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 68TLBを“使えるベース”にする最後の(・・・?)モディファイです。

DSCF4084.jpg 先ずは、シングルコイルPUの弱点のノイズ対策です。PUキャビティー底に銅板のシールドプレートを作成して落とし込みました。手を弦から離した際のジーというノイズが若干軽減されました。ただ極僅かですが、高域がカットされた感じもします。(PUをエイジドにした際にクロス被覆のリード線を替えたのでそのせいかも知れませんが・・・)

 もう一点、サムレストを取り付けしました。元々、PUキャビティーの穴あけのルーティングは大き目で、親指をPUの4弦側に持っていくと、指がその穴に落ち込みます。これって弾き辛いですし、PUカバーが無いので直にコイルのボビンに親指を当てるのは、PUをダメにする要因ともなります。実際、ビンテージのOPBTLBでPUを壊すケースが有るようです。

DSCF4160.jpg 又、JBPBの弾き方が体に積み込んでいる私としては、その弾き心地にも近付けるべく、5mm厚のクリアのアクリル板で4弦側にサムレストを作成しました。

 親指が当たるアクリル板の角は、JBPBのピックアップカバーの位置と同じく4弦から17mm離れた所として、他のパートとの取合いや形状を考慮した結果、勾玉の様な形状となりましたが、これをクリアの両面テープでボディに貼り付けました。

DSCF4173.jpg ボディには厚いポリウレタンの皮膜があるのですが、強力な粘着力の両面テープでの皮膜の劣化を考慮して、先ず始めにボディのサムレストと右手親指の爪が当たる箇所に、透明のフィルムを貼って、その上から両面テープでサムレストを貼っています。

 それまでにPUをセッティングしていたのがボディから5mmの高さだったので、さらに調整してサムレストとPUの上面を揃えたので、親指がサムレストとPUの上面を自由に行き来できて、ストレスフリーで弾き易い状態となっています。

 少し離れると、サムレストが見えずにペイズリー柄に溶け込んでいるのもナイスです(笑)。

 弦も様々なものを張ってチェックした結果、ハーフラウンド弦に落ち着きました。以上、これまでのセットアップやモディファイにて、ペイズリー柄で見た目にインパクトが有るのは当然ですが、音的にもミドルの帯域の“粘りとウネリ”が好印象な、現在所属するR&B Bandにジャストフィットするベースとなっています!



 以上、68TLBに対しての一通りのセッティング&モディファイが終了したところで、Blues Box Ⅱの本年のエントリーは終了いたします。

 今年一年、Blues Box Ⅱをご覧頂き、そして多くのコメントも頂きました事、感謝いたします。ありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いします。
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 68TLBに、ポールピースの出具合を調整したSeymour DuncanのPU SCPB-2をインストールして使用しているのですが、次に気になる点が浮上してきました。それはこのSCPB-2の外観です。

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 基本的に一つの音しか出ない68TLBを右手の弾き加減で様々に表情を付けるのが楽しいのですが、その為にピッキングポイントを変えたり親指ミュート奏法をするには、どうしてもPUとブリッジカバーを取外す必要があります。そうすると、ボディ真ん中にSeymour Duncanとプリントされた真新しいSCPB-2が目立ってくるのです。

 良い具合に枯れた68TLBのPaisley柄には、漆黒のPUは不似合いです。という訳で、SCPB-2を着色して見栄えをオリジナルに近づけることにしました。

DSCF4063.jpg 用意したのは、おもちゃ屋のワゴンセールで見つけた50円のプラモデル用のプラカラー、オリジナルPUのコイルに巻きつけてある保護糸に似た綿の撚糸(これが高くて685円・・・笑)、そして手持ちのクロスカバーのリード線、以上の3品です。

 SCPB-2のPUは溶かした蝋に漬けてコイルを固めているので、プラカラーの付着具合を心配したのですが、水性でなく揮発性のプラカラーを選んだので問題は有りませんでした。

 ただ、手持ちの他のプラカラーを混ぜて調色したのですが、40年間の“汚れと焼け”具合の再現は難しいですね。ニスの垂れ具合は表現出来たのですが、まだまだ汚し足りないです・・・(汗)。でもまぁ、いいっか!今後使い込む内に“汚れ”が染み込む事でしょう(笑)。

