Category : アンプ
IMG_4596.jpg マイ・スタジオでの練習用、そしてちょっとしたライブの持ち出し用としてとても重宝している画像左側のアンプセットです。右側のAmpegのセットは気軽には持ち出しできないので・・・。


IMG_4598.jpg ヘッドはMark bassのLMKで、これは私の望むファットな出音で、かつ2chの入力を持っているので、私が参加しているラテンJazzバンドでエレキ5弦ベースとAmpeg Baby bassとを使い分けるのにとても便利です。


IMG_4597.jpg スピーカーキャビネットはTC electronicのBC212です。なんの変哲もないエミネンスの12インチ×2発のスピーカーが付いているのですが、これまで様々なスピーカーキャビネットを使い比べてきた中で手元に残っているものです。

 高耐入力を誇るハイエンド系のスピーカーはエッジが固いのかコーンの動きに柔らか味を感じられないですし、昨今のネオジウム磁石の軽量スピーカーは重低域に物足りなさを感じてしまいます。私の好みとするヴィンテージのベースにはその当時に使われていた“普通”のスピーカーがマッチングするって事なのでしょう。


 さて、そのキャビのBC212にはこれまでにツイーターのレベル調整機能を加えていたのですが、今回は可搬性をアップさせてみました。キャビ底にキャスターを取り付けたのです。BC212の重量は20kgとそれほど重たくはないのですが、躯体の大きさがあり抱きかかえて水平移動する際にはやはり腕や腰に負担が掛かってしまいます。

IMG_4600.jpg 取り付けたキャスターは差し込み式キャスターと呼ばれるタイプで、近所のホームセンターには置いていないのでネットショップで見つけました。専用のブラケットもセット購入しています。


IMG_4601.jpg キャビ底面に4個の穴を開けてブラケットをネジ止めしました。ここにキャスターを抜き差しします。


IMG_4653.jpg キャスターを固定タイプにしなかったのには理由があります。キャビを置く場所によってはキャスター無しで直置きしたほうが床鳴りを活用できて低域を増強する事ができますし、逆に床鳴りが大き過ぎる場所ではキャスターを取り付けしてキャビを床から離す事により床鳴りを減ずる事ができるのです。


IMG_4656.jpg マイ・スタジオではキャビ前面の2個のキャスターのみにしてキャビを後ろに傾けています。こうすると立奏している私の耳にベース音がダイレクトに聴こえてとても演奏し易くなるのです。マイ・スタジオの構造は軽量鉄骨で、床組は木造です。建物自体がデッドではなくて、適度に揺れてくれるのでベースの響きは良好です。ただしベースアンプ後ろの壁はビリ付くので厚手の板を立て掛けています。


IMG_4664.jpg キャスターを購入する前にはスタジオにてキャビの前面下にかませ物をしてキャビの傾き加減を変化させて、程良い低域の出と聴こえ易さのバランス取りを行い、各種ある車輪の大きさから直径5cmのものを選んでいます。車輪が大きくなってこれ以上キャビが後ろに傾くと低域の出が弱くなりますし、大き過ぎる車輪は見た目も悪くなります。そしてなにより、これ以上傾くとアンプヘッドがキャビ天板から滑り落ちてしまいます。


IMG_4657.jpg そしてもう一点、これはモディファイでは無いのですが、キャビのカバーをe-Bayで入手しました。アンプ類のカバー専門メーカーTuki CoverのPadded coverと呼ばれる製品で、1/2インチ厚のウレタンフォーム入りなのでキャビに傷が付くのを気にすることなく運搬できます。BC212用として採寸し製作されているので、収まり具合はとても良好です。


IMG_4658.jpg そのカバーを被せる際に、キャビの横置き用のゴム足4個がカバーに引っ掛かって邪魔になるので、取り外しました。このキャビを入手時には出音が固く感じられたので横置きして床鳴りをプラスして低域の出を稼いでいたのですが、しばらく使用する間にスピーカーのコーンエッジが馴染んできたのか低域の出が大きくなったので、今は縦置きで使用していて横置き用のゴム足は不要になったという理由もあります。


