Category : Music Man Sabre
 SabreのフロントPUを交換する為にSeymour DuncanOPB用の3種類のPUを候補に掲げました。

scpb3.jpg その中からチョイスしようと考えていたところ、ブログでお付き合いの有るT’sさんの所有するOPBに取り付けられているSCPB-3に目が留まり、問合わせをして寸法図を入手しました。T’sさん、有難うございました。
 

2008_0302Sabre0032.jpg そのSCPB-3の姿図を原寸大にコピーしたものをカットしてSabreのフロントPU上に置いてみました。昨日のエントリーの予想通り弦はポールピースのほぼ中心を通過しています。又、外寸をチェックするとPUキャビティを無加工で取付ける事が出来そうで、そしてPU高もキャビティに直付けする事で問題は無さそうです。
 

SCPB-3.jpg SabreのフロントPUがブーミー過ぎるので、PU交換を図るという主旨のもとでは、SCPB-3の太いポールピースは如何なものかな?との思いもあったのですが、リアに残すハンバッキングPUとの出力バランスも考えてSCPB-3をチョイスしてオーダーしました。T’sさんからの情報で「ビンテージのPBと同程度の出力」というのも参考としました。
 

 2枚目の画像でSabreのオリジナルPUとポールピースの大きさを比較するとSCPB-3の方が少し小さいのが分かります。これからもブーミー具合は少ないだろうとの判断をしました。さて入手後の取付結果は如何に・・・?
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 Sabreを入手後、回路を様々に試行錯誤しながら使ってきました。しかしここに来てフロントPUに関してですが、どうしてもその太いポールピースで拾った信号のブーミー具合が気になってきました。シングルコイルで使用してみたり並列接続したりと配線上で出音をタイトにする工夫は出尽したのですが、やはりそのブッとい素性を変えることは不可能でした。いざという時の反発力が無い・・・(完熟トマトを手で優しく扱っているうちはプリプリ具合が気に入っているのだけど、噛み付くと歯ごたえが無く潰れてしまう)、そんな感じの出音です。というわけで、ハンバッキングのフロントPUを交換することにしました。

 先ずはそのPUのチョイスですが、以前のエントリーJB用のシングルコイルのPUを仮付けしてチェックした際に音的には好印象があったものの、その際に問題となったポールピースと弦とのピッチのマッチングと、もう一点のPUの高さの問題をクリアーする為には、JB用以外のPUでなければダメだろうな?と考えました。

2008_0302Sabre0035.jpg そんな中、いつもビンテージ・ベースをチェックしている際のバイブルとしている“The Fender Bass”の表紙のオリジナルPB(以下OPB)が目に留まり、OPBSabreのフロントPUの位置が近いのでは?と考えました。そこで写っている14~20フレットの位置が2つのベースで揃うようにOPBの写真を変倍コピーしたものを半分にカットしてSabreにあてがいました。
 

2008_0302Sabre0027.jpg


2008_0302Sabre0040.jpg 上のOPBの写真にはピックアップフェンスが装着されているのですが、左の画像からフェンス取付けビスより少しネック側がポールピースのセンターと分かります。これらを見比べた結果、SabreのフロントPUのリア側コイルとOPBのPUはほぼ同位置にあると分かりました。ということは、OPB用のPUをSabreのフロントPUのキャビティに取付けると、ポールピースと弦とのピッチのマッチングには問題は無いと言うことになります。
 

 そこでOPB用のPUを探したのですが、やはりここはリプレイスメントPUの雄のSeymour Duncanだろうということで、以下の3機種をピックアップしました。

SCPB-1.jpg   SCPB-2.jpg   SCPB-3.jpg


 左から、ビンテージのコピーのSCPB-1、その出力をUPしたのが中のSCPB-2、そして右はポールピースが大きくて最大の出力となるSCPB-3です。この中から選定する事としました。
Sabre (6) 外観はなにも変わっていない私のSabreですが、中身は日々変化しています。水面下で足を一生懸命にバタつかせている白鳥のように・・・(笑)。
 