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 既に巻いてあったコイル保護のテープの上に撚糸を巻きつけてこれも汚しています。又、オリジナルPUは黄色と濃紺のクロス被服のリード線だったので、黒のリード線はシンナーで少し色を落としています。線の長さもオリジナルに揃えました。

 エイジド加工後に取り付けました。うーん、1m離れたら見分けがつかないです・・・、多分・・・(笑)。
 前回のエントリーでSeymour DuncanSCPB-2 PUをベストと判断して68TLBにインストールしたのですが、チェックの際には余り気にならなかった点が、使っている間に浮上してきました。

 オリジナルのPUと比べると良いと思われた各弦の出力のバランスですが、このSCPB-2でもいくらかのチグハグ感を覚えたのです。具体的には1・4弦が大きくて、2・3弦の音が小さい・・・(汗)。

 それならばと、オリジナルのPUでは怖くて作業が出来なかったポールピースを動かして出力バランスをとる作業を行いました。

 作業は万力にPUを挟んで行いました。2と3弦用のポールピースを弦に近付けるべくPUの裏から押し出すのですが、詳しく説明すると、押し出される表側はポールピースが出てきても当たらないように切り込みを入れた木片を当てて、裏側のポールピースには以前に他のPUから取外していたポールピースを当てがい、万力で挟むという方法です。

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 ポールピースには直にコイル線が巻きつけてあるので、ドライバーやハンマーでポールピースを叩いて動かす方法よりも、万力でジワッと押し込む方が、コイルの断線等のリスクが少ないです。

 そして、コイル線が半周巻き付けられている1と4弦のポールピースを動かすより、コイル線が両側面に触れているだけの2と3弦用のポールピースを動かす方法がベターです。

 この方法で2と3弦用のポールピースを表側に0.5mmづつ出して、その都度PUをボディに戻して、アンプからの出音をチェックしました。最終的に全ての弦の出力が均等になったのは、2と3弦のポールピースが共に1.0mm出た状態でした。

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DSCF3568_20081225195057.jpg 一見、2弦が0.5mm、3弦が1.5mm出ているオリジナルPUのポールピースの出具合に近くなっただけと思われるでしょうけれど、出音はオリジナルのPUに感じられたキンキンという軽さは微塵も無く、各弦ともにミドルの押し出し感が均一となって、どのポジションでフレーズを弾いても気持ちの良い出音に満足しています。

 又、JBではグライコにより100Hz辺りをブーストして使っているので、この68TLBをグライコに繋いでチェックを行ったのですが、グライコの素子を多少動かしても出音は殆ど変わりません(汗)。余りにも元音の個性が強い為ですが、グライコの必要性を感じないというか、グライコの効果が無いベースというのも初めてです。よって現在はアンプ直で“漢の弾き方”をしています(笑)。
 以前エントリーしたように、68TLBのPUからの出音は音質・各弦の出力バランス共に私の好みではなかった為に、今回PUを交換してみました。

DSCF3568_20081225195057.jpg 今考えると、このベースを楽器店で試奏した人は必ずこの点が気になっていた筈ですので、その為に当初の高額な価格設定では購入希望者が現れなかったのでは?と思われます。もしそうなら、楽器店が価格を下げてそれを見た私がこのベースを購入出来たのは、(少々使い勝手が悪い)このPUのお陰とも言えます(笑)。

 私としては、ベースは“弾いてなんぼ”の考えですから、音が悪けりゃPU交換を行うのは当然の成り行きとなります。

DSCF3570_20081225195224.jpg 交換してチェックしたのはリプレースメントPUメーカーの雄、Seymour DuncanのPUで、SCPB-2SCPB-3の2機種になります。結果を先に述べると、気に入ったPUはSCPB-2となりました。

DSCF3572.jpg 実は先行で交換チェックをしたのはSCPB-3でした。以前Music Man Sabre BassのフロントPUを交換しようとSCPB-3を入手はしていたのですが、フルオリジナルのSabre Bassをいじる事に躊躇して交換作業を留保していたのでした。先ずはその手持ちのSCPB-368TLBのPUキャビティにインストールしました。
 
 弾いたとたんに感じたことは、「ぶっ、ぶっとい!」。これまで、オリジナルのPUで感じていた線の細さは微塵も無く、チューニング・ダウンしたかのような低音域がうごめいてきます。そして高域も強く出てきます。絵に描くと“東京タワー”の如く、低音域が踏ん張りつつ高域も突き抜けている感じです。ポールピースの太さで分かる通りに、パワーも有り所有するベースの中でトップの音量です。 