IMG_4665.jpg さて、こうして可搬性と演奏性の良くなったこのベースアンプセットを次の日曜日(16日)に催される地元の“おまつりイベント”に持ち出す予定です。
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 現在、自宅で練習用に使っているベースアンプを紹介します。

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IMG_8440.jpg ヘッドアンプは既に生産中止となっているAMPEG V-4BHです。往年の銘機V-4Bのリイシュー版的なネーミングですが、中身は現行製品でもあるSVT-CLの100Wヴァージョンという位置付けの製品でした。


 今、私がスタジオに置いているSVT-VRはとても気に入っているアンプですが、同じ300WのSVT-CLも好きなアンプです。そのSVT-CLのプリアンプ部はそのままでパワーを100WにダウンしたのがV-4BHなので、音質が好みなのは当然の事です。300Wのパワーなど自宅練習では不要なので(というか鳴らせない)、100Wの出力のV-4BHで、音量・音質共に十分満足出来ている状況です。

IMG_8435.jpg スピーカーキャビネットは当blogでもよく登場している、BAGEND S-15XDのキャビネットにPeaveyのスピーカーBlue marvel 15インチをインストールしたものです。一般的に15インチスピーカーでイメージされる「立ち上がりが重たい」というキャラを感じさせないスピーディーな出音のスピーカーキャビネットです。


 この「真空管アンプ+15インチスピーカー」という組合せで思い浮かぶのは、やはりAMPEG B-15ですね。プレベとB-15との組み合わせで奏でられた“ジェマーソン・トーン”はあまりにも有名で、私もいつかはB-15が欲しいとの願望はあるのですが、如何せん60年代のベースアンプですからノイズや各部のヘタリが気になって、入手する迄には至っていません。再生産されているHeritage B-15Nはバカ高い価格設定なので、こちらにも手は出せませんし・・・(汗)

 という事で現在はAMPEG V-4BHとBAGEND S-15XDの組合せを頭の中では「B-15」だとイメージしながら使っているのですが(笑)、このセット、本当に良い出音なのです。真空管アンプなので小音量でもファットな出音で、足元になにかエフェクターを繋いで太さを増す必要もありません。

 このスピーカーキャビネットを大きな音量で鳴らしたら、グイグイと低域が増してくるのでツィーターで高域をプラスする必要があるのですが、自宅での練習時の小音量では音の立ち上がりが良く高域も十分に出ていろのでツィーターは不要です。

 ただ一つの難点はあまりに心地良い出音故に、練習時の音がどんどんと大きくなって、ウチの奥さんからの騒音苦情が、これまで使っていた12インチスピーカーのコンボアンプよりも頻繁にある事です(汗)
 入手したtc electronic BC212を自分好みとなる様に手を加えました。と言っても少しの変更ですが・・・。

 ツィーターのアッテネーター(レベルコントローラー)の取り付け

 常々思うのですが、私にとってフルレベルのツィーターからのハイは不要です。ツィーターのレベル調整が出来ないと、嫌味なハイを避ける為にアンプのEQのトレブルを絞るか、アンプのボリュームを絞るかとなるのですが、こうすると自ずと低域の押し出し感も減少します。

 ツィーターのレベルを下げる事が出来ると、嫌なハイが聞こえなくなるので全体のボリュームを上げることが出来て、相対的にローの押し出し感もアップする事になります。

IMG_7777.jpg アッテネーターの取付け位置はキャビネットの外回りも考えたのですが、ツマミが出っ張るので運搬中の破損の心配があり、フロントグリル内のツィーター横としました。フロントグリルを取付けした後もグリルのパンチング穴から細い棒を突っ込んでレベル調整が可能です。ツィーターレベルは右回しのフルアップからは絞り気味となっています。


