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 1月29日(日曜日)は地元の食堂カフェ【にちにち食堂】にて“にちにち夜ライブ Adult night”を催しました。この日は大きく分けて、私が組んでいるノンジャンルバンドHigh Pressuresと、NYCを拠点に活動している若手Jazzピアニスト大林武司くん、そして山口からのテルミー+(プラス)という3本立てのステージ構成でした。



High Pressures
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IMG_9208.jpg 先ずはHigh Pressuresの演奏でライブがスタートしました。このバンドは演奏ジャンルに拘らないで、メンバー各自が演りたい曲を持ち寄る事にしています。この日もTVドラマのテーマ曲、Eaglesのバラード、Candy Dulferのファンキーな曲、フュージョン等の多彩な曲を演奏しました。




High Pressures with Layla
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 次はHigh Pressuresに広島のキーボーディスト レイラさんが加わっての演奏です。私が何を熱唱しているのかと言うとAORです(笑)。私、本当に長年の間、AORをやってみたいとの想いを抱いていたのですが、やっと実現しました。


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 私の歌のコーナーの最後には、レイラさんの息子さんでもある大林武司くんにトランペットで参加していただいて、ツインキーボード+管2本の豪華バンドをバックにしてのボーカルで、思わず熱唱してしまった私です。あー、気持ち良かった!(笑)。



大林武司
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 そして、その大林武司くんのソロピアノのステージです。バークリー音楽院を卒業して現在はNYCを拠点にピアニスト、作曲家として活動されている彼の演奏を一音も聴き逃すまいと、じっくりと耳を傾けていた大勢のお客さんでした。

 大林武司くんのオフィシャル・サイトはこちらです。



 今回の写真全ては、知合いのtomoさんに私の一眼レフを預けて、撮ってもらっています。300枚以上の写真から厳選して、このエントリーにアップしています。その中でちょっと気に入った写真がこちらです。tomoさん、有難うございました。

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テルミー+
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IMG_9400.jpg ラストは山口からのテルミー+(プラス)のステージです。山口の老舗Jazz spot【ポルシェ】を中心に活動されている実力派メンバーでのグループです。この日はテルミーさんのボーカルでオリジナルも含めた、耳に心地好いポップスを聴かせてくれました。




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 この日のライブは、プロデューサーとしての立場ではあった私ですが、自分が本当に演りたかった曲を一緒に演りたかったメンバーと共に出来て、一番喜んでいたのは誰あろう私です(笑)。ご協力していただいたHigh Pressuresのメンバー、レイラさん、大林武司くん、テルミー+さんに感謝します。更に寒い夜にも係わらずお越ししていただいた大勢のお客さん、そして場所を提供していただいた【にちにち食堂】スタッフの皆さんにも感謝します。有難うございました。



 さて、この後も私のプロデュース&プロモートのライブが続きます。頑張らねば!という事でベースをいじる時間が足りないです・・・(汗)。
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IMG_9097.jpg 私の63PBに元から付いていたSKのトーン・コンデンサーを取外しての出音チェックでは、とても元気の良い明るめのギンギンとした音がアンプから飛び出していました。そのチェック後にはダイレクトロンのコンデンサーを取付けてハイを押えていたのですが、他のベースと比べるとこの63PBの場合は、トーンポットがフルテンでもコンデンサーの有無でハイの出具合が大きく変化していました。


 バンドでの練習の際に、ダイレクトロンのコンデンサーでトーンポットをフルテンにしていても「もっとハイが出て欲しい」と思われるシチュエーションも有ったので、これをどう対処しようか?と考えたのですが、トーンポットを換えてみる事にしました。

 同じポットを使っていてもフルアップの際は、ボリュームでは抵抗値が0、トーンではそのポットの抵抗値Maxとなるように配線されています。63PBの場合、トーンポットは250KΩの抵抗値です。これとトーンコーコンデンサーとが直列に結線されたものが、ホットとコールド(アース)の信号間に挿入されています。

 と言う事は、250KΩのトーンポットを倍の抵抗値の500kΩに換えると、フルアップ時にトーンコーコンデンサーを流れる電量は1/2となり、トーンが絞られる割合が少なくなると想定されます。