 ただ、その低音域が末広がり過ぎてフレーズの芯が見え難くなるのも事実で、もう少しタイトさの向上を求めて別のPUをチェックする事にしました。

DSCF3569.jpg Seymour DuncanOPB(TLB含む)用のPUのラインナップは豊富で、オリジナルを周到したSCPB-1、それを若干パワーアップしたSCPB-2、そして先行でチェックした最大パワーのSCPB-3クォーター・パウンド、はたまた外観をエイジド加工したAntiquity(アンティクティー)と4種類があるのですが、SCPB-1Antiquityはオリジナルと同じくポールピースの出入りがあり、各弦のバランスに不安感があったので、次にチェックしようと考えたPUはSCPB-2になりました。

DSCF3749.jpg そのSCPB-2を入手してインストールしてみました。使用感は簡単に言うとオリジナルとSCPB-3の中間です。再び絵で表すと“東京タワー”ではなくて、1階床面積と上部階の床面積が同じ“中層階のビルディング”となります。(←分かります?笑)

 言い換えると(こちらを先に言えば、ですけど・・・汗)、ローミッドからハイミッドにかけてしっかりとした塊が一本筋に通っていて、SCPB-3程の不要な極ローと極ハイが無いという事になります。これって、私的には凄く扱い易いサウンドです。右手の指で弾き加減を調整してミッドの出具合を気持ち良くコントロール出来ます。PBのローミッドの押出し感から比べると、少し上の帯域がファットなのですが、ゴムマリの様に粘っこいフレーズをイメージにかなり近く弾く事が可能です。

 加えて、オリジナルのPUでは気になっていた弦を強く弾いた際の音の途切れ感ですが、こちらのSCPB-2ではその途切れ具合もコントロール可能で、(収まりの良いJBでは発生しないですし、PBでは余程激しく弾かないと発生しない)ブツッという破断しかけの音をゴーストノート的に使えるのも嬉しいポイントです。

 ヒーターで赤く熱せられて入力信号を今か今かと待っている真空管のパワー管を内蔵したAmpegのアンプ(オーブン)に、ミッド(脂身)たっぷりの音(肉)隗をぶち込むと、それはそれは気持ち良くドライブ(濃厚で肉汁がタラタラ)したベース音(ステーキ)の出来(焼き)上がりです!(笑)。

 過剰な表現はさておき(笑)、冷静にPUの出力をチェックすると大きい方から、SCPB-3 → オリジナル → SCPB-2となりました。一番出力の小さなSCPB-2をしてみても、普通のJBPBと比べると出力が大きいので、SCPB-2のミッドの押し出し具合はかなり有ると言えます。手持ちのベースの中では、一番ミドルのウネリ具合が楽しめる出音になりました。

 以上のチェック結果から、68TLBにはSCPB-2を取り付けて、オリジナルPUは箱に入れて永久保存、SCPB-3は今後使用する機会まで保管となりました。
 Mune-G’sのホーン隊 Crazy Blue Hornsのトロンボーン奏者 シルバーソニック・ふみあきクンが昨日(23日)結婚式を挙げられて、夜はJazz Cafe【マルフク】にて結婚披露パーティーが催されました。

 パーティーは、関連する吹奏楽のグループの演奏からスタートしました。

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 新妻のゆいちゃんもテナー・サックス プレイヤーで同じJazzのフルバンドのメンバーでもあり、音楽を通じた付き合いの中で、愛が育まれたとのことです。

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 勿論、パーティーの最後はMune-G’sによるお祝いの演奏です。ふみあきクンにはソロ多目で、結婚式後の初仕事(?)をたっぷりとやって頂きました(笑)。

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 ふみあきクン&ゆいちゃん、これからも音楽を通じて更に愛を深めて、良い家庭、そして良い音楽を築き上げてくださいね。Mune-G’s一同、末永いお幸せを祈っています。

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 20日(土)の夜はMune-G’s本年最後のお出掛けLiveを広島【JiJi】で行ってきました。


パンチラ兄弟
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 トップは中年ナイフ改めパンチラ兄弟です。今回はJ-Rockの連発でしたね。パンチラ長男ストラト次男ミュージックマンが火を噴いていました。


