースばかり7種類です・・・(汗)



① 68ノン・リバース オリジナルケース

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 無理な力が加われば歪みそうなペランペランの外装と、毛足の短い黄色の内装が特徴です。内部のホールド性が悪くて、ケースの中でベースがゴトゴトと動くので、入手以来私は使っていません。



② 年代? リバース オリジナルケース

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 ①の“使えない”ケースの代用を探していた際にヤフオクで入手したもので、製造年は定かでは無いのですが、後述する④の現行ケースになる前のでは?と推測します。

 これにはノンリバを入れているのですが、勿論この年代にはノンリバは製造されてなくてリバース用のケースです。しかし入手時に内装を見たらボディーエンド部のスポンジ下地のパットが、今回私が入れようとしたノンリバのアウトラインと同じ形状で潰れていたので、前のケースの持ち主はノンリバを入れていたのでは?と思います。最近再販されたノン・リバースの発売以前にこのケースを入手しているので、ノンリバが入っていたとしたら当然ヴィンテージになりますね。

IMG_4955_20131104220642872.jpg その潰れたパットのままに私のノンリバを入れるのは収まりに少々無理があったので、パットを外し、スポンジ下地とモコモコの赤い表地を剥がして、ノンリバのボディーエンド部の形状に作り変えました。①のケースよりも強度があるので、運搬時や保管時にはこれを使っています。




③ 77年建国記念 オリジナルケース

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 76年に再販されたリバースモデルは米国の建国200周年にあたるので建国記念モデルと呼ばれているのですが、私のリバースモデルは76年のパーツで77年初頭に作られています。そのオリジナルケースですが、長年の使用で外皮にダメージが有り、黒いガムテープの補修箇所がベタベタするので、これも使用していません。



④ 現行リバース用ケース

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IMG_4948.jpg ③のケースが使えないので、入手した現行のケースです。とても強度があり、内装もゴージャスです。キラキラのサテン地のインナーカバーをめくる際はいつもドキドキしてしまいます。「ちょっとだけよ」みたいな・・・(古っ)。ただし、とても重くて持運びは大変です。サイズ(長さ、幅、厚さ)も今回のケースの中で最大です。




⑤ Epiphone ケース

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 Epiphone-Japanのリバースモデルを入手したので、保管用にと入手したケースです。ホールド性は良好です。私はこのケースを持出ししないのでよいのですが、トップとエンド側に皮の増し貼りのプロテクターが無いので、立て掛けるとここが傷つき易いのでは?と思います。



⑥ GIGBAG ギグバッグ

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 その名もGIGBAG社製のThunderbird リバース用ギグバッグです。本皮風の外皮がとてもレトロな雰囲気を醸し出しています。ケースの外周がボディーラインをキッチリとなぞっているのですが、あまりにもキッチリ過ぎてファスナー開口寸法が狭くて、ベースを押し込むのに苦労します。更にクッション性が乏しい為に私はこれを使ってはいません。何故か2つも持っているのですが・・・(汗)



⑦ ギグバッグ

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 何の変哲も無いフツーの廉価なリバース用のギグ・ケースなのですが、これってなかなか良いです。ウレタンスポンジも厚くてしっかりとサポートしてくれます。特筆すべきはこの3角形の底辺を下にして、壁に立てかけられる事です。(⑥のギグバッグは縦置きに出来ません。)廉価なだけあって外装生地にしっかり感は無くて持ち手も細い帯状なのですが、移動は車で行う私にとっては車への出し入れの時にしか持ち手に触らないので、これで充分ですね。さすがにヴィンテージはこれでは運べませんが、Epiphone-Japanにとっては必要充分です。



 現在4本のThunderbirdを“飼って”いるのですが、入手時に付属していたケースが気に入らずに新たに求めていたら、7種類で計8つのケースとなっていた、という事です(汗)。それにしても多過ぎますね。要処分&整理です。

