Category : Godin A4
 GodinのエレアコベースA4をクリスマス・イヴ・イヴのライブサポートで使おうと考えて、久々にケースから取り出しました。

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 そして以前から張っていたトマスティックの弦が劣化して硬くなっていたので取り換えようとした際に、前から気になっていた部分に手を加えました。

IMG_8447.jpg それはネックヘッドトップなのですが、ご覧のようにトップに吹かれたクリアラッカーが経年劣化で軟化していて、仕上げがまだらになっています。指紋が付着し、爪でもキズが付く柔らかさです。このまま放置しておくと状態は悪い方にドンドン進んでしまうので、この度、劣化の進行を止める為に手を加える事にしました。


IMG_8455.jpg 軟化したラッカートップを少し削り取れば良いので、ペグ等のパーツを外し、極細の耐水ペーパーを掛け、コンパウンドで磨きました。照明がクッキリと映り込み、ロゴマークがハッキリと見えるようになりました。塗装表面も硬くなっています。


 ヘッドトップを綺麗にした後に弦を張り替えました。これまではテンションの緩いトマスティックだったのですが、今回張ったのはテンションがきつ目のケンスミスのコンプレッサーです。案の定、ネックがかなりの順反りとなりました。トラスロッドを締め込み、ネックを極ストレートに持っていったのですが、まだ弦高は高い状態でした。

 このA4のブリッジサドルはエレアコで一般的な樹脂製のバーで、弦高を下げるにはサドルの下部を削る必要があります。実はこれまでのトマスティック弦の際もサドルを削って好みの弦高に調整していたので、更なる削り込みは避けたく思いました。

 そうすると、ネックジョイント部でのネック仕込み角度の調整となるのですが、先日61JBに施したネックポケット底部の削り込みは、次にテンションの緩い弦に換えたくなった際に不都合となるので、この方法は除外しました。

IMG_8893.jpg となると、残されたのはボディーとネックの間にスペーサーを挟む方法です。ネックを外して木製スペーサーを咬ませました。一度目ではスペーサーが厚くて弦高が低過ぎたので、スペーサーをサンドペーパーで薄くしての二度目でOKとなりました。


 私は他の所有ベースには一切ネックスペーサーを入れていません。異物が挟まる事で振動への悪影響があると考えるからです。これまで何度もチェックを行って確かめた結果での考えです。果たして、このA4においては鳴りへの影響はどうだったのでしょうか?

 アンプからの出音をチェックすると、サスティーンの減少は感じられなかったです。元々大きな箱鳴りを持っているので、薄いネックスペーサーによる悪影響は微々たるものだったという事なのでしょう。

 そしてもう1箇所、サムレストの位置を変更しました。アクリルクリアー板で自作したサムレストをこれまでは指板エンド部に取り付けていたのですが、もっと歯切れのある音となるようにボディー中央部に移動しました。ジャズベースの2つのピックアップと同様の位置です。

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 今回のメンテにより、これまでのトマスティック弦でのモコリ気味の出音から、張りと歯切れを感じる出音となったGodin A4です。ライブサポートでは、エレベと違和感の無いキャラの使い分けが出来ると考えています。
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 やはりこの暑さはベースにとってよろしくは無いという事で、トラスロッド調整を兼ねて何本かのベースのメンテナンスを行いました。先ずは、GodinのエレアコベースA4です。

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UnpluggedLive20120819.jpg 8月19日(日曜日)に行われる のアンプラグド・ライブに出演する際に使うのですが、2つ程気になる箇所があったのです。




IMG_1353.jpg ブリッジサドル部のアップです。4弦の弦高が低く感じていたので、厚紙を挟んでいたのですが、これはあまりよろしくないという事で対処しました。


IMG_1614.jpg 対処途中の画像は無いのですが、弦を外して木製ブリッジから樹脂製のサドルを取外して、溝の底にあるピエゾ端子の下側に薄くスロープに削った木板を挟んで、4弦側のサドルを底上げしました。その後、各弦の音量バランス調整を行い、この作業は終わりました。




