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 日本国内では入手不可能なパーツをe-Bayで探すのが日課です。昨年から今年に掛けて、66JB用ピックガード68TB用ウィッチハットノブTBノンリバース用フロントピックアップと釣果はあがっているのですが、今回も長年探し続けていたパーツをゲットしました。

 それはこちらの製品番号・製品名《001-9672-049 Fender Nickel AVRI Jazz & P Bass Ashtray & Control Plate Screws》で、前述のようなビンテージパーツではなくてFender USAの現行パーツです。

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IMG_9625.jpg 上の画像でビスというのは分るのですが、これはどこに使われているかを説明します。左は私の61JBのピックガードとコントロールパネルの取り付けビス部の画像なのですが、ビスが異なるのがお分かりですか?


IMG_9626.jpg ビスを抜いてみると違いが明らかになります。ピックガードの取り付けビス(画像左)はお馴染みの太めの皿頭なのですが、コントロールパネルの取り付けビス(画像右)は細めの鍋頭で、当然ネジ切のピッチも異なっています。そしてこの鍋ビスに対応する為にコントロールパネルのビス穴は径が小さくて、皿モミされていないのも分かります。


 このコントロールパネル用のビスだけならば既に3本取り付けられているので新たに探し求める必要はなかったのですが、実はこのビスは他のパーツの取り付けにも使われていたのです。

 私が以前にこの61JBを入手した際にはピックアップフェンスは付属していなくて、後年に入手していました。下の比較画像で右が60~63年まで、左が63年以降のリアのピックアップフェンスなのですが、右のフェンス取り付け用ビスも上述の鍋ビスだったのです。

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IMG_9637.jpg ボディーへのフェンス取り付けビス穴も鍋ビス(右)に対応した小さな径なので、これを知らずに皿ビス(左)を無理やり揉み込むとビス穴が大きくなってしまいます。後述するミュートシステム用のビス穴とも径が異なっているのが分かります。




 実は数年前にe-Bayでこの鍋ビスのエイジド加工品を見つけて落札し、代金(2,000円程度)を支払ったのですが、出品者が発送せずに消息不明となった事例があり、今後も入手は不可能かと半ば諦めていたのですが、この度Fender USAの現行(新品)純正パーツにこのビスがあるのが分かったのです。私がe-Bay等でパーツを探す際には“中古品”や“Vintage parts”にチェックを入れて探してきたので、なかなか新品のパーツにめぐり合えなかったという《オチ》です(汗)。

 61JBを入手して20年近く、そしてピックアップフェンスを入手して10年経過してやっとの事で、専用ビスでフェンスを取り付けた写真が撮れました。うーん、良いですね。周囲の空間ごと60年代にタイムスリップした感がします(笑)。

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IMG_9658a.jpg そしてもう1セットのビスも入手しました。それはブリッジ前にあるミュートシステム用のビスです。ミュートシステム自体は以前に入手していたのですが、その取り付けビスは欠品だったので探していたところ、この度純正パーツの中古が入手できたのです。


 このミュートシステムを装着した状態でベースプレイすると、アンプからはAmpeg Baby Bassのようにポンポンとした伸びの無いベース音が聞こえてきました。これがレオ・フェンダーが求めたウッドベースの代替えの為のエレキベース音なのですね。

 その音は現代の音楽シーンで全く使えなくはないのですが、オールマイティーとは言いがたいので、この一枚の記念写真の撮影後にミュートシステムは取り外しました。

IMG_9751_201902051401073d5.jpg ただし、ミュートシステムの取り付けビスは、せっかく入手できたので取り付けたままにしています。その際にはビスとワッシャーを少し錆びさせてエイジド加工しています。上のミュート取り付け時の画像と比較したら、メッキのギラツキが減少して、ブリッジプレート等と質感が揃ったのが分かります。




