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 今年ももうすぐ終わりになります。私的には今年もなにやかやと楽しみながらベースライフを送る事が出来ました。

 特に今年は春と秋に上京して、これまでblog上だけのお付き合いだった方々とお会い出来たのが嬉しかったです。その後も個人的に情報交換などをさせていただいてお付合いが続いています。先般は日本一(!?)のギターマニアバンドのレオスキさんとお会い出来て、来年に繋がる楽しみが増えています。いくらベース、ベースと言ったって一人で篭ってヲタクってるよりも、同じ楽器をプレイしている方と色んなお話しをさせていただくほうが、新たな発見があってとても身になる事が多いですから・・・。

 自分の機材の方は相変らず試行錯誤を行いながらボチボチと好みの形に近づけているって状況です。blogにアップする事のない機材が増えてきたので(汗)、この年末年始休暇の間に再調整を行って、ダメな物はダメとして処分を行う予定です。

 バンド活動の方は夏に新たなバンドを立ち上げたのですが、メンバーもとてもやる気になってくれているので、しばらくはこちらに重心を置こうと考えています。

 今年一年、このマニアックなblogにお付合いをいただき、ありがとうございます。年が明けましても、変らずよろしくお願いします。

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 今年一年お付合いしていただいた事に感謝して、頭(ヘッド)を下げている3羽の雷鳥(Thunderbird)の図・・・(笑)。
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 Thunderbird(本当はEpi-birdですが・・・汗)のブリッジを交換しました。

IMG_1754_20121228190238.jpg デフォルトは3点支持の見た目にごっつい、ブリッジとテールピースが1体タイプだったのですが・・・、60年代のブリッジとテールピースが分離されたセパレートタイプにしたかったのです。なにせトリビュートしているWishbone Ashマーチン・ターナーが弾いているThunderbirdが60年代の物ですので・・・。


IMG_1837_20121228190236.jpg 先ず、米国から取寄せたのはこのブリッジです。セパレートタイプではあったのですが、如何せん部材が大き過ぎました。サスティーンには有利なのでしょうが、ルックス的にはよろしくありません。


IMG_2411.jpg そこで新たに入手したのがこちらです。ブリッジとテールピースは別メーカーの物です。テールピースは60年代のThunderbird用のリプロダクション物が有ったのでそれを入手しました。これは良く出来ています。当時のデザインをそのままに復元しています。




tp.jpg 話が脇道にそれますが、実はこのテールピースは、当初e-Bayにて10月に落札していたのですが、それは販売店から発送された後、運送中に行方不明になっていました。代理店のsekaimonを経由していたので運送事故扱いで商品代金の補償をしてもらい、2個目の発注をした物がやっと届いたと言う次第です。

 米国内での運送事故はかなり多くて、sekaimonでも取扱の3パーセントが運送事故例となっているそうです。私もこれまで3例あります。やはり日本の運送会社のようにはいかないみたいですね。




b1.jpg 上のテールピースのメーカーは左の様なブリッジを作っているのですが、それはオクターブピッチが合わない当時物の完全再現ではなくて、現代のラウンド弦でもピッチが合うようにサドルの可動範囲が広くて大きな外寸となっているので、これはスルーしました。


b2.jpg 代わって入手したのは、何処かのメーカーのアコベ用なのですが、Gibsonのギターのブリッジのデザインを踏襲していて、ルックスもマッチングしています。オリジナルのブリッジはヴィンテージパーツとして入手することはとても難しくて、仮に販売されたとしてもかなりの高額となるでしょうから、今回入手した“似た形”のブリッジになるのはやむを得ないところです。


IMG_2139.jpg ブリッジのスタッドアンカーは、サドルの可動範囲にオクターブピッチが合うように位置決めしています。又、これまでの3点支持のブリッジの3つの穴は埋木して塞いでいます。




 再度、話がそれますが、この穴埋めの際に自分なりに「これは良い!」と思う方法を考えました。それは、穴を埋める木の丸棒をボディー表面から少し沈めておいて、そこにボディー表面を写真に撮ったものを丸く切込んで貼り、クリアーラッカーで仕上げるという方法です。同じ木目なので目立たなくなる筈と思ったのですが、印刷した自宅のプリンターの発色具合が悪くて、同色にはならなかったという“オチ”が付いてしまいました(汗)。



