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Category : 周辺機材
img-604092850-0001.jpg 今月末が本番となるミュージカルのバックバンドの練習をこなしているのですが、先日はキャストとの初の合同練習を行いました。


 本番の会場となるホールの舞台下手の袖にバンドの機材を配置して実地の練習です。下の写真の中央が私の立ち位置です。Ampeg Baby bassを立奏するのでエレキベースも同様に立奏となります。

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 譜面立ての上には私の専用ライトが明るく灯っています。当初用意された譜面用ライトでは、Baby bassのローポジの指板が暗闇で全く見えなかったので(汗)、交換していただきました。(ピアノとBaby bassのデュオの曲があり、求められるピッチの精度が半端ないので、押弦ポジションの目視確認は必須です。)

IMG_2985.jpg 左は舞台後方からの視界なのですが、袖からは暗幕越しとなり舞台の様子がはっきりとは窺えないので、指揮者はモニター画面を見て、そしてバンドメンバーは指揮者のタクトを見ながらの演奏となります。


IMG_2989.jpg この日は使用機材をこれまでの練習から少し変更しました。先ずはエレキベースをFender 61JBからFullertone JBに替えました。これは61JBが使えないというのではなくて、弾き分けしているAmpeg Babybassとの相性がFullertone JBの方が良かったという理由です。先般、ペグを交換してから音化けして、とてもローに膨らみを感じるようになり、Baby bassのポコンポコンとしたローに全然負けなくなっているので。


IMG_2992.jpg 次にベースアンプです。先の練習の際には、可搬性を優先してAmpegの12インチ×1発キャビを使ったのですが、それではバンドのパーカッション隊が叩くティンパニーや和太鼓の低音にベースの音がマスキングされてしまったので、今回からは12インチ×2発のキャビネットにしました。元々本番ではこのキャビを使う予定だったので、早期の導入で音色を決めるのにも有効と考えました。




 そして、最後は出音には何の変化もないのですが、Korgのペダル・チューナーPitchblack+を同製品の別仕様と取り換えました。

IMG_0531_20190603141620ece.jpg これまではボディーがクロームメッキの特別仕様だったのですが、先日の大楽屋での練習では天井からの明るいLED照明の光がメッキにキラキラと反射して、チャンネルの切替えやチューナーのオン・オフを表示する赤の光が見辛くなっていました。


IMG_0536.jpg この日のように暗い舞台袖で行う練習では問題は無いのですが、まだこれからも数回ある明るい大楽屋での練習では不便と感じたので、手持ちのもう一台の黒の艶消し樹脂ボディーのPitchblack+に取り換えました。


 このPitchblack+についてはもう一点の不満があります。それはチャンネル切替えフットスイッチの上にあるチャンネル文字の表示(写真では《A》の表示)がとても小さくて見辛い点です。ただし改善を要望したくても既にこのPitchblack+は廃番となっているので無理ですね。私としては、2チャンネルの切替えと、チューナーの機能を併せ持つPitchblack+がとても気に入っているので、廃番と聞いて2台目を入手していました。



 以上、ホールの舞台袖での演奏というのは、いつものライブハウス等とは環境が異なるので、出音や視認性を向上させつつ、本番に臨もうと考えています。
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 6月に地元で行われるミュージカルのバンド練習をこれまでの私の狭いスタジオから、ミュージカル当日の会場となるホール内の大楽屋に切り替えました。

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 ティンパニー等の大掛かりな打楽器はホールからレンタルしたのですが、私の機材は全て持ち込みしました。

IMG_0503_2019052314140194a.jpg その持ち込み機材の全容はこちらです。ベースはFender 61JBとAmpeg Babybassの2本で、これを足元のボードで切り替えて、新規導入のAmpegのベースアンプで鳴らしています。Ampegの詳細は今後の記事として、今回は足元のボードの説明です。


IMG_0505.jpg ベースからはシールド1本でアンプに繋ぐのが好みの私です。所属するラテンジャズバンドではAmpeg Babybassと5弦エレキのVestax BV-ⅤをKorgのペダル・チューナーPitchblack+で切り替えて使っています。


