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IMG_8800.jpg 自宅での練習で使用しているベースアンプをこれまでのAmpeg V4BHヘッドとSVT-212AVスピーカーキャビネットの組み合わせから・・・、


IMG_8801.jpg B-15Sコンボに交換しました。このコンボのスピーカーは15インチ1発でかなり低域が出るので、大音量での演奏は自宅では無理なのですが、逆に小音量でもそこそこにファットな出音となります。キャビの直前でベースプレイをすると、そこは低音だらけの空間なのですが、キャビから少し離れて聞くと以外にも高域の歯切れ感があるので、ツィーターの必要性を感じなくて済みます。特にヴィンテージのPBとはとてもマッチングが良いですね。




 B-15タイプのヘッドは機種によりプリ部の回路構成が異なっており、このB-15Sは2chとなっています。ある日、1chでのプレイが終わった後に、2chにベースからのシールドを挿し替えしたら、ここからは音が出なかったです(汗)。

 これは何か問題がある筈とヘッドの真空管保護用のメタルカバーを上から覗くと、パンチングメタルの隙間から白い丸みが見えたので、そのカバーを外すと案の定2chに対応しているプリ管の内部が白濁していたのでした(汗)。

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IMG_8814.jpg 白濁したプリ管を取り外してチェックするとガラスにヒビが入った為に真空管内部に空気が流入してこうなっていたのでした。


 以前、音色を好みとする為にプリ管を様々に交換してチェックした事があるのですが、その際にガラスにダメージを与えたのかもしれません。この真空管はSovtek 12AX7WAで、スペアもあったのでそれと差し替えしておきました。

 B-15Sのプリ部の2chはそれぞれ1本ずつの同品番の真空管が対応していて、1chにはBass/Flat/Guitarのキャラクター切替えスイッチ(私はFlatで使用)があります。2chにはこの回路が無くて出音的にも余計な回路を経由しないダイレクトな感じがするので,
この2chからの出音が好みです。
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 3月3日に今年初のライブを行いました。久しぶりの地元のジャズカフェ《マルフク》での〈雛祭りLive〉にラテンバンドの熱狂楽団TAPASCONが参加しました。

熱帯楽団TAPASCON
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 この日は雨で外はまだ寒さを感じる夜でしたが、店内はアツアツムードで、大勢のお客さんの前での演奏を楽しんだメンバーです。



 TAPASCONは3月24日(日)にはシロイルカのパフォーマンスで人気の水族館アクアスでの〈アクアス春祭り2019〉に出演します。

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 この後も4月には市民祭に参加予定で、“お祭りバンド”のTAPASCONは今年も元気よく活動を開始しています。
 私の63PBはレアなブロンズ塗装(リフィニッシュ)でライトアッシュボディーという事で、アルダーボディーのPBでイメージするファットな出音と異なり、歯切れ良い出音が特徴となっています。

IMG_8923.jpg これまではその歯切れ良さを更に増強する為に、オリジナルの状態からトーン・ポットを250kΩから500kΩへ、トーン・コンデンサーを0.1μFから0.05μFに交換していました。


IMG_8924a.jpg アルミプレートは、ジャック廻りで破損したピックガードの補修部を補強する為に作製したものです。このプレートの取付け前はプラグを右手で抜く際に更なる破損の防止の為にピックガードを左手で押さえ付ける必要がありました。上画像でキャビティー底に見える銅板のシールドプレートも自作して追加したものです。


 この63PBはこれまでラウンド弦だったのですが、少し前にFenderのフラット弦に交換していました。このFenderのフラット弦は材質がステンレスで一般的なフラット弦よりも高域が強く出る弦で、これをこれまでの歯切れを増すトーン回路に交換している63PBで使うと、高域が立ち過ぎて低域が不足気味になる感がしたので、トーン回路を元に戻す事にしました。