 ブリッジ部を真横から見ました。左が元の3点支持、右が交換したセパレートのブリッジです。

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 弦がブリッジからサドルにかけて急な折れ角度となっているのが分ります。ネックがダメで順反りが酷いネックでは、ブリッジサドル部を低くせざるを得ないのですが、このThunderbirdはネックがとてもストレートにセッティング出来るので、このようなサドル部の高さとなっていて、テンション感もアップしています。

 そしてもう1点、気になっていた事が解消されました。元の3点支持ブリッジのサドルに彫られていた弦がはまる溝のピッチは約18mm弱で、Fenderに慣れた私にとっては狭かったのですが、交換したブリッジのサドルの弦溝ピッチは約19mmと広くなったので、右手の指さばきがとても楽になっています。

IMG_2412.jpg このブリッジ交換で、このEpiphone JapanThunderbirdを本家Gibsonの60年代のThunderbirdのルックスに近づける“作戦”はひとまず終了しました。(“作戦”だったのね・・・笑)分る人が見れば、スルーネックのウォルナットの色の濃いラインが無いとか、ボディー裏にコンターカットが無いとかの“ツッコミ所”はまだまだ有るのですが、ぱっと見はミント状態のヴィンテージかな?と思わせるルックスになっています。


 出音は、先般博多のレオスキ基地でヴィンテージを試奏したのを思い出すに、レスポンスと暴れっぷりでは負けるのですが、私の持っている建国記念のThunderbirdと比べると出力も大きくて、頭で描くThunderbirdの音に近いものとなっています。(建国記念は本当に大人し目の出音ですので)
nichinichi_20121224213423.jpg メリークリスマス!という事で、12月23日(日)は地元で“クリスマスイヴイヴLive in にちにち食堂"を楽しみました。

 午後5時半に計9ユニット、4時間半に亘るライブステージがスタートしました。




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IMG_2368.jpg 店内は立ち見のお客さんも出た盛況ぶりでした。外は寒風が吹いていたのですが、店内はお客さんと演奏者の熱気で熱々でした。


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 この日、私が係わったのは以下の2バンドです。

ARGUS
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 Wishbone AshのトリビュートバンドのARGUSは年内はトリオでの活動となっています。年明けからは4人編成、ツインリードギターでのアンサンブルをお聞かせします。

熱狂楽団 TAPASCON
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 今年3回目のライブ出演となった熱狂楽団 TAPASCONです。この日は16人の参加となりました。大所帯故にメンバーの都合調整がたいへんなのですが、来年はより多くの発表の機会を持ちたいです。



 この一年、ここにちにち食堂では、多くのライブを催す事が出来ました。

 この“にちにちライブ”は毎回手作り感溢れるライブとなっています。お店が主催するのでは無くて、毎回(私を含む)何方かがプロデュースをして、それを周りのスタッフがお手伝いすると言うスタイルで続けています。聴きにこられたお客さんにもその手作り感が好評です。

 来年もこの“にちにちライブ”、色々な企画で楽しんでいこうと考えています。店長AZさん、スタッフの方々来年も引き続きよろしくお願いします。
"クリスマスイヴイヴLive in にちにち食堂"

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日時 : 12月23日 (日曜日)
開場 : PM5:00 開演 : PM5:30
場所 : にちにち食堂 (0856 23-6166)
入場料 : 無料 (ドリンク、軽食等要オーダー)

***ライヴ終演後にプレゼント抽選会あり!お楽しみに!!***

出演バンド(予定 : 急遽変更有り)
PM5:30 ~ Creme Fraice (Cream Tribute Band)
6:00 ~ Layla&福ちゃん (広島)
6:30 ~ 松本ナリアツ (周南)
7:00 ~ hide (EROTIC TEACHER)
7:30 ~ Naomi
8:00 ~ ムーミン
8:30 ~ ARGUS (Wishbone Ash Tribute Band)
9:00 ~ De Maio
9:30 ~ 熱狂楽団TAPASCON (熱帯Jazz楽団 Tribute Band)
10:00~ プレゼント抽選会!
 12月16日(日曜日)は地元【にちにち食堂】で催された“上新功祐×折重由美子 X'mas Special Live Tour 2012”のお世話をしました。