 今回のミュージカルのバックでは歌の伴侶としてのベースに撤したかったので、押し出し感の強いアクティヴ5弦ではなくてFenderのJBを使う事にしているのですが、BabybassとJBを同じイコライジングで使うとやはりJBの音が細く感じてしまいました。

IMG_0515_201905231414544d2.jpg そこで、JBの音の補正用としてペダル・プリアンプを導入する事にして選んだのがこちら、EWS / Tri-logic Bass Preamp 3です。以前は先代モデルのBass Preamp 2を持っていたのですが、それと比べると3バンドのEQの周波数帯域の切替えが出来たり、電源アダプターが18Vから9Vになったりと使い勝手がかなり向上しています。(詳しくはメーカーサイトを参照)


 私的には電源が一般的な9Vアダプター対応となったのが嬉しかったです。以前のBass Preamp 2の使用時には18Vのアダプターを持っていなくて、006Pの乾電池2個の電池切れを常に気にしていたので・・・。

 Bass Preamp 3を通した音は色付け感の無いとても素直なもので、そこから3バンドEQとゲインのツマミを弄って好みの音を直感的に作る事ができます。私はJBの音がBabybassの太さに負けないようにとゲインとBassツマミをほんの少しブーストしています。

 ミュージカルで演奏する楽曲は全て書き下ろしなので譜面を見ながらの演奏となるのですが、Babybassは当然フレットレスで指の弾き加減がモロに出音に反映されるので、弾く際の緊張感がかなり高まります。

 比べて4弦のJBは弾き慣れているのでとても楽にプレイできるのですが、これまではJBの細い出音が気になっていたところです。この度のTri-logic Bass Preamp 3の導入で2本のベースの出音が決まり、出音への不足感が無くなったので、ベースプレイに集中できそうです。
 先日紹介した自宅での練習用機材に一つ小物を加えました。それは下のROWIN(ローウィン)のBASS EQという製品で5バンドのグラフィック・イコライザーです。

IMG_8786.jpg 自宅での練習時、ベースをPAミキサーに繋いでモニターする事があるのですが、その際はPAミキサー付属の3バンドEQでは音質の調整代に物足りなさを感じた為です。このROWIN/BASS EQの私のセッティングは最低域の62.5Hzを少し下げて、次の125Hzを少し上げています。この2つのバンドのコントロールだけなので、バンドのBASS EQで必要十分です。3,000円を切る製品価格も魅力的です(笑)。


IMG_8778.jpg ただし、エフェクターボードに組み込みして使っていると、気になる点がありました。EQコントロールの際にBASS EQの切替えスイッチやアルミケースに指が触れるとジーというノイズがアンプから聞こえたのです。


 テスターで調べてみると、予想通りにBASS EQのケースはアースに落ちていなかったです。内部回路をチェックすると元々がこの仕様のようで、いくら安価なEQでもこれは問題ありと感じたのですが、クレームをつけてもメーカーからは「これは手ではなくて、靴で踏んで切替えるエフェクターなので問題無し」との返事がきそうなので(汗)、自分で対応してみました。

IMG_8797a.jpg 導電塗料を塗布しての対応も考えられたのですが、もっと確実な方法をとりました。内部基板のアース部にリード線を半田付けして、その端をリング状にして、ケースの止めネジに通して、ネジを締め込みました。これでケース全体がアースに落ちたのでタッチノイズレスになっていて、外来ノイズを防ぐ電磁シールド効果も得られます。


 問題はこれだけで、小型・軽量の躯体、5つの周波数帯域の適切な割振りやスライド抵抗での操作性の良さ、エフェクター・オン時のインジケーター兼用の出力レベル調整ツマミの視認性の良さ等々、値段以上のパフォーマンスを持つ製品と感じました。

 細かく述べると、スライド抵抗はブースト・カット側にそれぞれ3本のラインがあるのですが、±0を中心に2番目のラインまでは変化が少な目で、細かなEQコントロールとなります。2~3番目のラインで急激な変化となるのですが私は極端なEQセッティングをしないので、この仕様が使い易く感じます。

 そして出力レベル調整がスライドバーではなくて回転ツマミなのも良いです。EQオン時に緑に光るツマミを回してのレベル調整は、ライブの暗いステージで使う際には素早い操作へのアドバンテージになると思います。



