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 先の日曜日、大阪でのイベントに参加してきました。これは大学時代に入部していた軽音学部のOB会で、コロナ禍以前は毎年催されていたのですが、やはりその影響で3年振りの開催となったものです。

IMG_1621.jpg 10年程の在学年の幅のあるOBが全国から集って、学生当時組んでいたバンドで演奏するという内容で、程良い年齢(というか既にジジイ・・・)となったメンバーが、楽しそうに演奏しているのを客席から眺めているこちらもとても楽しくなる会でした。


IMG_1638jJPG.jpg 私も当時のメンバーとのバンドで演奏させていただきました。部活なので当時の先輩・後輩の関係は現在も(暗黙で)継続しており、私からのアイコンタクトでの指示を受けた後輩のドラマー氏も楽しんでいる様子でした。




 曲間のMCで確認したところ、学生時代に私が後輩に譲ったり、改造したりしたベースやギターがこのOB内に4本現存し、当日も2本が使われていて、ウン十年前の出来事を一瞬にして思い出させてくれました。当時は新品楽器だったものが、現在は立派なビンテージとなっていました。

IMG_1636b.jpg このギタリスト氏のES-355もブランコテールピースをストップテールピースに取り換えて、当時は生産終了していた335仕様にしています。テールピースの取り付け位置は寸法データなど無かったので、当時人気だったリー・リトナーやラリー・カールトンの335の写真を参考に、「この辺りだろう」と決めています。テールピースは社外パーツが出回っていない時代だったので、Gibson純正品のレスポール用を購入しています。


 又、ピックアップカバーやバリトーンスイッチを取り外しているのはこの画像を見て、「あっ、やってたんだ!」と思い出しました。



IMG_1624.jpg イベント会場は前回に続いての吹田市の【Take Five】で、店名からも分かるようにJazzがメインの広くてシックな空間がとても居心地良く感じる素敵なお店でした。


IMG_1629_202211221003474d0.jpg 帰宅してからお店のライブ・スケジュールをチェックすると、先日私の地元でのライブがあったばかりの折重由美子さんが直前にこちらでライブをされており、意外なところで繋がっていて驚きました。聞けば「大好きな箱なので、大阪ではここでさせていただく事が多いのです」との事でした




 イベント直前練習で利用したのは【Take Five】の近くに在るレンタルスタジオ【Studio You】です。こちらは在阪のメンバー曰く、「アマチュアがレンタルできるスタジオとしては府内でトップクラス」だそうで、部屋数の多さは勿論の事、その設備も充実した内容でした。下画像はHPから拝借させていただいた、利用したスタジオ内部の様子です。ベーアンは画像中のAcousticは置いてなかったので、Ampeg SVT-350を使用しました。

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 実はこのOB会の前日まで4日間の出張となっていて体力的にはキツイかな?と危惧していたのですが、仕事と遊びでは体力・気力の引き出しが異なっているようで、この日は早朝からの大阪行きだったのですが、又次回も参加したいという思いを強く抱きながらの深夜の帰路となっていました。



IMG_8436.jpg 話があちこちに飛びますが、大阪行き前日の出張行程の隙間時間に東京・御茶ノ水の楽器店に駆け込み、旅行支援クーポンの3,000円を利用してベース弦を購入しています。(都内でしか使えないクーポンなので・・・)
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 秋晴れとなった先の日曜日、隣町に在る道の駅に付属する野外ステージに出向きました。こちらがその全景で、芝生の緑、屋根付きステージとテントの白、そして青空のコントラストがとても映えます。

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 上画像は朝一番の準備中のもので、無観客ライブではありません。近隣の方々が程良く集まった午前10時からお祭りイベントがスタートしました。

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IMG_1531.jpg もちろん、私はライブを聴きに来たのではなくて、メンバーとして所属するラテンバンドの『熱狂楽団TAPASCON』が、久し振りの野外ライブに出演したのでした。コロナ禍以前から出演予定していた野外イベントがことごとく台風や雨で中止となっていて、調べると3年3ヵ月振りの野外でした。