IMG_2332.jpg お店の内外には、キャンドルホルダー製作家のムラカミくんが並べたキャンドルが寒い夜空の下で、ホンワカと暖かく灯っていました。


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IMG_2335.jpg 上新功祐さんの優しい歌声と折重由美子さんの奏でるクラビオーラの音色がマッチして、店内はとても心地好い癒しの空間となっていました。

 ギターの小田原政広さんは、バッキングに徹した歌のバック時とはうって変わってのソロの演奏が圧巻でした。


 Caféが好きでCaféのBGMも作成されている上新さんは、ここ【にちにち食堂】のCafé空間がとても気に入られたみたいでした。又、いらっしゃってください。お待ちしています。
IMG_2231_20121219185423.jpg 壁にズラッと掛けられたベースをポカ~ンと口を開けて眺めていた私は、RS修平さんの「どれでも弾いて下さい」の言葉に、「これは夢では無い!」と我に返ったのでした。


 こんな時には「遠慮」の二文字が頭から消え去る私です(笑)。気になったベースを次々に掴んでは、スタジオで試奏を行ったのでした。ただレオスキ基地訪問がライブ移動中で、数本のベースの試奏がそれぞれ短時間となったので、下記のインプレは上っ面な中身になっているかも知れません。ご容赦ください。



IMG_2254.jpg 王道60JBです。JBが世に出た初年のモデルで、当然スタックノブです。スタックノブはコントロール内部に直列抵抗が入っていて、出音に何かもどかしさを感じる個体を弾いた事があったのですが、この個体ではそのデメリットは感じなかったです。どのポジションを弾いてもちゃんと反応してくれるこの年代の特徴も確認出来ました。


IMG_2256.jpg ベスト・オブPBと呼ばれる62PBです。ペイントはリフィニッシュで、PUもK&Tでリワインドされているそうです。重さの中にも明るさを感じる出音でした。


IMG_2257.jpg この62PBにはやられました。特に4弦の沈み具合は尋常なものでは無く、今回試奏させていただいた中では一番、いや私がこれまで弾いたベースの中でもベストと思われる程のファットな出音でした。もし私がセットアップさせていただくならば、PUの4弦側を沈めるでしょうね。思わず、“What's Going On”のフレーズを弾いてしまったのは当然の事です。


IMG_2249.jpg 憧れのThunderbird Ⅳです。最近トリビュートバンドでThunderbirdの“ような”ベースを弾いていて、それはそれで私なりに気に入るようにセットアップしていたのですが、“本物”はやはり“別物”でした。手に触れるネックやパーツの質感、腹に伝わるスルーネックの鳴り具合がとてもしっくりとします。出力の大きいハンバッキングPUで低域がかなり暴れるのですが、2PUなのでハイを加えて暴れをコントロールするのが、Thunderbird Ⅳの楽しみ方のようでした。ストラップで吊ってもヘッド落ちがあまり気にならなかったのもパーツの重量配分が適切だからなのでしょう。


IMG_2252.jpg 最後は何と言ってもFenderbirdです!ネックを握った瞬間に「太っ!」と感じました。最近70年代のPBを弾く事が無かったからなのですが、先程の63Thunderbird Ⅳとはネックの握りが全く異なっています。そして、その左手は70年代のPBそのままを感じ、右手はThunderbirdを感じるという、不思議感(違和感じゃないです)を覚えました。出音もマホガニーボディーとハンバッキングPUによる深い低域に、メイプルネックの立上りの良さがプラスされています。

 上記の印象から、PBThunderbirdの特性が融合したと言うよりも、PBThunderbirdがそれぞれの強い個性を持ったまま合体したと言えると思います。そしてこれこそThe Whoジョン・エントウィッスルが望んだ結果なのでは?とも考えます。




 以上、数本を短時間での試奏だったのですが、どのベースも極上のコンディションでした。元々の固体の良さに専属ギターテクのJIさんのメンテが施されているからと思われます。ケースから出されてもチューニング済みで即試奏OKでしたし、ベースに触れると無意識にネックの具合をチェックしてしまう私が、全てのベースのネックが少しの順反りになっているのと弦高が同じなのも確認していますので。

 専用の機材庫、ディスプレイスペース、スタジオを持つレオスキ基地はプレイヤーにとっても(ギターを含む)ベースにとっても夢の基地でした。

 レオスキさん、この度はレオスキ基地にご招待をいただきありがとうございました。時間がなくてあまりお話が出来なかったのですが、次の機会にはゆっくりとお話させてください。