IMG_1350.jpg もう一箇所の不具合は、アンプの音量を少し上げるとハムノイズが聞えたのです。このGodin A4は弦アースが取れてなくて、ハムノイズを弦に触れて消す事は出来なかったです。


IMG_1365.jpg 対処方を探る為に、A4を裏返しにしてみました。電池ケースが付いていたプレートを外すと、ボディの中が覗けて、上手い具合にブリッジの真裏が現れました。


IMG_1368.jpg ピエゾPUの配線が外側メッシュのシールド線だったので、これから弦のボールエンドまでの間にアルミテープを帯状にカットしたもので繋ぎました。アルミテープだけでは導通が不十分なので、黒く見える導電塗料を少し塗りました。


 これで、弦アースが取れました。アンプに接続してボリュームを上げてもこれまでの様に不快なノイズはありません。もっと早くから対処すべきでした(汗)。
 モディファイとまでは言えないのですが、GodinのエレアコベースA4に少し手を加えました。

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 先ずはフィンガーレストの装着です。現行モデルではこちらの様にエボニー(?)のバーが付いているのですが、これはあまり美しくない・・・、しかもビス止め・・・、と言うことで、アクリル板からフィンガーレストを自作しました。

_IGP2486.jpg 5mm厚の透明のアクリル板をカットして、同じく透明の両面テープでボディ表面に貼り付けました。Fenderのベースで親指を置くPUと同寸で弦から離れた位置を基準にしているので、Fenderと同じ感覚で弦を爪弾くことが出来ます。


 このフィンガーレストを取付けした後は、当然ですがとても弾き易くなっています。これまでは4弦を弾く時には親指は掛りの無いボディ表面上で宙ぶらりんだったのですが、これからはしっかりとフィンガーレストに親指を当てて4弦をグッと押込む事が可能となりました。

_IGP2488.jpg ウッドベースっぽいニュアンスが欲しい際には指板エンド付近で弾くと良いのですが、このフィンガーレストは指板に接して取り付けて、かつ高さも指板に揃えているので、とてもスムースにウッドっぽく弾くことが出来ます。




 もう一点ブリッジ側でのミュートを試みました。ミュートが無いと音がかなり伸びて、スローな曲には向くのですが、タイトなフレーズを弾く場合には音切れが悪くなり、その伸びが邪魔とも感じた為です。

_IGP2501.jpg 先ずは手持ちのBass Muteをブリッジ前に両面テープで貼り付けたのですが、これは全く使い物になりませんでした。振動する表板に貼り付けたBass Muteがすごく振動してパーツ間の“遊び”からビビリ音が発生して、それをピエゾPUが拾ってしまって収集が付かなくなりました。


_IGP2526.jpg という事でこの方法は諦めて、ブリッジ側にスポンジのミュートを挟んでみる事にしました。手元に有った何種類かのスポンジを様々な形状にカットしてブリッジ付近に挟んで比較検討した結果、やっと気に入る音の伸びと音色になるセッティングが見つかりました。


_IGP2503.jpg これは近々行われるミュージカルの中で、生ピアノやアコギと絡む際のミュートです。サスティーンとアタックを少し落しています。


_IGP2508.jpg そしてこちらは、今年の活動を開始したラテンバンド“熱狂楽団 TAPASCON 2010”で、ベイビーベース的な音を狙ったミュートです。追加ミュートでパンパンにしてサスティーンを削り、A4内蔵プリアンプのEQのハイを落してローを上げたら“あの音”にかなり近付きます。これは以前RolandV-Bassで試したプリセットのベイビーベースのシミュレート音とは異なり、生々しく臨場感溢れる出音となり、かなり気に入っています。  
 GodinのエレアコベースA4を気に入って使っているのですが、この度弦を交換しました。入手時にはメーカー不明のブラックナイロン弦が貼られていて、(これを他のスチール弦と比べてもみたのですが)その乾いた音が気に入って、入手以来そのまま使ってきました。

_IGP2528.jpg そのナイロン弦もそろそろ寿命かな?と感じてきて次なる弦を検討する中で、やはりナイロン弦が良いでしょ?と言う事で、こちらの弦を購入しました。