IMG_1549.jpg ステージ上のメンバーは久し振りの演奏をとことん楽しんでいました。PAに難があり、会場への出音は期待したほどではなかったのですが、ステージ上の熱量は広い会場全体に十分に伝わったと思います。




 青空の画像が続くのですが、以下には青い海が加わります。

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 上の野外ステージを終えた後の帰り道、地元に今年オープンしたカフェに立ち寄って、ここで催されたコンサートを聴いてきました。

IMG_1545.jpg カフェの直ぐ後ろは日本海という抜群のロケーションで、夕方には画像中央辺りに沈む真っ赤な夕日が最高のシーンを演出してくれます。


 催されたのはギタリストの関根彰良さんと、クラビオーラ奏者の折重由美子さんのコンサートだったのですが、大きなテラス窓越しに海のさざ波が臨めるカフェの店内は、耳と目にとても心地良い空間となっていました。

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 久し振りの野外ステージでこれまでのうっぷんを吹き飛ばした後は、アコースティック楽器の柔らかな音色に癒され、振り幅が大きくも楽しめた一日となっています。この様な一日を過ごせることが可能となった状況が長く続いてくれれば嬉しいのですが・・・。
 先日お伺いしたHyper Guitarsでベース担当スタッフのKさんとしばしの間情報交換をさせていただいた際に仕入れた“ネタ”です。私の何十倍ものマニアックな知見をお持ちのKさんからの細かすぎる“ネタ”ですので、ご興味のある方はお読みください。



■ OPBのブリッジカバー

 レアな54年のOPBを見せていただいた際に、私の「塗装ダメージが無いですね。」との感想に、Kさんの返事は「そうですね。ブリッジカバーが逆向きに取り付けられていなかったのでその塗装傷も無いですし。」でした。

 そうなのです。OPBのブリッジカバーは、デフォルトではPUカバーと同方向に取り付けられていたのですが、これがその後のオーナーによって逆向きに取り換えられているのを見かけるケースがあります。下の画像は手持ちのOPBでその状況を再現しています。

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 私はこれまで「これは何故に逆向きなのか?」と疑問視した事は無くて、「世の中にはこちらの方がカッコ良いと思う人がいるのだ」程度の認識だったのですが、Kさんのお考えは「ミュートをオフにする為に逆にしている」でした。

 レオ・フェンダーがウッドベースの音を手軽に再現したいとの思いで開発したOPBのブリッジカバー裏には弦ミュートの為のスポンジが貼り付けてあるのですが、このミュート具合を好まなかったプレーヤーがブリッジカバーを逆向きにしてミュートをオフにしたという推測なのです。

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 なるほど、これは一理あるというかこれが正解かもしれませんね。ミュートスポンジを剥がすよりも簡単にミュート・オフにできます。PBやJBのようにエンド側が袋になったブリッジカバーは逆使いができないのですが、両側がオープンのOPBのカバーならではのミュート・オフの方法だったのですね。



■ H氏のThunderbird

 お店ではノンリバのThunderbirdが販売されていたのですが、これはMr. Thunderbirdと呼ばれるH氏の販売委託品という事で、チェックさせていただきました。

 TBのブリッジ廻りは、サドル調整でのオクターブピッチが合わない、テールピースのスリットが狭いので太い4弦が入らない等の問題があります。私はこれらの対処方法として、ブリッジサドルを特注したり、4弦の巻き仕舞い部を金づちで叩いて断面を薄くしたりしているのですが、H氏のTBはどうなっているのか?興味がありました。

 H氏の他のTBと同様に、ブリッジはオクターブピッチが揃うようにネック側に移設されているのは一目で分ったのですが、Kさんの情報によると「テールピースの4弦用のスリットは拡大してある」との事でした。TBをメインで弾き続けておられるH氏としては必然の改造ですね。

 そこで私の疑問は「Gibsonでの出荷時には4弦のテールピースの収まりがどうなっていたのか?」に変化したのですが、Kさんに問うと以下の返答でした。

 「お客さんがビンテージのTBを所有されていて、そのケース内にGibsonの当時ものの純正弦のパッケージがあり、それをチェックすると細いゲージだった」そして「続けて調べてみるとGibsonの当時の弦のカタログに辿り着いた」という事で、カタログの画像を見せていただきました。

