Category : ESP Thunderbird Ⅳ
IMG_4962.jpg ESPのThunderbird Ⅳモデルにヴィンテージピックアップ(以下PU)2個を取り付けています。これまで様々なPUを試してきたのですが、やはり本物のヴィンテージPUは他とは全くの別物で、太さと歯切れがミックスされた出音でとても気に入っているのですが、大きな難点がありました。


 それはピック弾きの際にPUのメタルカバーにピックが当たった際の打音です。アンプから結構な音量で「カチッ」と聞こえてきて、プレイに支障がある程です。

IMG_4234.jpg 所有するThunderbirdに取り付いているものを含めて、計5個のヴィンテージPUが手元にあるのですが、このESP Thunderbird Ⅳに取り付けたリアPUが一番大きな打音を発生するものでした。


IMG_4239.jpg ゴリゴリ音を出す為にリアPU上でピック弾きする私としては、この打音はどうしても解消しておきたかったので、何とかならないものか?と裏蓋を外してみました。以前68ノンリバのPUをチェックした際は、コイルとメタルのPUカバー間にシール材が挟まっていたのですが、こちらのPUには何も挟まれておらず、PUカバーにピックが当たった音はそのままPUから出力されて当然の如くの構造になっています。


IMG_4247.jpg 上記の68ノンリバのPUは私の手で打音対策を行ったのですが大きな改善は得られなかったので、今回は専門のショップに対策を依頼する事にして、その前にPUの直流抵抗値を測定しておくと9.45kΩでした。


 ショップでの打音対策結果は次回のエントリーにて・・・。
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 これまでで、フロント用とリア用のピックアップのセットを入手して、ESPのThunderbirdにインストールした事を記事にしていたのですが、その後に弾いていると気になる箇所が浮上してきて、またイジってしまいました。

IMG_4222.jpg これが ・・・、


IMG_4223.jpg こうなったのですが、どこをイジったのか分りますか?分かり難いですよね?実はピックアップを前後取替えしてみました。


 私はThunderbirdをピックメインで弾いていて、それもリア・ピックアップ上でピック弾きした出音を気に入っているのですが、その際にリア・ピックアップのメタルカバーにピックが当たると“カツッ”という打音がアンプから聞こえるのです。

 しかもこのヴィンテージのリア・ピックアップは、所有するThunderbirdに取り付いているピックアップの中で最も大きく打音が聞こえるものでした。そして、そのリア・ピックアップと比べると、同時に取り付けたフロント・ピックアップは最も打音が小さいピックアップなのでした。

 そうならば、気になる打音を解消する為にフロントとリアのピックアップの位置を交換してみたのです。その際は、ピックアップの特性を考えてセッティングをおこないました。元のリア・ピックアップはフロント用と比べてコイルの巻き数が多くて出力が大きかったので、それをフロントに取り付けた際にはボディーに沈め気味に、そしてリアに取り付けたピックアップは弦に近づけて、元と出音の差を感じられないように配慮しました。

 ピックアップを前後交換し、以上のセッティングを施した後にアンプからの出音を確認しました。交換したリア・ピックアップの上でのピック弾きは打音がしなくてストレスが無くなったのですが、音質的にはやはりフロント・ピックアップの太さが強調されて、リア・ピックアップのゴリゴリ感が薄れています。

 このESP Thunderbirdにヴィンテージのピックアップを取り付けした当初の出音があまりにも良かったので、ピックアップ交換後の出音には満足できない結果となりました。

 さて、どうするか?となるのですが、以前に68ノンリバースのピックアップを分解して打音対策を試みた際に良い結果とならなかったので、今回はプロのショップに対策を依頼する事にしてピックアップを送りだしました。好結果の対策が得られれば嬉しいのですが・・・。

IMG_4333_20170228201751976.jpg リア・ピックアップを外したままにはできないので、手持ちの(モントルーと同じと思しき)ピックアップを取り付けしました。アンプからの出音をチェックすると、フロント・ピックアップとの混ざり加減に違和感がありました。やはりヴィンテージのThunderbirdの出音はヴィンテージのピックアップが作りあげていることを今更ですが認識する結果となっています。
 前回でブリッジとテールピースを交換して、ルックスは最高となったESP Thunderbirdですが、今回は演奏性の向上を図りました。

 このThunderbirdはバンドで演奏する曲に合わせてピックで弾く事が多いのですが、いくつかの曲で指弾きをする際には、右手親指の固定先に苦慮していました。メタルのピックアップカバーの縁は丸みを帯びていて親指が滑ってしまうし、ピックアップリングの縁に親指を置くとG弦が遠くなってしまうのです。

IMG_4084.jpg そこで、5mm厚のアクリルクリアー板をカットしてサムレストを作製して、両ピックアップ間に装着しました。


IMG_4085.jpg 装着には1mm厚の透明両面テープを使ったのですが、リアピックアップ側は両面テープを2枚重ねにして、弦とサムレスト表面が平行になるようにしています。


 これで試奏したのですが、親指がガッチリと固定できるのでとても指弾きがし易くなっていました。又、親指を一点に固定するだけではなく、サムレスト上を滑らす事によって弦が美味しく鳴るポイント(スイート・スポット)を探ることもできます。