IMG_9119.jpg これを実践してみました。トーンポットを手持ちの500kΩに、そしてこの際なので63の刻印のあるオリジナルポット2個は将来に温存する為に、ボリュームポットもCTSの250 kΩに交換しました。


 このポットの組合せでの出音チェックです。500kΩのトーンポットがフルアップの際はこれまでの250kΩよりもハイが立って来たのですが、コンデンサーレスのギンギンの音からは少し押さえ気味となっていて、使い勝手が良さそうです。先日のバンド練習の際のチェックではトーンツマミが《7》位のポジションで好みの音となっていました。

244_36DPEAWWIE.jpg この状態で先般の“広島ベース会”に持込んだところ、多くのベーシストに高い評価をいただいています。トーンを換える前はモコリ気味のあまりお勧めの出音ではなくて持込みを躊躇していたのですが、この結果をみても今回のトーンコンデンサー交換は“正解”だったと言って良いでしょう。写真は「このベース欲しい」と言わんばかりに、ず~っと弾かれていたムタさんに抱かれた63PBです(笑)。


 最近の試行錯誤で、PUの素の音をトーン回路のコンデンサーやポットによって様々に変化出来る事が分かりました。アクティブ回路やプリアンプでのトーンコントロール程に劇的な変化とはならないのですが、ベースのコントロールキャビティ内のパッシブトーン回路の工夫で、ジャックからの出音を好みに近い物にしておければ、そこからのトーンコントロールはとても楽になると思います。

 ベース本体から気に入った音が出ていないものを後から補正するのはとても難しいですし、最終的にどうしても自分の好みとならないケースも多いと思います。それになりよりもコンデンサーやポットは1個数百円で入手出来るので、1台何万円もする高価なプリアンプやEQに比べて費用対効果が高いと言わざるを得ません。



 正月休みの63PBのメンテの締めくくりに、この作業も行いました。

IMG_9115.jpg この63PBの入手時にはピックガードがジャック部で破損していて、それを補修していたのでした。その後数年を経て、更にピックガードの収縮が進み、補修部に隙間が現れてきたので、先般、G&L SB-266PBのメンテの際に行ったアルミプレートでの補強を行いました。


 66PBのアルミプレートを作った際に型紙をとっていたのですが、これは63PBと微妙に形状が異なっていたので使えなかったです。当時はコンピューター制御のNCルーター等ある訳なく、全て手作業でのキャビティー彫り込みだったので当然の事です。



IMG_8997_20120103175438.jpg 一連のメンテ&プチモディファイを経て、この63PBはこれまでのモヤッした出音とうって変わって、Rock向けとも言えるとても押出し感の強い出音となりました。これによって今後持ち出す機会は増えそうですが、そうなると少し気になる箇所が出てきました。それはルックスなのですが、リフィニッシュしたボディがあまりにも奇麗なのです。以前からショップと相談してはいるのですが、この際レリック加工に出そうかな?と考えています。
 広島のベーシスト、べーさんがベーシストの為のオフ会を企画したというので出掛けて来ました。

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 会場となったライブハウス【Apple Jam】には、この日参加した20名オーバーのベーシストが持込んだベースがズラリと並べられて壮観でした。

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IMG_9183.jpg そのラインナップを大きく分けるとFodera数本を含む“ハイエンド系”とFenderの“ビンテージ系”、そして香川県からのspan21さんが持込まれた“変態系”(span21さん、すみません)となっていました。なぜか広島地区ではピンクのモコモコなストラップが流行っているみたいですね(笑)。


 これを3台のベースアンプで4時間試奏すると言うのですから、楽しくない訳がありません。最初は少し遠慮気味だった参加ベーシストも徐々に興味のあるベースを抱えて弾き始めていました。

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IMG_9188.jpg 参加者は私のような“ハイエイジ系”(汗)から下は“エントリーモデル系”(?)の15歳の女子中学生まで様々でした。左は女性ベーシストのムタさんが持込んだ62JBと建国記念のThunderbirdです。