IMG_8930.jpg 回路を元に戻した状態で、配線材以外のポット×2・コンデンサー・ジャック等は63年のオリジナルパーツです。オリジナルの配線材は撚線に青錆が発生していたので再使用していません。以前の使用時にはガリが発生していたポット×2は入念にクリーニングを行い、ガリを消しています。配線の引き回しもオリジナルを踏襲しています。


IMG_8938.jpg パーツ交換が終わった回路にピックガードを取り付けました。ピックガード裏の薄いアルミ・シールド板(オリジナル)は発生していた錆をサンドペーパーで落としたので、ペーパー傷だらけです。このくらいガシガシと削らないと錆が落ちなかったので・・・。

 ボディー上に置いているのがこれまでのパーツで、左から250kΩのボリューム・ポット、0.05μFのトーン・コンデンサー、500kΩのトーン・ポットです。


 1963年の製造時のパーツに戻った回路からの出音は、トーンツマミがフルアップでもこれまでよりも幾分モコっているのですが、ステンレスのフラット弦からの高域をカットする為に更にトーンツマミを絞った時に塩梅良いモコり具合になり、落ち着きのある音となっています。

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 そして上画像をご覧になれば、ブリッジ部に小さなウレタンスポンジでの弦ミュートがあるのが分かるのですが、このくらいのソフトなミュートで音の伸びが私の好みの状態になります。

 PBにスポンジミュートと言えば、Queenのジョン・ディーコンをイメージする私ですが、映画“ボヘミアン・ラプソディー”でのPBにはどの年代も一切スポンジミュートがなされていなかったですね。せめて初期のロングヘアー時のPBにはミュートが欲しく感じた私です。もう一点、Live Aidの際にジョン・ディーコン役が穿いているジーンズがボタッと太いのが気になりました(笑)。本物はもっとタイトでしたので・・・。



 ネットパトロールをしていたら、同様にアルミプレートでの補強がなされているPBを見掛けました。こちらは、トーンポット~ジャック間の補強となっています。

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1959-PB-SB6__35.jpg 「うーん、良い仕事していますね」と評価したかったのですが、アルミプレートが大き過ぎたのかボディーを削って収めています。仕事振りは私の方が丁寧です(笑)
 68Telecaster bass Pink Paisley(以下68TLB)の塗装をメンテしました。

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 この68TLBは通常のテレベの木ボディーの表と裏面にペイズリー柄の紙を貼り、その上にこってりと厚いポリウレタンクリアーを吹いた仕上げで、木ボディーとポリ塗装がダイレクトに密着していない為に、殆どの個体が経年変化でトップのポリ塗装にクラックが入っています。そしてクラックだけならまだしも、ポリ塗装がペイズリー柄の紙を引っ張って、ボディーから剥離している(浮いている)事もあります。

 私の68TLBもご多分に漏れず、ポリ塗装がボディーから浮いて、指で叩くとペコペコと音がする箇所がありました。これを放置するとポリ塗装が裂けて衣服などに引っ掛かり、めくれ上がる事も考えられるので、今回対処する事にしました。

IMG_8952.jpg ボディー周囲をチェックしてダメージの大きい箇所を選びました。クラックがT字に交わる箇所にカッターナイフで切れ目を入れて、爪楊枝を挿し込んでポリ塗装を浮かし、ポリ塗装と共に浮いたペイズリー紙とボディーとの隙間に低粘度の瞬間接着材を注入しました。(内視鏡手術の様ですが・・・笑)


IMG_8957.jpg すぐさま大型クリップで接着箇所を押さえ込み、接着剤の硬化を待ちました。この手順で表裏で計6箇所のポリ塗装浮きに対処しています。


IMG_8964.jpg T字型クラックは上記の方法で対処したのですが、直線のクラックではポリ塗装を無理やり浮かすと新たなクラックが発生する恐れがあるので、エナメル・クリアーをクラック筋に滲み込ます方法で対処しました。エナメル塗料にしたのは溶剤がポリ塗装を侵す心配が無いので、塗料がはみ出ても直ぐに溶剤で拭き取れるからです。