 2018年の私のblogはこの小ネタで終了します。今年もご覧いただき、ありがとうございました。来年も今回のような小ネタしか無いと思いますが、お付き合いをお願いいたします。
 自宅での練習用機材です。

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 和室の縁側(広縁)にL型に置いたスチールラックの左はベースのハードケース置き場(取り出しはラックの更に左側から)で、右ラックの下段のベースアンプのスペースには、Ampeg SVT-AVヘッドとSVT-212AVキャビネットが収まっています。これは気分によってAmpeg B-15Sになったり、ヘッドがAmpeg V-4BHに替わったりもします。

IMG_8402.jpg 今回の記事はこのベースアンプについてではなくて、ラック中段のモニター機材についてです。ここにはこれまでステレオのコンボが収まっていたのですが、マイ・スタジオの機材を替えたタイミングでこちらの機材も一新しました。


 スピーカーはマイ・スタジオのモニタースピーカーを10インチから12インチウーファーに替えたので、これまでスタジオやライブの持ち出しで使っていた10インチのCLASSIC PRO CP10Ⅱを自宅に持ち帰りました。

IMG_8404.jpg ミキサーは同じくCLASSIC PROの8chパワードミキサーPM802FXを新調しています。


 この機材で練習用の音源を流しながらラック下段に置いたベースアンプを弾くと、とても心地良く練習ができるのですが、やはり真空管アンプからのベース音は低音が響いてくるので、家人からのクレーム防止(汗)と、夜間にはもう少しタイトな音で練習したいとの思いで、ラック中段のモニタースピーカーからベース音を出す事を考えました。こうするとモニタースピーカーをオフにしてヘッドフォンでの練習も可能になります。

 となると当然の事ですが、ミキサーにベースのプラグをダイレクト・インすると、音は出るもののインピーダンス違いの問題があるので、D.I.の導入を検討しました。都合が良い事にバンドメンバーのギタリストのアキラさんが音響屋さんなので、そちらの機材をお借りしてチェックさせていただきました。

IMG_7945.jpg 先ず初めには(写真を撮り忘れたのでネットからの拝借画像です)、RadialのJDⅠをチェックしました。これは電源不要のパッシブD.I.で入力と出力の音量差が無いタイプなのですが、どうもミキサーのPM802FXとの相性が悪いのか、私のコントロールが下手なのか、入力ゲイン調整がとてもシビアになってしまい、求める音量にするとミキサー内で歪加減になってしましました。


IMG_7946a.jpg そこで今度はアクティブ回路を持つD.I.をチェックしてみました。画像の右2台は次にアキラさんからお借りしたどちらもド定番のBoss DI-1とCountryman TYPE85です。左は以前から私が所有する無名ブランドのDI-100です。


IMG_7947a.jpg この3台をチェックしたところ、音質云々の前にD.I.からの出力が異なっているのが分かりました。アクティブD.I.なので各メーカーが独自に設定した出力となっているのですが、アッテネーター付のBoss DI-1とDI-100はそれを0dBにした状態で、出力の大きい順にBoss DI-1 → DI-100 → Countryman TYPE85となっていました。


 先に”音質云々の前に”と記したのですが、実はこの出力の大きさは音質にかなり影響を及ぼします。D.I.の出力が大きいとミキサーの入力ゲインは低く設定するのでモニタースピーカーからの出音は歯切れよくクリアーになります。逆にD.I.の出力が小さいとミキサーの入力ゲインを高めに設定するので、ミキサー内で少し歪が加わってモニタースピーカーからの出音はファットなものになるのです。

 この3台のチェックでは、アクティブ回路ではあるものの、先にチェックしたパッシブ回路のRadial JDⅠよりも少し大きめの出力のCountryman TYPE85が、ミキサーを通してのモニタースピーカーからの出音が好みのものとなりました。

 「これはCountryman TYPE85を購入すべきかな?」と検討を開始する前に、手持ちのDI-100に付いている入力アッテネーターを0dBから-20dBに下げてチェックしたところ、Countryman TYPE85の出力と同等の出力となった為にモニタースピーカーからはCountryman TYPE85を通した際に近い出音となっているのが確認できました。