 これと同様にFenderのケースもスペアがあるのですが、これはエントリーにアップする程ではないです。だって殆どがブラックの“いつもの”ケースですから。
TB 8st (2) e-Bayをチェックしていたら、このノン・リバースのボディーが目に入りました。「派手な色だなぁ~」と思いながら良く見ると、「あれっ、弦が多い?」。


 他の画像をチェックすると、何とこれは8弦ベースでした。

TB 8st (4)     TB 8st (5)     TB 8st (7)


 先日、購入したムック本の“ギブソン'60sギターガイド”にノン・リバースの12弦のFirebird Ⅻが紹介されていて「レアだな」と思っていたのですが、Thunderbirdに複弦の8弦ベースが存在しているのは知らなかったです。

Gibson 60(1)               FB Ⅻ(2)


TB 8st (6) ただし商品説明を読んだら、これは個人工房が製作したもので、Gibsonのオリジナルではありませんでした。ヘッドにはGibsonのロゴが誇らしげに付いているのですが・・・(汗)

 おそらくはFirebird Ⅻを参考にしてワンオフで作製された物なのでしょうけれど、どんな音がするのか興味津々ですね。色がサンバーストならば、イってしまったかも?・・・です(笑)




 これとは別にネットサーフィンをしていたら、国内の工房で同じ様なノン・リバースの8弦ベースのオーダー品を見つけました。世の中には同じ様な考えをお持ちの方がいらっしゃるのですね。

TB 8st (9)          TB 8st (10)
 全くの私見なのですが、ベース本体では無くて、ベースに取付けられているパーツのデザインで「これは好きだ!」と思わせるものが2つあります。



IMG_4874.jpg 先ずはヴィンテージのFenderのネックヘッドに付いている(同タイプはThunderbirdにも付いています)クルーソンのペグです。ベースプレート上の(機能的には不要と思われる)2ヶ所の出っ張りや優雅さを感じるペグプレートのデザインは、元々クラシックの楽器に取付けられていて、機能と美しさを磨かれてきた“長い歴史”を感じざるを得ません。




IMG_4879.jpg そしてもう1つはこちらです。普段ではあまり見かける事の無いこのパーツは、ヴィンテージのGibson Thunderbird専用のテールピースです。実はこのテールピースは最近入手したもので、本物のヴィンテージパーツです。


IMG_4901.jpg 以前にエピフォン・ジャパンのリバースモデルをヴィンテージっぽく改造する為にリプロダクト品を入手したことがあったのですが、この度入手したテールピースはe-Bayでもほとんど出品された事の無いオリジナル物なのです。


 これはある時にふと覗いたe-Bayに出品されていました。ただし商品説明はGibson EB用のテールピースとなっていて、Thunderbird用か否か不安があったのですが、商品画像をチェックして“本物”と確信して入札に臨みました。その結果は、(あいまいな商品説明のお陰で・・・)他の入札者は無く、出品時の価格で無事に落札出来ました。実を言うと先に入手したリプロダクト品よりもお安かったです(笑)

 さてこのテールピースのデザインのどこが好きなの?という事なのですが、先ずは前出の真上からの画像からは、ただの金属製のバーに見えるのですが、画像でいうと両サイドの下角が絶妙なアールで面取りされています。

IMG_4881.jpg そして、一番好きな角度がこちらです。真横から見ると、“勾玉”の様な優美な曲線が見えてきます。右下側の“えぐれ”は弦のポールピースを引っ掛ける為なのですが、美しいアールですね。機能美という言葉があるのですが、機能よりも美しさが勝っていると感じてしまいます。


 真上からの投影面積に比べると、ボディーとの接触部の面積が少ないのは弦振動をボディーに伝えるパーツとして何らかの“意図”があるように思います。取付ビスが3本と少ないのも“確信犯”的な意味がありそうです。「接触面は少なくして、軽量なストップテールピースが受けた弦振動をブリッジで色付けする事無くそのままボディーに伝える」みたいな・・・?

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IMG_4907.jpg 同じGibsonの他のベースやギターにはこのテールピースと同じデザインのものは無く、60年代のThunderbird専用のパーツとなります。ThunderbirdとギターのFirebirdは60年代初期にカーデザイナーによってデザインが起こされているのですが、このパーツも同時にデザインされたのでしょうか?