 エナメル塗料でのクラック処理は以前に行っていたのですが、瞬間接着材の注入は今回が初めてでした。瞬間接着材といえば硬化後に白く粉を吹くケースがあるのを懸念したのですが、今回はクリアーのポリ塗装の裏ではなくて、ペイズリー紙の裏に瞬間接着材を注入したので、施工後しばらく様子を窺っていてもボディー表面側にはなんら問題が発生していません。

 今回の処理は目に見えるクラック筋の消去にはなっていないのですが、経年変化を感じつつもダメージとはなっていない、味わい深い仕上がりとなり、満足しています。

 弾きっぱなしでOKの手間要らずのヴィンテージ楽器もあるのですが、今回のように手が掛かるのもそれはそれで可愛いものです。50歳を超えたベースですので、今後もお肌のお手入れをしながら、弾き続けていければと考えています。
 前の記事でFullertone JBに取り付けするペグを選択したのですが、同じタイミングでペグ・ブッシュも比較して選択しました。

 米国のインチ規格ならともかく国産のミリ規格のペグ・ブッシュならどれもほぼ同じものと思っていたのですが、実際に下のようにノギスでブッシュの外径、内径、そして重量(4個計)を計測すると・・・、

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IMG_9131.jpg 手持ちの4セットの計測値は全てバラバラという結果となりました。


 先の記事のペグ選択でこだわったのは“重量”ですが、今回のブッシュ選択でこだわりたかったポイントは“遊びの無さ”です。以前にFullertone JBに取り付けしていたペグのポストとブッシュには隙間があり、そこでポストが弦の張力で傾き、ブッシュが浮き上るというマイナートラブルがあったので・・・。

 上の4セットの中で最も内径の狭い(14.2mm)右端のブッシュに先の記事で選んだペグのポスト(ポスト径14.0mm)を挿し込むと遊びが殆んど無くなりタイトな収まりとなったので、これをFullertone JBのヘッドに取り付けする事にしました。

IMG_9134.jpg 取り付け時にはこのブッシュの外径が18mmと大きめだったので、これまでのブッシュ穴をリーマーとヤスリで拡大し、シャコ万を使って押し込みました。かなりタイトに押し込んだので、これまでのように接着剤の塗布は不要で、今後ブッシュがぐらつく心配は皆無と思います。


 さてこれでペグの取り付けを行なおうとすると、ペグのポストとブッシュの遊びが無くなった為に、これまでのペグ取り付け用のビス穴にビスが入り辛くなった箇所があったので、時間を掛けて修正しながらの取り付けとなりました。メーカーでの生産時の素早いペグの取り付けの為にはこの“遊び”が必要なのでしょうが、私にとってはこの一手間がとても楽しめる時間となり、精度の高いペグ取り付けとなりました。

IMG_9136.jpg ペグのポストとブッシュの遊びが無くなったとはいえ、ペグ取り付け後のチューニングはとてもスムースに行えます。又、弦の張力によるペグ・ポストの傾きが抑えられるので、今後のウォームギアへの悪影響も無いと思われます。


IMG_9141.jpg そしてペグポストとブッシュ間に遊びが無くなった程は弦の振動が余すことなくネックに伝わる感触がしています。ペグがこれまでよりも軽くなったのでコンプ感が少し減少したのですが、逆に抑制されていた立ち上がりの暴れ具合が増して発音が良くなったのも確かで、かつヘッド落ちが減少したという良いこと尽くめのペグ交換となっています。


 軽量ペグでは明るさと歯切れが得られ、重ためのペグではどっしりとしたコンプ感が得られるのは経験で分っていたのですが、その中間の重量のペグでは重みと歯切れがミックスされた、これはこれで美味しい出音となるのが分かった今回のペグ交換でした。何事もやってみなけりゃ分からないですね。
プロフィール

F-nie

Author:F-nie
回りまわって最後に辿り着いた、Vintage Fender Bass
とことん、追求しています。

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