Mune-G & The All Your Love Blues Band
with Crazy Blue Horns + Moria-Girls
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 今回は2名の新メンバーを加えて計9名での参戦となったMune-G’sです。現在は総勢何人だっけ・・・?多分13~14名位の筈です(笑)。

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 今年最後のお出掛けLiveということで、気合入りっぱなしのFunky & Soulfulな曲ばかりでのステージでした。

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 お客さんにも盛り上げていただきました(多謝)。


Mush 桑野 & ジーバーズ
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DSCF4245.jpgDSCF4246.jpg トリのMush 桑野 & ジーバーズのギタリスト ギンちゃんゴールドトップですが、良くご覧下さい。ロゴがGibsonじゃなくてGinchanになっています(笑)。


 広島【JiJi】では、今年5回のLiveに参加させて頂きました。マスターまえちゃんきよしさん、バンドメンバーの方々、そして多くのお客さん、一年間本当に有難うございました。来年もMune-G’s一同をよろしくお願いします。
 スカンク・ストライプがアクセントになっているネックはワンピースです。

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 67年にTelecaster Bassが発売された当初は貼りメイプル指板だったのですが、直ぐに(OPBと同じ)ワンピースのメイプルネックとなっています。ワンピースのネックは反りや捩れに弱いと言われています。材の動き方が異なる貼りメイプル指板での反りや捩れに対する抵抗力が得られない為なのですが、私の68TLBに関してはその心配は無用のようです。

DSCF3859.jpg ネックの強度に関しては、そのゴン太な握りも貢献しています。60年代のPBの巾が広くて厚みが薄いネックと比べたら、70年代のPBに近い太さを感じるネックです。断面はOPBのようにピークが尖った三角形ではなく、丸くて太さを最大に生かした握りとなっています。

 下が手持ちのベースをナットの位置で計測した結果です。

     63PB   巾  43mm  厚み  21mm 

     68TLB 巾  43mm  厚み  23mm

     72PB  巾  41mm  厚み  24mm

 一般的には太いネックと言えるのでしょうけれど、私にとって弾き辛いものでは無く、その太さ故の剛性感が、握った左手に伝わって好感度大です。

DSCF4175.jpg ナットは打ち換えたものと判断しましたが、ナットが替わっていると言う事はフレットもそうかもしれません。又、フレットの摺り合わせが施されているのですが、指板サイドが“撫で肩”に成形されているので、特に4弦を押える際には真下に力を入れないと、ズルッと弦が指板から逃げてしまいがちになります・・・(汗)。

 先日高水健司さんに弾いていただいて、サインまで(殆ど強引に・・・笑)いただいた私のYAMAHA BB Ltd.ですが、あの日以来使うタイミングがなくて、そのまま高水さんのオーラが染み込むようにと手付かずにしていました(笑)。

 そんな中、昨晩(14日)のJazz Cafe【マルフク】のJazzセッションに持ち込もうと考えたので、高水さんのサインをフィルムを張って“封印”しました。フィルムは知り合いの屋内装飾業のK-G3さんからいただいた窓ガラスの飛散防止用のもので、表面はかなり強くて爪での傷も付き難いので、高水さんのサインをしっかりとガードしてくれそうです。

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 そして、“大仏ベース”と命名した(笑)、このBBを昨晩のセッションで使ったのですが、サインのお陰で良いプレイが出来たみたいです(笑)。
 やっとピンクの画像から離れて、ネック廻りです(笑)。

325383901.jpg 先ずはこちらの、購入したショップのサイトのヘッドを見て気付いていたのですが、1弦のペグのシャフトが曲がっています(汗)。購入前にショップに電話で問い合わせたところ、応対した店員さんは気が付いていなかったようで確認してもらったところ、「回すのには問題は無い」とのことでした。

 もちろん、入手後にパーツをクリーニングした際に、ペグのシャフトの曲がりを修正しました。

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 66年にそれまでのクルーソンの逆巻きペグから純巻きのパドルペグに変更になった際に、同時にそれまでのニッケルからクロームになったメッキですが、67年からこのクローバー型のペグに替わってもしばらくはクロームメッキが採用されていたみたいで、私の68TLBのペグもクロームメッキとなります。70年代初頭のベースはニッケルメッキなのを確認しているので、短期間の仕様と思われます。ただ、ヘッドに打ち込まれてあるペグのブッシュは60年代当初からニッケルメッキで、クロームメッキのものを見かけたことは有りません。

 このペグを分解した際に気付いたのですが、ペグポストをギアに止めるビスに菊座金がかましてありました。これまでチェックしたFenderの他のベースでは、この菊座金を見たことがありません。これもクロームメッキ時代の仕様でしょうか?ビスの緩み止めには確実に効果が有るので、以降の年代で取り入られていても不思議ではないのですが・・・? 