 ブラックナイロン弦では定番とも言えるLa BellaDeep Talkin'Bass 760Nです。同じくエレアコベースのRob Allenはこれが標準になっているので、Godinにもマッチングが良いだろうとの判断です。

_IGP2519.jpg 弦交換の際にはナット溝を広げる加工が必要でした。と言うのも760Nの弦の太さは1弦→.060、2弦→.070、3弦→.097、4弦→.115となり、一般的なスチールのレギュラー弦よりも一回り太い為です。


 一旦、ナット加工後に弦を張り替えて弦の振動具合をチェックしたら3と4弦がローポジでビビリ気味だったので、ナットの溝底に瞬間接着剤を極少量垂らして嵩上げした後に整形し直しています。

 そしてアンプからの各弦の音量バランスをチェックしたら、それまでとは狂いが生じていたので、再度以前の方法でバランス取りを行っています。この際、一番音量の小さかった1弦のサドル部底には以前の様に紙ではなくて、塩ビの薄板をあてがっています。硬い塩ビの方が音に歯切れが増して耐久性も良いだろうとの判断です。

_IGP2482.jpg その出音のインプレですが、これまでの弦と比べて張りが有り、かつどっしりとした音になっています。以前のナイロン弦が細かなビブラートを掛けながらのメローな曲に合っていたのとは対照的に、この760Nは4ビートのジャズやラテンで1音1音にプッシュ感が求められる楽曲に向いている感じがして、私が現在携わっている音楽にマッチしていると思います。


 強めに弾いて弦が指板に当たった際に、スチール弦だと“ピチッ、ピチッ”と音が聞こえるのですが、このナイロン弦だと“カスッ、カスッ”という乾いた音でアタックが目立たなくなるのも低音がより深まる一因だと思います。

 次回はこのGodin A4に少しモディファイを施します。
 「F-nieさんのプログに出ているベースはいつもバラバラになってますね。」とよく言われるのですが・・・(汗)、今回はバラバラじゃないです。蓋を外しただけです(笑)。



_IGP1012_20091029191613.jpg Godin A4をアンプレスで弾くと、ペンペンとした軽い音なのですが、一度アンプに接続すると何故?って思う程のふくよかな出音となるのですが、その秘密を探るべくボディ裏蓋を外して、お腹の中を覗いてみました。


_IGP1034_20091029191709.jpg ブリッジ裏の電池ボックスも止めてある蓋を外してみました。角材が骨となって表板が貼り付けられているのが分かります。この骨の大きさや配置、そして表板の材質や厚み等々が鳴りをコントロールしているものと思われます。


_IGP1038_20091029191753.jpg 角度を変えてみると弦のポールピースがこの様に引っ掛かっています。白い四角のパーツはブリッジ部に仕込まれたピエゾPUのリード線取付け部です。


_IGP1040_20091029191838.jpg 4弦ホーンの裏蓋を外した所にはプリアンプの基板がありました。現在販売されているGodin A4はピエゾPUが変更され、V-Bassのコントロール部がこのプリ部に組み込まれているので、もっと複雑になっていると思われます。以前エントリーしたように、V-Bassでのアコベの音の再現は諦めていますので、私にとっては旧モデルのこちらのタイプで必要充分です。実際、V-Bassで作られたアコベの音よりもA4の方がよりウッディな鳴りをしていますから・・・。


_IGP1046_20091029191927.jpg 角度を変えてみると分かるように、ホーン部からネックジョイント部にかけては、木材のブロック構造となっていて強度を稼いでいます。

        
_IGP0983_20091029192009.jpg そのブロック構造となっているネックジョイント部は美しいラインでカットされて、ハイポジへのアクセスを楽にしています。


 以上の様に中空構造になっているのですが、fホール等の開口部を持たない為に、(ハードロックでは無理でしょうけど)常用での音量を少し超えた位ではハウリングの心配が無いのは、使う側にとって良いです。以前、Ovationのエレアコ・ベースを使っていた時は、小音量のアコースティックライブの際でもアンプの方にベースを向けたらブォーンーンとハウってしまいましたから・・・。
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Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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