IMG_2260.jpg おまけ。。。

 ウチのギターのアキラ氏は54ストラトを弾かせていただいて、「もう死んでもイイ」と言っていましたが、ダメですよ、そんな事言っちゃ。もう少しウチで頑張っていただきますので・・・(笑)。
 12月15日(土曜日)に久留米のライブに行く前に博多に立ち寄りました。先日エントリーしたFenderbirdのレプリカを作製したレイナード・スキナードのトリビュートバンドのレオタード・スキナードさん(以下レオスキさん)から、「レオスキ基地にいらっしゃいませんか?」とのお誘いをいただいていたのでした。

 博多某所に在るレオスキ基地では、レオスキさんのギタリストのお2人RS修平さんと寿庵さん、ベーシストのアガタさん、そして専属ギターテクのJIさん達による出迎えをいただきました。そして、「こんにちは」の挨拶が終わるやいなや、機材庫からキャリーで運ばれてきたハードケースの蓋が次々と開けられて壁のギターハンガーに多くのベースが掛けられていったのでした。

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 何が始まるのか理解出来ずにキョトンとしている私にRS修平さんは「どれでもお好きなベースを弾いてください。」とおっしゃられたのでした。何と初めてレオスキ基地を訪問した私の為に、これだけのベース達を並べて出迎えしていただいたのでした!!

 年式等うろ覚えで間違えているかもしれませんが、記憶している範囲で画像内の左から紹介します。



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 先日来、ブログで記事にしているFenderbirdレプリカ、62PBが2本



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 60JBと、右2本はレイナード・スキナードのベーシストのレオン・ウィルクソン氏が弾いていた剥ぎナチュラルと、それが後年にホワイトにリペイントされたのを再現したJB(早い話がビフォーアフター)。



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 Gibson Thunderbirdのコーナー(?)で、そしてノンリバース



 以上の極上のヴィンテージベース群の何本かをスタジオで試奏させていただいたのですが、それは次回エントリーにて・・・。
 12月15日(土曜日)は福岡県久留米市に在る【Sunrise Cafe】でのライブに出掛けてきました。1年振りの訪問だったのですが、久留米のBluesman 矢田草吉さん、そして【Sunrise Cafe】のオーナーの笑顔に迎えられて、アウェイ感など微塵も無くリハに臨んだ私達でした。



矢田草吉Blues Band
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 草吉さんが地元の若いメンバーと組んでいるBlues Bandの演奏からライブがスタートしました。活きの良いリズム隊に乗っての草吉さんのBluesギター&ヴォーカルは、ソロ活動での粘っこい歌いまわしとは別の新たな魅力を感じさせてくれるものでした。



ARGUS
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 昨年はBluesバンドだったのですが、今回は今年新たに組んだWishborn AshのトリビュートバンドのARGUSでの参加です。

 直前にツインギターの内の1人が都合で不参加になる事となったのですが、もう1人のギター アキラさんの頑張りでステージをこなしました。2人分のギターの美味しい所を網羅し、コーラスもあったので大変でしたね。アキラさん、お疲れ様でした。



岡部鉄心Blues Band
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 博多のBluesの重鎮、岡部鉄心さんです。オリジナル曲でコードもブルース進行では無いのですが、耳に届くには紛れも無くブルースでした。体の中から湧き出て来るってこういう事なんだなと感じ入りました。



 「又、来年も来て下さい」とオーナーからの言葉をいただいて帰路についた私達です。距離にして260km、車で4時間の片道ですが、こんな楽しいライブなら距離など関係ないです。ライブを企画していただいた草吉さん、お世話になりました。有難うございました。
 弾いてきました。Fenderbird !!

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 詳細は後日・・・。
 Fenderbirdをネット検索すると、有るわ有るわ本家ジョン・エントウィッスル以外のFenderbirdが数多くヒットしました。

 かなり本物を忠実に再現したものも有れば・・・、

Fenderbird a          Fenderbird a (1)


Fenderbird a (2)          Fenderbird a (3)


Fenderbird a (4)          Fenderbird a (5)


 それぞれのメーカーでアレンジを加えたものも有ります。

Fenderbird b (1)          Fenderbird b (2)


Fenderbird b (3)          Fenderbird b (3)


Fenderbird b (4)          Fenderbird b (5)