 ゲージの数値は覚えていないのですが、テールピースのスリットに収まる細いゲージには間違いないです。そしてその当時は未だラウンド弦が販売されていないので、フラット弦のみの選択肢でした。

 ベースショップのGeek In Boxで、FenderスタイルにTBタイプのPU・ブリッジ・テールピースが搭載されたベースが販売されているのですが、その商品説明には「テールピースの特性上、テーパードの弦(R.Cocco)を標準採用。(基本的には4弦にはテーパードの弦をご使用ください。)」とあります。言い換えれば「4弦はテーパードの弦しかテールピースに収まりません」となります。



 Hyper GuitarsのKさんからはこのような“コア”なお話が聞けてとても参考になりました。又のお伺いの機会には次なる“ネタ”を仕入れたいものです。
 先週、本当に久し振りに出張をしたのですが、目的地への経由地の東京で少しの時間的余裕があったので、これも久し振りとなる楽器店巡りを行いました。



IMG_1301_202210201549062c1.jpg 先ずは大久保のGuitar Shop Barchie’sへ向かったのですが、6階のエレベーターを降りた途端に、エレベーターホールにはかなりの大音量でロックなベース音が響いていました。


 ドアを開けて入店するとタイミング良くというか、ロックベーシストの寺沢功一さんが、エンデュ―スするTsubasa Guitarworkshopのベースを弾きながらのプロモーション・ビデオの撮影中でした。

 壁に数多く掛けられたTsubasaのベースを持ち替えて試奏し、それぞれのインプレッションを語るという流れでの撮影だったのですが、私が店に居たタイミングでの数本の2ピックアップのJBタイプの試奏では、それぞれに明確な出音の差があり、興味深く聴かせていただきました。

 寺沢功一さんは各ベースの特性に合わせたフレーズをアドリブで弾かれていて、インプレも「なるほど」とうなずいてしまうものでした。このプロモ・ビデオは既にBarchie’sのTwitter等で公開中です。



IMG_1304.jpg Barchie’sからは徒歩で新大久保に向かい、最近は芸人さんのYouTubeでもちょくちょくと見かけるようになったHyper Guitarsを訪問しました。


 ベース担当のKさんとも久し振りだったのですが、流石にビンテージベースに詳しい方で、しばしの間情報交換をさせていただきました。その時に仕入れた“ネタ”は後日アップしようと思います。

 「珍しいケースなので見てください」と店の奥から持ってこられたのは、ヘビ(ワニ?)風の表皮でベースの形状にカクカクと成形されたもので、私は初めて目にしたケースでした。

 その中のベースはケース以上にレアなもので、コンターカット初年度の54年OPBのブロンドアッシュ、しかも目立つ傷や金属パーツの錆の無いミント状態のブツでした。持たせていただいたのですがとても軽量で3kg中ほどと思われ、もしも弾いたらブルブルとボディーが震えそうだったのですが、持っているのが怖いほどに博物館収蔵品クラスの貴重なベースだったので、早々にケースに戻しました。

 ガラスのショーケースを開けて出していただいたもう1本のベースは58年のPBです。メイプルネックとアノダイズド・ピックガードで、私個人的にはとても好みの仕様です。こちらもミント状態で既に売却済だったのですが、ケースの下にチラッと見えたプライスメモには4に届くほどの数字が書かれていました。

 上述の2本も、そしてBarchie’sにあったラウンド初年度の62年JBも共にネットには未掲載なのですが、アメリカ本国でもビンテージの価格は高騰を続けており、そこに円安が拍車を掛けていて、もう楽器としての妥当な価格を遥かに上回ったものとなっているので、ネットで見ようが見まいが私にとってはいずれも縁遠い話となっています(汗)。



 それにしても久し振りのBarchie’sでは耳の保養を、そしてHyper Guitarsでは目の保養をさせていただき、短時間での2店舗のハシゴとしてはとても充実した内容になっています。次に時間のある時は在京のベース友達と、のんびりとした楽器店巡りを楽しみたいものです。
MAH00018 (13) コロナの規制も徐々に緩和され、このところは月1のペースでLiveに参加できるようになっています。