IMG_9190.jpg 62JBはPGが交換されている様でしたが、その他はオリジナル状態でした。ボディの削れはムタさんが入手後にピックの当たりで削れた(削った?)との事!ライブの後にはアルダーの削りカスがベース周辺に散らばっているらしいです!うーん、男前です(笑)。そのムタさんは私が持込んだ63PBがいたくお気に入りの様子で、「これはRockなベースですね!」とのご感想を頂きました。


IMG_9194.jpg 私が「おっ、これは!」と思ったのは、こちらspan21さんが持込まれたBasslineというドイツのメーカーの5弦フレットレスでした。これまで、どんな5弦ベースを弾いてもB弦の揺れ具合が気に入る事は無かったのですが、これは良かったです。スルーネックの材が指板の5弦の外に広がっていて5弦の振動をガシッと受止めています。


 通常の5弦ベースではネック材の一番端っこにB弦が位置しているのですから、そこでのB弦の揺れはネックを5弦ホーン側に曲げる方向にも作用するので弦振動を阻害する事となり、ウネウネと唸る様な揺れが起きてしまいます。それを5弦の外側の木材で補強(補正)するという考えは、実に理にかなっているなぁと感じました。実際、4弦と5弦を弾いた際に違和感が全く無かったです。ただ、時々5弦を左手親指でミュートしようとして、「あっ、これは無理だ」と気付く私がいましたけど・・・(笑)。ネック裏には親指を走らせる溝が付いていて、慣れれば弾き易くなるものと思われました。

 そんなこんなで3台のベースアンプから聞こえる低音に疲れたら(笑)、別室のバーカウンターで休憩しつつの4時間はあっと言う間に経過しました。全てのベースを弾く事は出来なかったのですが、興味が沸いたベースを何本かチェックする事が出来ました。

 こんな試奏会は楽器店主催では絶対に出来ないでしょうし、実際にこの日に持込まれたラインナップを全て取り揃えているベースコーナーなど何処の楽器店にも無いと思います。更にそのオーナーと直接色んな話が出来たのもとても有意義な事でした。

 べーさん、この日の仕切り、お疲れ様でした。べーさんは試奏を躊躇しているベーシストには「このベースを弾いてみたら」、又一人で弾き倒し過ぎているベーシストには「そろそろ替わってあげて」と声を掛けて、参加者全員が楽しめる会になるように努めておられました。

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 この日、このベース会に参加して改めて感じた事があります。それは「ベーシストは良い人ばかりだ!(笑)」。楽しかったベース会を企画していただいたべーさん、そして参加されたベーシスト全員に感謝して帰路に付いた私でした。
 正月休みにメンテを行ったベースの最後は61JBです。

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 トーン・コンデンサー取替え

 ここ数年はオリジナルのコントロール回路を取外して、スタックポットのコントローラーとしているのですが、そこにはLaxeのコンデンサーキットに含まれていたビンテージクローンのコンデンサーを取付けていました。

IMG_9161.jpg その2つのコンデンサーをダイレクトロンに取替えました。私の持っている古いFenderのベースのコンデンサーは、これで全てダイレクトロンになりました。

 アンプからの出音はよりタイトでメリハリの付いたものとなっていて、特にフロントPUの“澱み”が少なくなっていました。


IMG_9165.jpg こちらがオリジナルの3ポットのコントロール回路で、ポットのシャーシには61の刻印が有ります。一般には62年から3ポットになったと認知されている以前のこの仕様は、とてもレアな物だと思っています。

 こちらには、63PBにも付いていたSKのスタンプのあるセラミックコンデンサーが付いています。容量は0.05MFDです。


 コントロールパネル取替え

IMG_9152.jpg コントロールパネルを中古で入手した“より汚れているもの”に取替えました。写真では分かり辛いですが、左側の取替え済みのコンパネの方にはメッキの変色が見受けられて、“味わい”が出ています。




IMG_9005.jpg この61JBはリフィニッシュされていて、ビンテージとしての価値は低いのですが、その分、気兼ねなく各部を私好みに仕上げる事が出来て、私にとってナンバーワン&オンリーワンのベースとなっています。
 PBの最後は72PBです。

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 同製造年のフレットレスネックを入手して取付けている72PBです。現在は状態も落ち着いていて特別なメンテ&モディファイが必要な部分は無かったので、定期的なメンテを行いました。