 PUのコイルをスイッチで様々に切替えて、出音のバリエーションを楽しんでいるのですが、その際はスイッチの切替のみで充分な音の変化を味わえるので、各PUのボリュームをコントロールする必要性をあまり感じません。というかどちらかのPUのボリュームを絞ると、とたんにブーミーな出音となってしまうのです。2つのPUのレベルがフルの状態が一番タイトな出音となります。

 という事で、一旦はマスターボリューム1つにしてやろうかと考えたのですが、PUのチェックを行う時はやはり各々のボリュームが調整出来るに越した事はありません。そこでマスターボリュームとPUバランサーに回路変更を行う事にしました。下の回路図を見たら、かなりゴチャゴチャとしているようですが、実際の操作性はシンプルなものです。

Sabre_20080227205455.jpg


 部品箱に転がっていた以前なにかのベースから取外したバランサーをコントロールパネルに取付けて配線しました。試奏はバランサーをセンターのままで、マスターボリュームの効き具合をチェックしました。使い勝手としてはこちらの方が2ボリュームより良いです。ステージ上で音を出したくない時はボリューム1つで音を消せますし、曲の終わりでボリューム操作をしてトレモノ効果を出す時にも使えます。

 同時にフロントPUのコイルの並列接続は、あまりにも硬くキンキンの音となったので不要と考え、回路から外しました。そして、シングル・コイルでの使用が多い事を踏まえて、トーン・ポットを250kΩのものに替えました。

 私のSabre、操作性の方はかなり向上しましたが、残りの問題点はフロントPUが少々ブーミーな事です。
 前回、SabreのPUの配線を変更してしばらく使ってみたのですが、元々ファットなフロントPUのコイルを直列接続したものはかなりブーミーなものとなった為に、フロントPUの配線を再変更しました。

 こちらの様に各々のコイルのシングルでの使用と、ローがカットされてタイトな出音となる並列接続とを切替られるように配線しています。

Sabre 2 (1)
 YAMAHABB Limitedから訳有ってPUを取外しました。(いずれ、その訳をエントリーいたします)じゃあ、そのフロントPUをSabreのフロントのハンバッキングPUと取替えて、J+Mタイプとしたらどうなるのかな?と考えて実行しました。

 とは言え、これまでプリアンプを外して配線変更をおこなっているだけで(!?)、元に戻そうとしたら半田付けだけで、オリジナルの状態に復帰出来るので、PU取付ビス用の穴をいきなりボディに開けるのは気が引けた為に(汗)、とりあえずPUを両面スポンジテープでキャビティ内に貼り付けました。

2008_0208Sabre0036.jpg       2008_0208Sabre0040.jpg


 が・・・、ピックアップキャビティーにJタイプのPUを落とし込むと、先日のエントリーにある様に、JBに比べてネック寄りにキャビティーがある為に、1~4弦間が狭まって各弦がPUのポールピースのかなり内側を通過する事になり、各弦の出力のバランスがとれません。特に1と4弦が極端に小さな音になってしまいました。

2008_0208Sabre0035.jpg       2008_0208Sabre0033.jpg


 じゃあ、ということでキャビティー内いっぱいにPUをスラントさせてみたのですが、これでもバランスは良くならなかったのです。それになにより元のハンバッキングPUよりJタイプPUは高さが高い為に、ポールピースと弦の間の距離を適正にセッティングするには、ザグってPUを落とし込む必要があります。前述の様にPU取付ビス用の穴を開けるのもためらっているのに、ザグリまで行う気は無いので、今回の作戦は途中で断念しました(泣)。

 ただ、音量バランスは悪いものの、J+Mタイプの組み合せでの音質は、セッティングを詰めればかなり良くなりそうな感触は垣間見ることが出来ました。フロントのJ-PUでタイトなローをそしてリアのM-PUでファットなハイを拾ってブレンドする・・・、う~ん、理想かも・・・(笑)。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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