IMG_7422.jpg 一旦は完成としたコンポベースⅠですが、このようにライブをこなすなどしてからの気になった点を手直ししました。




IMG_7623_20220730111301add.jpg 先ずはピックアップ(以下PU)です。これまでSeymour Duncan / Antiquity → ブランド不明のJBタイプとしていたのですが、張っているフラット弦では少しヌケの悪さを感じたので、Lindy Fralin / J-Bassに交換したところとても良い結果となりました。ヌケは良くなり、これまで不満点だった2弦の音量の小ささも解消できていて、ボディー、ネック、弦とPUが最良に組み合わさった感がします。


 Lindy Fralin氏は高齢の為にPUの生産数を減らすという事で、ディーラー契約が解消されて直オーダーのみの受付となったようで、既に中古のPUは高額での販売となっています。現時点でJBとPB用のLindy Fralin PUを持っているのですが、大切に使っていこうと考えています。



 様々に変更してきた後にスイッチでの2PUの切替えとしていたコントロール回路ですが、PUをLindy Fralinに交換した後には2PUをフルでミックスすると音が細く感じる事があり、ここはやはり2PUがブレンドできる回路が良いと考えました。

IMG_7634.jpg OPBスタイルのコントロールプレートには標準の大きさのポットは2個しか取り付けられないので、1個をJB用のスタックポットとし上下ノブで2PUのボリュームコントロールを行い、もう1個のポットはマスターのトーンコントロールとしました。


 フラット弦の使用が前提なので、トーンポットはSonic / FT-11 FULL-UP TONE POT 250kΩを使い、トーン・ノブのフルアップ時にはコンデンサーを介さないクリアーな出音としています。またトーンコンデンサーはビンテージのダイレクトロン(サークルD)0.05μFにしていて、ノブの絞り初めにはあまりモコらないトーンとなっています。

IMG_7633.jpg リアPUボリューム用の下段ノブにはクリックがあるので、両PUフルアップから1クリックほどリアPUを絞った状態での出音が、太さと歯切れ感がとても良い塩梅となっています。またフロントPUのみではPBライクな出音となり、1PUで充分に使う事ができるようになったのもLindy Fralinならではと思います。その1PU時でも各キャビティー内への導電塗料の塗布によるノイズ対策で、気になる程のノイズはありません。




 ブリッジは何がベストなのか本当に悩みました。これまで交換して出音をチェックしたブリッジ遍歴です。①BABICZ / FCH Original Series 4-String Bass Bridge、②Hip Shot / 4 Strings Vintage Bass Bridge 750、③ノン・ブランド / 円筒サドル、④KTS / WB-1 Titanium Bridge Plate for Bass + Freedom Custom Guitar / Tone Shift Bridge Saddle for Bass

IMG_7629.jpg これだけブリッジを交換してもイマイチの感覚があったので、基本に戻ってFender / Vintage-Style Bass Bridge Assembly(スパイラスサドルのビンテージスタイル)に取り換えたところ、このブリッジがこれまでに試奏した中で、最もボディーとネックの振動具合が自然で、アンプからの音量が大きく、ダイナミクスが付けやすくて、弾いていて心地良いベース音となっています。手持ちの多くのベースがこのブリッジなので、収まるべきところに収まったという事ですね。


 サドルをスパイラルに決定する前に円筒と弾き比べてみたのですが、スパイラルでは明るく、円筒では沈む出音となったのが明確な違いとして分かりました。前述のPUの所にも記したのですが、フラット弦にはスパイラルサドルがマッチしています。



IMG_7500.jpg 今更なのですが、ベースの全てのパーツにおいて、ブランド名・価格等は関係無く、そのベースにおいて何がベストなのかは組み込んでしまわねば分からないという、シロートさんか!とツッコミが入るような結末となったこのコンポベースⅠの組み立て記でした。




IMG_7180.jpg この度のコントロール回路の使い勝手がとても良いと感じたので、61JBも同じ回路としています。(取り外したオリジナルの3ポット回路は大切に温存中)
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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