 指板にレモンオイル塗布

 弦高調整

 PUクッション交換

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 スポンジミュート取付

IMG_9151.jpg フレットレス指板のPBということで、所謂ジャコ・トーンは出せないのですが、その代わりにブリッジ部にスポンジでミュートをするとサスティーンが殺されて、とてもウッディな音となります。

 ただ、そのミュート具合を決定するスポンジの材質・厚み等はまだまだ検討する必要があります。これからの楽しみですね。


IMG_91251.jpg 内部をチェックした際にデフォルトのコンデンサーを確認しました。ダイレクトロンの0.05MFDで耐電圧100Vの物が使われています。




IMG_9030.jpg 他に持っているPBと差別化する為にフレットレスネックを取付けているのですが、未だこれを使うシチュエーションが無くて人前に持って出たことは有りません。自宅で時々ケースから出してブォ~ン・ブォ~ンとフレットレスサウンドをウネらせています。
 PBのメンテが続きます。66PBです。

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 PUのウレタンクッションの交換

IMG_9101.jpg へたっていたPUのウレタンクッションを交換しました。これは消耗品ですから、時々交換しています。

 ポールピースのアース落しは以前から行っています。私のベースの共通仕様です。


 強化シールドプレート作製

 プラグを抜く時にジャック廻りのピックガードがプラグに引っ張られて、曲がって浮き上がっていました。このままではビス穴部からの破損となりうるので、そうなる前に先般SB-2にも施した対策を行いました。

IMG_9104.jpg コンロールキャビティのザグリにぴったりと合う大きさに1.5ミリ厚のアルミ板をカットしました。


IMG_9108.jpg これをピックガードに取付けました。ポット、ジャックで締め付けて一体になっていてジャック周辺は強固になっているので、プラグを抜き差ししてもビクともしなくなりました。

 トーンコンデンサーはデフォルトでダイレクトロンです。出音に不満はありません。


 指板にレモンオイル塗布

 ナットの4弦の溝切修正 



IMG_9018_20120105102348.jpg この66PBが私にとっての“PBの音”の指針となっています。この前にメンテ&モディファイした63PBが“ガッツな音”(多分ライトアッシュボディが要因?)なら、こちらの66PBは“もっちりとした音”で、どんな時にも使えるとなると66PBになります。
 正月休みの間、66JBに続いて手持ちのフェンダーベースをメンテしています。まずは63PBからメンテ内容を報告します。

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 PUポールピースのアース落し

IMG_9080.jpg ポールピースに指が触れる際のジーというノイズ対策で、PU裏にアルミテープを写真の様にカットして貼り、導電塗料でポールピースとアルミテープを導通させています。


 トーンコンデンサー交換

 これまでこの63PBの出音は、全音域に亘ってモワ~ッとくぐもった感がして、ヌケの悪さを感じていました。特に3~4弦はローが出ているのに切れが悪くて、これはライトウェイトアッシュのボディ材に因るものかな?とずっと思っていました。しかし、このところトーンコンデンサーを取替えして良い結果になっていた事から、このベースもコンデンサーを交換したら何とかなるのかな?と考えました。

IMG_9087.jpg 左画像で配線に隠れて分かり辛いですが、オリジナルはSKのスタンプがある0.1MFDのセラミック・コンデンサーが付いています。


 このコンデンサーを取り外してアンプからの出音をチェックしました。その結果は正に“目から鱗”でした。これまでとは比べる事が出来ないクリアーでギンギンの音がアンプから飛び出してきました。音量も明らかにアップしています。

 トーンポットがフルテンの時もコンデンサーにはホットの信号が通ってトーン回路が機能している事は理解してはいたものの、これだけの差があるとは!オリジナルのコンデンサーはかなりウォームな方向に作用する物だったのですね。

IMG_9092.jpg と、言う事はコンデンサーを色々と試してみたら自分の好みの音となるのでは?と考えて実行することにして、先ずこの回路を作ってみました。何じゃこれは?と思われるでしょうけれど、これは最低限のパーツから作ったトーンコンデンサー比較用の回路です。シールド線とポットとコンデンサーをくわえるワニ口クリップで成り立っています。