 ツィーターのホーンにルーバーの取り付け

IMG_7914.jpg ツィーターのホーン前面部にルーバーを貼付けして、ツィーターからのハイがキャビ直前で立奏する私の耳に届くようにしています。こうすると、最少音量のハイで自分の弾くベースフレーズが分かります。


 スピーカーケーブルの選択

IMG_7916.jpg Belden9497 (ウミヘビ)との比較チェックの結果、アンプヘッドからの出力は極太のスピーカーケーブル経由でキャビに入力されます。ケーブルの太さ通りに音が太くなりました。高音は少々カットされるのですが、元々きついハイが嫌いな私ですので都合良いです。現時点ではまだキャビ内の配線はデフォルトのままです。


 エンブレムプレートの取り外し

 手を掛けた最後は、フロントグリルに貼り付けられていた“tc electronic”のエンブレムプレートの取り外しです。デジタル機器のメーカーのイメージをベースキャビから払拭したかったものですから・・・。

 以上のプチ・モディファイ後はとても気に入った出音となったBC212です。ルックスはベースキャビと言うよりもPA機器のイメージになり、これも気に入っています。

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IMG_7921.jpg 横置き限定の設置方法により、スタジオ内の隣に置いてあるAmpegの810(冷蔵庫)よりも床占用面積は少し広いのですが、出音優先ですのでこれは仕方無いです。面積は広くともキャビの重量は20㎏で、一人で車への積み下ろしが出来る範囲なのも良いです。
 入手したtc electronicのBC212を先ずはパーツからチェックしてみました。

IMG_7765.jpg 背面の入力端子部には2つのスピコン入力があります。ツィーターのレベルコントロールはありません。“DESIGNED IN DENMARK”というのはメーカーのtc electronicの所在国です。別で“ MADE IN PRC”と記されているのですが、PRCってどこの国だろ・・・?新興国かな・・・?調べるとPeople's Republic of China(中華人民共和国)の略なのですね。最近“MADE IN CHINA”の表記は減っているようです。


IMG_7768.jpg キャビネットが中国製だという事は分かったのですが、カタログに“EMINENCEカスタムUSドライバー”と記されている12インチウーファーはUSA製かな?と思ってチェックしました。マグネット背面のラベルには“EMINENCE”、“ MADE IN CHINA”、“ENGINEERED IN THE USA” の表記があります。回りくどい表現ですが中国製だという事は分かります。カタログ表記で一瞬“?”となりましたが、ここは産地偽装無しですね(笑)


IMG_7769.jpg ウーファーの作りに凝った箇所は見受けられずに“ふつう”と言うか、何十年前のスピーカーと変わらぬビンテージなルックスなのですが、こういうのが私の好みです。そう思いつつ赤いラベルのデザインを見ていたら、昔のLPレコードのセンターラベルに見えてきました(笑)


 カタログで“EMINENCE 33mmチタン・ダイアフラム”と記されているツィーターは、ラベルを見る限りではEMINENCEのUSAの住所が記されていて、“MADE IN CHINA”の表記が無いので、これはUSA製と思われます。ウーハーへのリード線は半田付けされているのですが、こちらのツィーターは高級オーディオ機器にあるようなプッシュロック式の接続端子となっているのもUSA製を窺わせるポイントです。

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 以上チェックはしたものの、私としては製造国云々は全く問わずに出音が良ければそれで良いという考えなので、その出音についてです。これまで自宅では12インチスピーカー×1発、スタジオでは15インチスピーカー×1発のキャビネットを使っていたのですが、この12インチスピーカー×2発の音色は12インチスピーカー×1発のタイトさを保ちつつ、よりパワフルになった感があります。15インチスピーカー程の押し出し感は無いものの、細かなフレーズを弾く右手の指にダイレクトに反能してくれるのが良いです。