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ペグ全てをクリーニングした後にヘッドに戻しました。さすがにくすんだり汚れが付着し辛いクロームメッキです。新品の如くの輝きです。ヘッドだけ見たら40年前のベースとは思われません。

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 そしてTelecaster Bassと言えば、Telecaster Guitarと同様のスリムなヘッドのデザインなのですが、JBPBのヘッドデザインが一番格好良い!と常々考えている私でもこのデザインは秀抜と思えるものです。BB&Aティム・ボガートPBにリプレイスメントしたTelecaster Bassのネックに憧れ続けて長い年月が経過しましたが、やっと間近で愛でることが出来るようになりました(笑)。
 これ以上にシンプルなブリッジは無いと思われる68TLBのブリッジです。このシンプルで軽量のブリッジが裏通しと相まってボディの“鳴り”を引き出しているとも言えます。

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 とは言っても少し重た目(総重量4.6kg)のアッシュボディですので、軽いアルダーの様にブルブル震える程ではなくて、弦振動をガッシリと受け止めるという感じです。

 2つの弦を一つのサドルで受ける為に、各弦のオクターブ調整は完全には出来ないのですが、それで良いのです。“漢のベース”ですから!(笑)。

DSCF3937.jpg 2フィンガー奏法が主な私にとって少々気になる点は、弦を押し込む方向に斜になっている3~4弦のサドルです・・・。

 まぁ、弦のテンション感が高まる裏通しなので、なんとかその気になる要因が薄まってはいますが、通常のブリッジプレートの立ち上がりでボールエンドを受ける方式だったら、この斜めのサドルでは弦を弾く度に支点が動く可能性はあります。

 又、円筒形のサドルは磁石が付くのでブラスやステンレス製では無くて鉄製のようです。
 昨晩(7日)はこちらの地元のJazz Café【マルフク】で年内最後のR&Bセッションを行いました。ここ【マルフク】では、毎週日曜日はマスターの計らいで店を開放していただいて様々なセッションを行っているのですが、第一週目に行われているR&Bセッションは今年最後となりました。

 今回はセッションといっても、集まったのはホストバンドの我らMune-G’sのメンバー+αだったので、淡々とスタートしたのですが、2~3曲目の途中でステージに上がってきたのはなんと福岡のJazzピアニスト 工藤(どうく)さんです。「えっ、何故!?」と戸惑う私達を横目で見ながらピアノを弾き始めたどうくさんです。

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 実はどうくさんは、この日福岡を発って山口県内でピアノのレッスンをこなして、その後に岡山に移動する予定だったのが、こちらまで足を運んでいただいたという事でした。

 マスターしかこの予定を聞いていなくて、全くのサプライズとなったどうくさんのセッション参加に、居合わせたお客さんは勿論、私たちも大盛り上がりで高いテンションのままセッションが繰広げられました。

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 セッション後にどうくさんのクリスマスの曲をJazzアレンジしたソロをたっぷりと聞けたお客さんそしてMune-G’sのメンバーには、一足早いどうくさんからのクリスマスプレゼントとなりました。冷たい風の吹く外と比べて、【マルフク】の店内はヒーターとは別の温もりで暖まっていました(笑)。

 前回(11月24日)のセッションが最後と思い、どうくさんに本年お世話になったご挨拶をしたばかりだったのですが(笑)、再びのセッションが期せずして行われて嬉しく思ったMune-G’sのメンバー一同です。でもこれが最後ではなくて、大晦日の年越しセッションにもどうくさんがサプライズで参加してくれるのでは?と淡く期待しているのですが・・・(笑)。

 この日のどうくさんのBlogはこちらです。
 コントロール部はいたってシンプルに1vol、1toneです。

DSCF3563.jpg コンデンサーにはNISSEIの文字がプリントされているので、ノンオリジナルの可能性があります。ただトーンの使用感としては不具合は感じません。と言うか、トーンはフルアップで使っていますので・・・。