 フェンス取り付けの鍋ビスも残そうとしたのですが、いざやってみるとビス頭の存在が見栄え的にうるさく感じられたので取り止めました。結局、長期間探し求めていたフェンス取り付けビスは、10分間ボディーに取り付けて写真を撮っただけだったのですが、ストックしておくといつでもオリジナルのルックスに戻せるので凄く安心感があります。
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 ミュージカルの練習が週一~二のペースであるのですが、他のバンド活動も並行してやっています。先日はラテンバンドの熱狂楽団TAPASCONがメインアクトのライブを行っています。

熱帯楽団TAPASCON
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 昨年まではメンバーの都合でライブへのお誘いをお断りするケースが多かったのですが、今年からはメンバーも増えて柔軟にライブに参加できる体制になっています。

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 既に年内は二カ月に一度のペースでライブの予定が入っているのですが、まだまだライブ参加は可能ですので、お近くの方はお声掛けをいただきますよう、お願いいたします。
img-604092850-0001.jpg 今月末が本番となるミュージカルのバックバンドの練習をこなしているのですが、先日はキャストとの初の合同練習を行いました。


 本番の会場となるホールの舞台下手の袖にバンドの機材を配置して実地の練習です。下の写真の中央が私の立ち位置です。Ampeg Baby bassを立奏するのでエレキベースも同様に立奏となります。

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 譜面立ての上には私の専用ライトが明るく灯っています。当初用意された譜面用ライトでは、Baby bassのローポジの指板が暗闇で全く見えなかったので(汗)、交換していただきました。(ピアノとBaby bassのデュオの曲があり、求められるピッチの精度が半端ないので、押弦ポジションの目視確認は必須です。)

IMG_2985.jpg 左は舞台後方からの視界なのですが、袖からは暗幕越しとなり舞台の様子がはっきりとは窺えないので、指揮者はモニター画面を見て、そしてバンドメンバーは指揮者のタクトを見ながらの演奏となります。


IMG_2989.jpg この日は使用機材をこれまでの練習から少し変更しました。先ずはエレキベースをFender 61JBからFullertone JBに替えました。これは61JBが使えないというのではなくて、弾き分けしているAmpeg Babybassとの相性がFullertone JBの方が良かったという理由です。先般、ペグを交換してから音化けして、とてもローに膨らみを感じるようになり、Baby bassのポコンポコンとしたローに全然負けなくなっているので。


IMG_2992.jpg 次にベースアンプです。先の練習の際には、可搬性を優先してAmpegの12インチ×1発キャビを使ったのですが、それではバンドのパーカッション隊が叩くティンパニーや和太鼓の低音にベースの音がマスキングされてしまったので、今回からは12インチ×2発のキャビネットにしました。元々本番ではこのキャビを使う予定だったので、早期の導入で音色を決めるのにも有効と考えました。




 そして、最後は出音には何の変化もないのですが、Korgのペダル・チューナーPitchblack+を同製品の別仕様と取り換えました。

IMG_0531_20190603141620ece.jpg これまではボディーがクロームメッキの特別仕様だったのですが、先日の大楽屋での練習では天井からの明るいLED照明の光がメッキにキラキラと反射して、チャンネルの切替えやチューナーのオン・オフを表示する赤の光が見辛くなっていました。


IMG_0536.jpg この日のように暗い舞台袖で行う練習では問題は無いのですが、まだこれからも数回ある明るい大楽屋での練習では不便と感じたので、手持ちのもう一台の黒の艶消し樹脂ボディーのPitchblack+に取り換えました。


 このPitchblack+についてはもう一点の不満があります。それはチャンネル切替えフットスイッチの上にあるチャンネル文字の表示(写真では《A》の表示)がとても小さくて見辛い点です。ただし改善を要望したくても既にこのPitchblack+は廃番となっているので無理ですね。私としては、2チャンネルの切替えと、チューナーの機能を併せ持つPitchblack+がとても気に入っているので、廃番と聞いて2台目を入手していました。



 以上、ホールの舞台袖での演奏というのは、いつものライブハウス等とは環境が異なるので、出音や視認性を向上させつつ、本番に臨もうと考えています。
 6月に地元で行われるミュージカルのバンド練習をこれまでの私の狭いスタジオから、ミュージカル当日の会場となるホール内の大楽屋に切り替えました。