IMG_7760.jpg これまでの15インチスピーカーだと、極低域が出過ぎてコントロールし辛かったBaby bassも新たなキャビでは、特定の周波数帯域に癖は見受けられずに、程良いポコン・ポコン音になっています。ただし、これには設置方法に限定があって、スピーカー2発が床上に並ぶ様に横置きにすべきです。こうすると上記のパワフル感が出てきますが、これを縦に置くと途端に脆弱な音となってしまいます。


 デフォルトで、なかなか良い印象のBC212なのですが、更に私好みとなる様に手を加えました。続く・・・。
IMG_6280_2014080720554543f.jpg “弘法筆を選ばず”といいますが、こちらの弘法様(Baby bass)は筆(ベースアンプ)をとてもお選びです(汗)

 ピックアップ部が仕上がってきたBaby bassですが、自宅でアンプからの出音を聴きながらセットアップしてOKが出たものをマイスタジオに持っていってチェックすると、今度は今ひとつ気に入らない音となるのです。何故かな~?と原因を探ったのですが、それはベースアンプのキャビネット(=スピーカー)の大きさでした。


 自宅では12インチ径のスピーカーキャビネットでなるべくポン・ポンとゴムマリみたいに弾む音となる様にセッティングしているのですが、これがスタジオに置いている15インチのスピーカーキャビネットだと、同じMarkbassのヘッドアンプを使っていてもボワン・ボワンと空気の抜けたビーチボールのようなつかみどころの出音となってしまうのです。

 アンプのトーンコントロールやグラフィックイコライザーを使用しての細かな周波数の調整も行ったのですが、どのようにしても15インチのスピーカーからは、ボワボワに崩れた音が聞こえてきます。Baby bassから発される極低域を15インチのスピーカーが頑張って再生しようとするのだけど、いくら頑張っても負けちゃう感がします。

 エレキベースだと、とても押し出し感があり良い音に思うこの15インチのスピーカーキャビネットなのですが、Baby bassとは(私の耳で聞こえる範囲で)マッチングしないと最終的に判断しました。

 となると、使えるスピーカーキャビネットの選択となり、おのずと選択肢は12インチ径のスピーカーを持つキャビネットとなってきました。私の今の手持ちの12インチのキャビネットはMarkbassのコンボアンプMini CMD121Pのみです。ただしこれ1台では、参加する大所帯のラテンジャズバンドの大音量の中で使うには役不足です。以前はMarkbassのエクストラキャビネットのNYC121やAguilerの12インチ×2発のキャビGS212などを持っていたのですが、これらは既に手放しています。

 そこで、ターゲットを12インチスピーカー×2発のキャビネットとしてみたのですが、調べてみるとこのタイプのキャビネットは、各メーカーからあまり多くの機種が販売されてはいません。

 そして、もう一点新たなキャビネットを検討する上での要求もありました。それは俗にいうところのハイエンドなキャビは選択肢から除外する事です。これまでBAGEND、Aguilar、Epifaniなどのキャビを色々と試してきた私ですが、どれも私の耳には良いとは感じない出音でした。値段が高い=ハイレベルな能力=音が良いという一般的な考えには同調できなかった私です。原音の再生能力の高さ云々ではなくて、多少音響特性に難or癖があろうとも自分の好み音というのはもっとローエンドというか、アナログチックな温か味のある音なのです。

 以上の点を考慮して、少ない選択肢の12インチスピーカー×2発のキャビの中から私が選んだのは、こちらです。エフェクターメーカーとしては長い歴史を持ち、ベースアンプメーカーとしては新興メーカーというイメージのtc electronicのBC212です。

lrg_BC212_Frontのコピー


 カタログをチェックして気に入ったのは、スピーカーユニットがEminence製だという事です。Ampegに搭載されて実績があり、実際私も使って気に入っているメーカーです。キャビ本体の販売価格から推測すると、同じEminence製でもAguilarに搭載されているような高性能・高価格帯のスピーカーユニットではない筈です。これならローエンドな出音を求めている私には合いそうだなとの判断でこのキャビネットをオーダーしました。続く・・・。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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