IMG_4911.jpg 代わって、こちらはGrecoのThunderbirdモデル用のテールピースなのですが、これは全くもって機能のみの無骨なデザインです。なにかの時の用にと入手したのですが、あまりの無骨さに、錆び落しをする気持ちにもなれず、部品箱入りしています。




 美しさを感じるデザインのテールピースというとAlembicが思い出されますが、こちらはテールピースがデザインを主張し過ぎていて、Alembicにしか似合わないですね。もちろんこのデザインが嫌いな訳ではなくて、BMW車のフロントグリルの“盾”のようにアイコンになっているのは認めていますけど・・・。

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 今回のGibsonのテールピースは一見大人し目なのに、実はしっかりと作りこまれたデザインとなっているのが、私が気に入っているポイントです。



IMG_4912.jpg 先日迄e-Bayで、同じ様にGibson EB用として出品されていたテールピースがあったのですが(落札者無し)、これはGibson用じゃなくて、先ほどと同じくGrecoのパーツですね。このような商品もあるので、“目利き”は大切です。
IMG_4714.jpg 最近は手持ちのベースやアンプのメンテばかり行っているのですが、今回はエレクトリック・アップライト・ベース(以下EUB)のAria proⅡ SWB-βのメンテ報告です。これまで何本かのEUBを所有してきたのですが、最後に残ったのがこのSWB-βです。これを選択した要因は“ボディー鳴り”、“ネックの握り易さ”そして“ネックの強さ”です。


IMGP6201a.jpg 以前、同時に所有していたLandscape SWB-Masterと比べると、上記3点はどれもSWB-βが勝っていました。SWB-Masterのルックスはとても気に入っていたのですが、最後は出音と弾き易さでSWB-βをチョイスしました。そのSWB-βですが、やはり何年も使っていると気になる箇所が出てきたので、この度一気に手を入れました。




IMG_4697.jpg 先ずは出音というかノイズについての対応です。弾いていると、何かの時にアンプからバリバリと大きなノイズが聞えてきて驚く事がありました。チェックしてみると、どうやらボディー背面にあるバッテリーBoxが原因と思えたので、バッテリーと端子との接触不良を疑い、接触部を磨いて接点復活剤を吹いたのですが、しばらくするとノイズが再発したので、バッテリーBoxごと交換する事にして、GOTOHの同タイプのバッテリーBoxを入手しました。


 交換の際にバッテリーBoxからのリード線がコントロール基板に取り付く箇所をみたら、半田付けはしてあるものの芯線が剥き出しの部分があったので、熱収縮チューブで絶縁しておきました。

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IMG_4708.jpg 次にはコントロール部分です。5つのコントロールツマミの回し具合が分かり辛かったので、ツマミのトップの溝を白く色付けしました。画像は内3つを白マジックで色付けした時のものです。


IMG_4710.jpg これまでは、暗いステージ上では目視でコントロールツマミの状態が分からなくて、演奏中に不意にツマミに手が触れて回ってしまうとお手上げだったのですが、これで今後は大丈夫です。


 ついでにコントロール部のミニ可変抵抗を回して、ピエゾとマグネットの両ピックアップの各弦の出力のバランス取りを行いました。ピエゾピックアップはブリッジの1弦と4弦部の足の2ヶ所に仕込まれていて、高音弦側と低音弦側のバランスが取れます。マグネットピックアップは4弦それぞれに1つずつ有るので、各弦用のピックアップの高さ調整とピックアップの出力調整を組み合わせることによって、完璧な出力のバランス取りが行えます。



 その他、各部のビス類の締まり具合を確認、打痕へのタッチアップ塗装等を行って、SWB-βへの今回のメンテは終了しました。最初に記したのですが、このベースのネックはとても強靭で、張力の強いアップライト弦を張りっ放しにしていてもトラスロッドナットをゆるゆるから少し締めこんだだけで長期間安定しています。この先もずっとこの良いコンディションのまま、弾き続けていけるものと思っています。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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