 これを見ると、隠れ(?) Fenderbirdのファンって結構多そうですね。かく言う私もその一人でして、レオスキさんのアガタさんから「Fenderbirdのレプリカを作製した山口県宇部市のギター工房【Provision Guitar】でいつでもオーダー可能」と聞いて、心がぐらついています(汗)。



 下の動画を最初に見た時は、「ジョン・エントウィッスルは以前は少し太っている時代があったんだ。」と思ったのですが、実はこのバンド、The Whoのトリビュートバンドなのです。SUNNのベーアンからドリンクホルダーまで同じでびっくりしました。 

 前回、英国のThe Whoのベーシスト ジョン・エントウイッスルのベース Fenderbirdについてエントリーしたのですが、今回はそのレプリカを何故に米国のLynyrd SkynyrdのトリビュートバンドのLeotard Skynyrdさん(以下、レオスキさん)のベーシスト アガタさんが弾いているのか?を説明します。

 下の画像をご覧ください。確かに本家Lynyrd Skynyrdのベーシストのレオン・ウィルクソン氏がジョン・エントウイッスルFenderbirdを弾いています。

DVD Cover Front - Low Quality - Lynyrd Skynyrd - Live at Television Centre, London 1975 2            DVD Cover Front - Low Quality - Lynyrd Skynyrd - Live at Television Centre, London 1975 1


 実はこの内容について、私はこれまで知らなかったのですが、レオスキさんのサイトから了承の下に紹介させていただくと、75年にLynyrd Skynyrdが渡英してロンドンのTVセンターのライブに出演した際に、何らかの繋がりのあったジョン・エントウイッスルから彼のFenderbirdを借りてレオン・ウィルクソンが弾いたという事の様です。

LeotardSkynyrd 2 この1回こっきりのライブシーンを再現する為に、わざわざパーツを米国から取り寄せて、ショップでボディーを作り、Fenderbirdを組み上げたというのですから、レオスキさんのコダワリは半端無いですね!アガタさんの後ろのアンプも要チェックです。同じPeaveyの70年代のベースアンプです!


 下がレオスキさんのFenderbirdの画像です。出力の大きいハムバッキングPUとレスポンスの良いネックの組合せで“バキバキ”の出音が聞えてきそうです。

Fenderbird 2


Fenderbird 3           Fenderbird 1


 製作過程はレオスキさんの掲示板Fecebookで見る事が出来ます。
 7月に尾道ロックンブルースフェスティバルを聴きに行った際に、米国のLynyrd SkynyrdのトリビュートバンドのLeotard Skynyrdさん(以下、レオスキさん)のベーシスト アガタさんと知り合いになっていました。そのレオスキさんが10月に東京でbassoyajiさんのバンドと対バンライブを行った際に、アガタさんは一風変わったベースを弾かれていました。

LeotardSkynyrd 1            LeotardSkynyrd 2


 このベースは英国のロックバンド The Whoのベーシスト ジョン・エントウィッスルのベース Fenderbirdのレプリカなのです。と、記すと「Thunderbirdじゃなくて、Fenderbirdとは何ぞや?」、そして「何故、米国のバンドをトリビュートしているのに、英国のバンドのベースを弾いているの?」と言う2つの疑問が沸いてくると思います。そこで、今回のエントリーではFenderbirdについて説明します。



 60年代から活躍していたThe Whoのベーシスト ジョン・エントウィッスルは彼独自のタッピング奏法で“リードベース”というジャンルを確立していました。

60年代に彼が使っていたのは、“スラブボディー”でメイプル指板ネックのFender PBGibson Thunderbirdなのですが、70年台に入るとそれに物足りなくなったのか、その2本を合体したかの様なThunderbirdシェイプのボディーにPB用のメイプル指板メイプルネックを持つベースをビルダーに作らせたのでした。これがFenderbirdと呼ばれるベースなのです。

John Entwistle 2            John Entwistle 1


 ネットでFenderbirdの画像を探してみました。ジョン・エントウィッスルが弾いているのが分る画像は、この赤(オレンジ) ボディーと黒ボディーの2本になります。ネックはFenderPBそのままなのですが、ボディーはおそらくオーダーで作らせたものに60年代のGibson Thunderbirdのパーツを組込んでいるものと思われます。