 そしてこの度の親指の固定の為のサムレスト装着では想定外のメリットもありました。ピック弾きの際にも塩梅が良くなっていたのです。

 私はどちらかと言うとピック弾きの際も弦をガッツリと弾くタイプで、弦を弾く直前にピックをリアピックアップのカバーに軽く当てて位置決めしていました。そこから弦を弾く事によってピックを弦に当てる加減をコントロールしていたのです。

 ただし、この奏法ではピックがピックアップのメタルカバーに当たった際に、“カツッ”と打音がアンプから聞こえてしまいます。現行のGibson Thunderbirdのピックアップは樹脂でモールドされていて、この問題をクリアーしています。(ルックスは好みでは無いです・・・)

 この度は4弦部分にサムレストを装着して、4弦を弾く際にはこのサムレストにピックを当てて弦への当たりをコントロールできるようになったのですが、4弦への弾き方が決まると右手の位置も決まるので、サムレストの無い他の弦への弾き具合も安定しました。当然の事でピックアップの打音は無く、ピック弾き全般に対してメリットがあったのは嬉しかったです。

IMG_4093.jpg 今回のサムレストの装着はほんのちょっとの工夫なのですが、効果は絶大でした(笑)
 入手した60年代のThunderbird用ブリッジをこのままストックするのも勿体ないので、手持ちのESP Thunderbirdに取り付けました。

IMG_3653.jpg これまでは、入手時に取り付いていたテールピースと、その後に取り付けたレスポールギタータイプのブリッジとの組合せで使っていました。そのテールピースは金メッキを剥がした仕上げで、またブリッジは機能としてはしっかりとしているのですがクロームメッキ仕上げを含むルックスに違和感があり、ブリッジ全体として物足りなさがあったのです。


IMG_3706.jpg この度は、入手したヴィンテージ・ブリッジと共に、これまでストックしていたリプレースメントのテールピース(オリジナルのデッドコピー品でニッケルメッキ)を取り付けたので、ピックアップ、ピックアップリング、ブリッジ、テールピースの金属パーツが全てニッケルメッキで揃い、ルックスはほぼ完璧になっています。


 ほぼ完璧としたのは、前のエントリーで説明したオクターブ調整ビスを止める袋ナットが大きい事と、スタッドボルトが現行品なのでボルト頭がブリッジバーから3mmほど突出している事の2点があるからです。

 ブリッジの取り付けの際は、アンカー位置を3mmほどネック寄りに修正しています。サドルの可動範囲の狭いThunderbirdのブリッジは取り付け位置に高い精度が求められます。先のブリッジ取り付けの際には、位置決めにかなりの神経を使ったのですが、結果が付いてこなかったのです(汗)。

 このESP Thunderbirdは、長期(もうそろそろ通算2年)入院しているGibson 64Thunderbirdの代用として入手しているのですが、各所に手を入れてきたのでかなりの仕上がりとなってきました。取り付けられている本物のヴィンテージのピックガードが醸し出す雰囲気はやはり最高で、先の2つの難点はあるものの、この画像を一目で見てこれがESP製だと分る方はいないのでは?と思います。

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 このThunderbirdのネックの強度はあまり高くなくて、弦を緩めると指板に弦が張り付く程なので、弦高やネックの反り調整に時間が掛かったのですが、調整後は弦を弾く塩梅に応じてネックが柔軟に揺れて、アンプからの出音はハンバッキングピックアップとの相乗効果で、ドライブ感に溢れたものとなっています。これがカチカチの固いネックだったらこの出音にはなっていないと思います。

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 お安く入手したベースを自分好みに仕上げていくって、ベースいじりの醍醐味の一つでもありますね。
 正月休みにもう一本のベースメンテを行いました。ESP Thunderbirdのチューニング時にペグを見ると、異常に気が付いたのです。

IMG_3669.jpg 4本のペグポストが1弦側に傾いた為にペグブッシュが浮いて、ネックヘッド表面との間に隙間が発生していました。


 このブッシュ浮きはFenderでも見かけるのですが、弦をポストの1弦側から巻き始めているので、ポストに常に1弦側へと傾くように力が作用していて、ブッシュも同様に傾いてしまい、4弦側に隙間ができるのです。

 対応としては、ポストへの弦の張力の掛り具合は変更できないので、ブッシュをヘッドに固定させてポストをしっかりと支えるしかありません。

IMG_3674.jpg ペグ本体をヘッドから一旦取り外し、ブッシュをシャコ万で締め付けて、ヘッドに密着させました。


IMG_3682.jpg ヘッド裏側からブッシュとポストの貫通穴側面との隙間に瞬間接着剤を注入しました。ここで瞬間接着剤を多く入れ過ぎると、将来ブッシュを外す必要がある際に固着していて問題になるので、ブッシュ周囲の4ヶ所に1滴ずつの注入に留めておきました。


IMG_3692_201701081527590e7.jpg 接着剤が固まったのでペグを取付けようとしてポストを見ると、ブッシュとの擦れ傷が付いていました。このペグに交換後まだ半年位しか経っていないのですが、かなりの擦れ具合です。交換後の早い時期からブッシュが浮き始めていたものと推測します。


 擦れていた箇所には薄くグリスを塗布して、ペグをヘッドに戻しました。ペグポストがぐらつくと弦の振動に悪影響が及ぶので、この度気が付いて対応ができて良かったです。

IMG_3712.jpg これでペグ廻りは万全の状態となりました。次回はブリッジ部に手を加えます。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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