 ハンダの具合を見ると、左側のボリュームポットにPUからの2本のリード線がハンダ付けされている箇所は、他の箇所と比べて汚いハンダの盛りとなっているので、過去にPUを外した経歴があるのでは?と思います。 

DSCF3564.jpg 両方のポットには304-6631の刻印が有って、スタッポール社製の66年の第31週の生産となり、68年製のベースに2年も前のポットが・・・?という疑問が発生するのですが、実は66~69年にかけては全てが66の刻印になっているので問題はありません。
 
 コンデンサーはトーンの絞り具合を変える為に交換するケースもあると思いますが、ポットがオリジナルというのは、製造年のチェックの為にも重要視されるポイントです。幸いな事に、私の所有する古いベースの全てのポットはオリジナルとなっています。
 先日11月30日(日)のこちら地元のJazz Café【マルフク】でのセッション・ナイトで、私の参加する新たなJazzy Band、その名もHigh Pressuresがデビューしました!決してJazz Bandではなくて、“Jazzy”というのがミソですが・・・(笑)。

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 このHigh Pressuresは、ここ【マルフク】のセッションに集うミュージシャンが、確たるコンセプトを打ち上げるのでは無く、各自が持ち寄った(Jazzyな)曲を気軽に楽しむ為に組んだバンドです。私的にはバンド名の由来でもあるAlt Sax奏者MALTAの曲“High Pressure”を演れれば良いかなと・・・(笑)。

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 そんなお気楽に楽しむ為のバンドではあったのですが、この日の【マルフク】の店内は50人オーバーのお客さんで満席状態・・・、こちらも気合が入りまくりでバンド名の如くHigh Pressureな演奏になってしまいました(汗)。

 今後、週一の練習をこなしながら、あまり音を作り込まずにセッション的な演奏が出来るバンドとして活動して行きたいものです。
 コメント欄でshinmei_tさんから問い合わせがあった、今回の68TLBとの馴れ初めのエントリーです。

 楽器店の在庫のベースをネットで日々チェックされている方も多いと思います。ネットでは楽器店の最新の在庫状況が分かりますし、オークションでもベースが買えます。

68TLB 1 そんな状況下で今まで高嶺の花と諦めて、指を咥えてネット上の画像を眺めていただけのベースが、ある日突然販売価格がこれまでの70万円レスになっていたらどうします?7万でも10万でもなく70万円引きですよ。おそらく皆さんはオォーッ!と思われるでしょう?

 この1968年製のFender Telecaster Bass Paisley Redはその様にオォーッ!と思って購入しました。 60年代のFenderはもう楽器として扱える値段を遥かに超えてしまっていて、購入することはもう二度と無いだろう・・・?と考えていたのですが(そんな訳でGibsonに走ってみたりして・・・笑)、私がネットで久々にある楽器店をチェックしたところ、その日から70万円レスになっていて、いきなり射程圏域に入ってきた為に、即ロックオンしたという次第です(笑)。(当初の価格設定が高すぎたという話もありますが・・・汗。)

68TLB 2 楽器店に問い合わせたところ、「しばらく在庫だったのだが、秋の在庫一斉処分ということでのセール価格」との事でした。どこかが壊れたとかの問題点が浮上したのでは無い事を聞いて安心した後に、ベースの状態を細かく問い合わせしてから購入しました。

 この楽器店はHold(購入検討中)になったとたんにサイトから商品詳細が削除されるので、値引き価格が掲載されていたのはその日の1日限りでした。先手必勝でしたね。以前ビンテージ楽器店で61JBを購入した際も、店頭でパーツをチェックして購入を検討していた時に他のお客さんが購入したいと言い出したのであわてて即決した事もあり、今回も再びタイミングに恵まれたと言えます。

 という訳で、試奏せずに購入したので、先日のPUのエントリーにある様に出音に関しては、(コレクションとしてではなく、使う為に)手を加える必要が出てきたのですが、Fender Telecaster Bass Paisley Redに関しては、音を云々以前にこのPaisley柄を手に入れるという事が最重要ポイントとなるので(笑)、今回のベース購入事例に関しては満足しています。

 連載(?)を始めたばかりのGibsonのベース達の何本かは手放す事になりそうです・・・(泣)。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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