Fenderbird 7            Fenderbird 4


 そしてレオスキさんのベーシスト アガタさんが弾かれたレプリカのFenderbirdの“元”は、現在はロンドンのハードロックカフェにディスプレイされています。一見、上右の黒のFenderbirdと同じ物と思われるのですが、1弦ハイポジ廻りのボディーカット形状と白ピックガードのデザインが異なっています。

Fenderbird 5


 私の77年の建国記念Thunderbirdを弾いていて分るのですが、(PUの違いによる出音の相異は別として)マホガニーボディーを貫くマホガニースルーネックというのは、Fenderの“レスポンスの良い鳴り”を知ったものにとっては“ダル”な印象を持ってしまいます。弦振動が、ボディーとネックのマホガニー材の奥深く滲み込んだ後に帰って来るって感じです。

 ハードなタッピングで“ゴキゴキ”のベースラインを刻むジョン・エントウィッスルが、より良いレスポンスを求めて、メイプル指板のメイプルネックをチョイスした“訳”は何となく理解出来る私です。

 ジョン・エントウィッスルは2002年The Whoの北米ツアー初日のショーの前日に急死しています。下は晩年のThe Whoでのベースソロですが、Fenderbirdを進化させたStatusの彼自身のモデルをタッピングでバキバキにプレイしています。 



 この演奏動画を見ると、右肘をボディーに乗せて手首を浮かせて指板上でタッピングしています。ジョンにとっては、このThunderbirdの“翼”が演奏上必需だったのですね。右肘をボディーに押付けると、ヘッド落ちの防止にもなりますし・・・。



 さて、次回はこのFenderbirdレオスキさんのベーシスト アガタさんが弾かれている“訳”を説明します・・・。

 ※ 今回のエントリーの内容&画像にはレオスキさんのサイトから参考&お借りしたものがありますが、これに関しては、レオスキさん、そしてアガタさんに了承をいただいています。
 この夏に結成したばかりのWishbone Ashのトリビュートバンド ARGUSの西日本ライブツアーが決定しました。12月後半の毎週末に福岡~島根~広島でのライブに出向くのですが、これを西日本ライブツアーと呼ばずしてどう表現するのでしょうか!?(大袈裟な・・・汗)

 詳細が分った順にご案内します。先ずは福岡県久留米市のブルースマン矢田草吉さんにお招きをいただいたライブです。案内文は草吉さんのblogからお借りしました。



12月15日(土) 【Sunrise Cafe】 福岡県久留米市西町1195-8 TEL 0942-32-0467
20:00 open / 20:30 start
\1500 + 1drink

出演は、

ARGUS(アーガス)」(島根県 益田市)

bb786b3452ae6ef964d9a2e2ea131c85.jpg あの、伝説のバンド「Mune-G & The All Your Love Blues Band」のメンバーを母体に、更に手練のギターを加えた、4人編成。
 70年代に活躍した「Wishbone Ash」をトリビュートし、ツインギターによる流麗なアンサンブルを持ち味とする。
 それぞれが腕の立つミュージシャンであるうえに、結束力が強いことで、トリビュート・バンドとは言え、コピーにとどまらないバンドサウンドが堪能できる。これは、買いだ!


岡部鉄心 Blues Band」(福岡市)

1ba3ce3e750861c10da861df5749d18e.jpg 意外にも、【Sunrise Cafe】は初出演。皆さん、待たせしました。
 岡部鉄心の圧倒的な存在感は、その大きな体ゆえ、ではない。生き方、生きざま、体の深い部分でのBluesへの愛情からにじみ出てくるものだ。
 日本語詞によるオリジナルは、ジットリと想いのしたたるバラードと黒々としたリズムによるドライブするFUNKNESSが特徴だ。
 若いリズム隊がしっかりと下支えする岡部ワールド、未体験の人は必須だ!!


矢田草吉 Blues Band」(久留米市)

8de569cd82081775259ee813e2762066_20121201195033.jpg もう、説明は良いかな。現在のバンドは、まだまだ発展途上。
 しかし、現在進行形のBluesを目いっぱいの、力と想いをこめて、ガッツリやります。




 この後は、12月23日(日曜日)島根県益田市【にちにち食堂】、12月29日(土曜日)広島県広島市【Apple Jam】と続きます。こちらの詳細は後程・・・。

 追記:広島【Apple Jam】ライブへの参加は都合で中止となりました。予定されてた方もいらっしゃるみたいですが、申し訳ありません。次の機会をよろしくお願いします。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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