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 ティンパニー等の大掛かりな打楽器はホールからレンタルしたのですが、私の機材は全て持ち込みしました。

IMG_0503_2019052314140194a.jpg その持ち込み機材の全容はこちらです。ベースはFender 61JBとAmpeg Babybassの2本で、これを足元のボードで切り替えて、新規導入のAmpegのベースアンプで鳴らしています。Ampegの詳細は今後の記事として、今回は足元のボードの説明です。


IMG_0505.jpg ベースからはシールド1本でアンプに繋ぐのが好みの私です。所属するラテンジャズバンドではAmpeg Babybassと5弦エレキのVestax BV-ⅤをKorgのペダル・チューナーPitchblack+で切り替えて使っています。


 今回のミュージカルのバックでは歌の伴侶としてのベースに撤したかったので、押し出し感の強いアクティヴ5弦ではなくてFenderのJBを使う事にしているのですが、BabybassとJBを同じイコライジングで使うとやはりJBの音が細く感じてしまいました。

IMG_0515_201905231414544d2.jpg そこで、JBの音の補正用としてペダル・プリアンプを導入する事にして選んだのがこちら、EWS / Tri-logic Bass Preamp 3です。以前は先代モデルのBass Preamp 2を持っていたのですが、それと比べると3バンドのEQの周波数帯域の切替えが出来たり、電源アダプターが18Vから9Vになったりと使い勝手がかなり向上しています。(詳しくはメーカーサイトを参照)


 私的には電源が一般的な9Vアダプター対応となったのが嬉しかったです。以前のBass Preamp 2の使用時には18Vのアダプターを持っていなくて、006Pの乾電池2個の電池切れを常に気にしていたので・・・。

 Bass Preamp 3を通した音は色付け感の無いとても素直なもので、そこから3バンドEQとゲインのツマミを弄って好みの音を直感的に作る事ができます。私はJBの音がBabybassの太さに負けないようにとゲインとBassツマミをほんの少しブーストしています。

 ミュージカルで演奏する楽曲は全て書き下ろしなので譜面を見ながらの演奏となるのですが、Babybassは当然フレットレスで指の弾き加減がモロに出音に反映されるので、弾く際の緊張感がかなり高まります。

 比べて4弦のJBは弾き慣れているのでとても楽にプレイできるのですが、これまではJBの細い出音が気になっていたところです。この度のTri-logic Bass Preamp 3の導入で2本のベースの出音が決まり、出音への不足感が無くなったので、ベースプレイに集中できそうです。
 先の記事でフロントPUをノンリバ期のクロームメッキに替えたESPのThunderbirdリバースと、68Thunderbirdノンリバとの出音の違いをチェックしてみましたところ、近い音質と思われた両ThunderbirdのフロントPUなのですが、以外にも音質に差が感じられました。

 リアを絞ってフロントピックアップのみの音質比較で、68ノンリバは低域に、ESPは高域に寄った音質だったのです。

IMG_0193a.jpg 元々この68ノンリバの出音はリアPUをミックスしても少しモコり気味だったのが気になっていたので、両ThunderbirdのフロントPU同士を入れ替えてみたところ、68ノンリバには歯切れが、ESPにはローの深みが加わり、共に好みの音質となりました。


 上の画像で68ノンリバのピックアップが薄いブルーに見えるのは、ピックのタッチノイズ対策で貼ったクリアーフィルムの色のせいです。

IMG_0191a.jpg そしてもう一本所有する64リバースを加えた3本が近い音質になったのを確認しています。


 60年代のFender JBのPUには、ブラックとグレーのボビンによる音質の違いがあるのはよく知られたところなのですが、ThunderbirdのPUにもニッケルとクロームのメッキ違い(≒製造年違い)での音質の違いがあるとも言われています。

 更に今回のチェックで同じクロームメッキPUでも出音に個体差があるのが判明したので、イメージするだけではなくて、実際にアンプにプラグインして聞かなくては出音は分からないという事になります。とは言うもののビンテージのPUでしか得られないビンテージThunderbirdの出音の範ちゅう内での違いなのですが・・・。
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F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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