IMG_9096.jpg このトーン回路のプラグはベース側、アンプ側のどちらに挿しても良いのですが、コンデンサーの取替えがやりやすいように台の上に置いたエフェクターのイン側に挿しています。

 これでアンプからの出音をチェックしながらコンデンサーを順に試してみました。この時は既にベース本体のトーンコンデンサーは取外しています。


 いゃー本当にトーンポットがフルテンの状態でもコンデンサーに因り、音が異なっています。同じキャパシターのコンデンサーを比べたら、大型のオイルコンデンサーはウォームな効き、薄型のセラミックコンデンサーはローとハイがカットされてミッドが立ってタイトな効きとなっています。

IMG_9097.jpg 手持ちのコンデンサーから選んだのは、このところの私の“ツボ”となっているダイレクトロンの0.05MFDです。PBらしい押出し感はあるものの、極低域と耳障りなハイはカットされて、とても塩梅の良い出音となりました。


 この日のチェックでは、オリジナルコンデンサーのウォームな音、コンデンサーを外した時のギンギンな音、ダイレクトロンのコンデンサーのタイトな音の3種類の音が同じベースから出せました。コンデンサー、侮りがたしです!これにコンデンサーのキャパシターの数値、トーンポットの抵抗値等を組み合わせるとなると・・・、奥が深いです(汗)。

 PUのウレタンクッションの交換

 トラスロッド調整 
 
 少し順反るようにトラスロッドナットを緩めました。

 弦交換

 弦高調整 

 指板にレモンオイル塗布 



IMG_8997_20120103175438.jpg 以上のメンテナンスで、この63PBはこれまでで一番の低音を鳴り響かせています。大満足な結果となりました。

 えっ、G&LSB-2のセッティングですか?正月の間は作業休みです(笑)。
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


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 初日の出をイメージさせるキャンディーアップルレッドの66JBです。年明け一発目のベースいじりのエントリーはこの66JBです。



 昨年末の事ですが、クリスマスのイベントライブで“ウケ”狙いで、サンタ色のこの66JBを持出そうと考えたのですが、この66JBはどうも私の好む出音ではなかったのです。そこでライブ当日の朝からいろいろとイジッてみました。

 オリジナルのグレーボビンの出音は、良く言えば「明るい」、悪く言えば「ローが出ない」というもので、あまり積極的に使おうとする気持ちになれませんでした。その状況を打破すべくPUをVooDooに換えてもみたのですが、今ひとつヌケが悪い感じがしていました。

IMG_8829.jpg そこで、YAMAHABB-Ltdに取り付けて好印象だったDuncanAntiquityを取付けしてみました。

 アンプからの出音チェックでは、「これまでの悩みは何?」と思うくらいローがありつつもヌケの良いベース音が飛び出してきました。私がビンテージベースで“かくあるべき”と思う音にかなり近くなってきたと思います。


 この66JBは振動系は(61JBほどではないものの)良いものを持っていると常々思っていたのですが、今回のAntiquity PUへの交換で、出音の方もより良くなってきています。ビンテージベースのPU交換なんてと思われるかもしれないですが、自分にとって、弾き易くて気持ち良い出音のベースでないと持っている意味が無いので、いつでも元に戻せるPU交換は“あり”の作業です。

 そしてフロントPUの各弦の出力バランスが悪かったのを修正しました。

IMG_8834.jpg 2と3弦の出力が弱かったので、薄くした磁石をポールピースに貼り付けました。これはPUをAntiquityに換えたからというのではなくて、元からの状況でしたので、ボディ鳴りを含む振動系によるものだったのですが、この磁石の貼り付け後不具合はなくなっています。


 さらにトーン回路のコンデンサーを交換しました。

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 これまで取り付いていたMoldedのビンテージコンデンサーを同じくビンテージのデッドストックのダイレクトロンに換えました。Moldedはウォームな出音となり、ダイレクトロンはミッドが立ってくるのですが、比較試奏した結果ダイレクトロンをチョイスしました。

 以上の手を加えた結果、この66JBはこれまでで一番良い出音となっています。今年は持ち出す機会が増えそうです。



 ご時勢柄、あまり大物買いは出来そうに無いので、今年もこんな風にチマチマとベースに手を加えていこうと思っています。よろしければお付き合いの程、お願い致します。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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