 よって今後は手持ちだったDI-100をD.I.として使っていく事とし、その入力アッテネーターのセッティングをさらに詰めたところ、パッシブ・ベースは0dB、アクティブ・ベースは-20dBとすると塩梅良い出音となるのが分かりました。(アクティブ・ベースを0dBのままでミキサーの入力ゲインを絞って音量調整を行うととてもショボイ出音になってしまいました。)

IMG_8411.jpg 左画像はDI-100をエフェクターボードに組んだものです。左下はAmpeg Baby bassの2つのピックアップからの信号をミックスするBOSSのラインセレクターLS-2、右下はLS-2からの信号ともう一本のエレキベースとの切り替えとチューニングを行うKORG Pitchblack+です。切り替わったベースの信号はDI-100に入り、そこから素の信号はベースアンプにギター用ケーブルで、そしてローインピーダンス化された信号はパワードミキサーPM802FXにXLR端子のケーブルで送られます。


 今回のD.I.のチェックで入力・出力のゲインの調整はとても奥が深い事が分かりました。ベースから出た信号は、D.I.のアッテネーター、ミキサーの入力チャンネルのゲイン&ボリューム、ミキサーのマスターボリューム、スピーカーのアウトプットレベルコントロールと5つのゲインコントロールを通過しているので、その重要性は当然ですね。これらのゲイン調整のみでEQの操作はせずにある程度までは好みのベース音を作れます。

 そしてこの度はアキラさんから機材をお借り出来たので一気に定番のD.I.のチェックが行なえて助かりました。このチェックが出来なかったら、一台ずつ購入しては「あれはダメ、これは良い」とD.I.選択の”泥沼”に陥る事になるところでした。アキラさん、ありがとうございました。

 追記:モニタースピーカーからの出音は気に入ったものとなったのですが、このセッティングのままでヘッドフォンモニターすると、カキン・カキンの固いベース音となりヘッドフォン用のリセッティングが必要となりました。モニタースピーカーとヘッドフォンでは音響特性が異なるので当然の事なのですが、これはこれで”泥沼”ですね(汗)。
IMG_7889.jpg 以前からドイツSommer(ゾマー)社製のギターケーブルSpirit XXLを使用しているのですが、同メーカーでColonel Incredibleという製品が気になったので試してみました。


IMG_7888.jpg Spirit XXLと同じく、知り合いのPA屋さんからケーブルは切り売り、プラグはAmphenol(アンフェノール)のストレートとL型を購入して製作しました。


IMG_7880a.jpg ケーブルはこれまで見た事の無い特殊な作りになっています。2芯構造で緑が網シールド付き、赤がシールド無しです。以前、製作ミスを犯した事もあり、今回はしっかりとリサーチを行い、緑の芯線をホットに、赤の芯線と緑の網シールドを撚ってコールドとしました。2芯構造なので方向性を持たせる接続法もあるのですが、私の耳では判別がつかないので、シンプルな接続(方向性無し)としました。


 アンプとベースをこのColonel Incredibleで繋いで出音をチェックしました。これまでのSpirit XXLは凄くタイトな出音で少しローが痩せていて、その分ピッキングのニュアンスが出し易かったのですが、今回のColonel Incredibleは中低域が太目で嫌味なハイは抑えられていました。Belden 8412と似通ってはいるのですが、そこまでは低域が太くなく、高域も削られていないって印象です。

 特に印象深かったのは5弦ベースの使用時で、ローB弦は太くても音像がぼやけずにいてくれて、低域のウネリ感が心地良く感じられました。

 今後はThunderbird BassやPBはSpirit XXLでタイトに、JBや5弦アクティブ・ベースはColonel Incredibleでハイを抑えるという、使うベースに合わせたケーブルの選択となりそうです。

 そして出音ではなくてケーブルを取り扱った際の印象ですが、持った途端にとても柔らかくてクニャクニャとしているのを感じました。これまでチェックしたケーブルの中では一番の柔らかさで、取り回しは楽です。

 表皮はゴム系のイメージですが、Belden 8412のようにケーブル同士がくっ付かずに、サラッとしているので、ケーブルが絡んだ状態の中からでも引っ張ると、スルッスルッと抜け出てくれるのも良いですね。

 以上トータルで、このSommer Colonel Incredibleは、なかなかベース向きのケーブルだと判断しました。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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